よんばば つれづれ

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媚びず頼らない十代が清々しい『お縫い子テルミー』栗田有起著

『お縫い子テルミー』 祖母と母のもと、学校に行くことなく、定住する家も持たずに育った照美は、15歳のときに南の島を出て、東京の歌舞伎町を目指す。そこでなら女一人でも生きていけると思ったから。 その街で女装の歌手シナイちゃんを知り、恋に落ちる。…

思いがけない訪問

午前中、民生委員として主任児童委員のSさんと一緒に赤ちゃん訪問に行った。あいにくお留守で夕方出直すことになったが、このSさんにはこの間の保護子猫のときお世話になったし、話しやすそうな方だなと思いながらゆっくり話す機会もなかったので、うちの…

情けない体力

昨日はチャリティーバザーの初日。8時50分の集合に間に合うよう、家を7時45分に出た。会場である豊橋文化会館の前を通るバスは1時間に2本しかなく、ちょうどいいものがないため、ひとつ手前の停留所を通る別の路線を利用し、定刻の10分前くらいに着いた…

一日中バザーの準備でくたくた!

豊橋ではだいたい町内会ごとに老人会があり、それが小学校区、近隣地域とまとまっていき、市内のたいていの老人会は、市の福祉部長寿介護課内に事務局がある、豊橋市老人クラブ連合会(愛称:ゆたかクラブ豊橋)という団体にまとめられる。 この超高齢化時代…

林業と山里の暮らしが魅力的な『神去(かむさり)なあなあ日常』三浦しおん著

作品は2007年~2008年に徳間書店のPR誌『本とも』に掲載され、2009年に単行本として出版されたものだ。映像化しても魅力的なものになりそうだなどと考えながら楽しく読んでいたのだが、やはり5年前に染谷将太くんの主演で映画化されていた。 いい加減な高…

雨の中、市民総おどりが行われているらしい

10月の第三週末は、毎年恒例の豊橋まつりだ。一日目の土曜日の夜は市民総おどりといって、市内のいろいろな団体がそれぞれ団体ごとの揃いの浴衣で列を作って、街中を流し踊る。参加人数の目標は二万人とか。私は一度も見に行ったことがないので、どの程度の…

インビザラインの到達点が見えた

昨日歯科受診して、マウスピースの最後の3組を受け取った。まだ一週間ずつ、三週間装着しなければならないが、それでもこれで、やっと歯列矯正のゴールが明らかになったのだ。 一番初めのものと比較すると、その違いはくっきり! 左が上の歯、右が下の歯 (…

花粉症を忘れていた!

墓参に出かける道すがら、歩道のわきにヨモギが花をつけているのが目に入り、気が付いた。そうだ、もう秋の花粉症のシーズンが始まっているはずだと。例年なら遅くとも9月中には始まっている。ひどい年は「あっ、今日この瞬間にスタートした!」と自覚でき…

不足分の切手を買いに・・・

コンビニより24時間営業のスーパーのほうが近いこともあって、めったにコンビニに行かない私だけれど、せっかく先週金曜日に2枚の葉書を書きながら、10月からの郵便料金値上げで買い置きの62円切手だけでは投函できず、1円切手を買うため最寄りのコンビニ…

GYAO!で『パディントン2』を観る

台風19号は温帯低気圧に変わって北海道沖の海上に去ったが、またしても甚大な被害を残した。亡くなった方もあり、まだまだ被害のただなかにいる方も少なくないことと思う。のんきにブログの更新などしていることが、申し訳ないような気分だ。 昨日はその台風…

今日はカミングアウトデー

今日10月11日はカミングアウトデー、自身の性的指向や性自認をカミングアウトしたレズビアン、ゲイ、バイセクシャル、トランスジェンダーの人々を祝い、人々の認識向上を目的とした記念日なのだそうだ。たまたまつけたテレビで、このLGBTの人たちが、い…

『まだ結婚できない男』さん、「通り一辺倒」ってどんなこと?

阿部寛さん主演の『結婚できない男』は、かつて人気ドラマだったらしい。最近午後の時間帯に再放送されていて、それで初めて見ている。 今季、13年ぶりにその続編がスタートし、話題になっている。旧作がまだ終了していないが、新しいドラマの第一回の録画を…

術後1年の定期検診でお世話になった聖隷浜松病院へ

変形性股関節症で人工関節置換手術を受けてから、1年がたった。前回検診を受けた2月に予約していた今日、再び浜松に出かけた。8月に孫の吹奏楽の東海大会で息子夫婦と訪れたので、浜松駅自体はつい先日来たばかりという気がした。 出不精の私が鉄道を使っ…

話した、話した!

20年以上前に独立で家を出てから、初めての三泊の帰省を終えて次男が帰っていった。 一人での外食が苦手な私は、この時とばかり大好きな割烹ゆうしゅんさんに出かけたり、寿司やパエリャのデリバリーを利用したりで、このところ相当頑張ってやっと1キロ落と…

『雨のち晴れ、ところにより虹』吉野万理子著

夫婦、母娘、女友達、初恋の人・・・など、大切な人とのちょっとした心のすれ違いと和解を描く6つの短篇集。第五話の『ブルーホール』だけが少々趣が異なるけれど、そのほかの作品には、共通の人物がさりげなく登場していたりして、鎌倉や逗子を舞台にして、同…

チャリティー・アート展追加

昨日の記事に、2つのグループ合同のミーティングと書いたが、誤りで、3つだった。スタンディングと、前川さんや伊藤詩織さんや望月記者への応援葉書のキャンペーンを行ったじじばばの会と、そして「スイミー(仮)」だ。 そうは言っても、”言い出しっぺ”と…

爽やかな二人の恋に拍手『これは経費で落ちません!』

今日は11月のチャリティー・アート展にむけて、”言い出しっぺ”が関わる2つのグループ合同のミーティングを行った。 今まではほとんどの企画をスタンディングが主導してきたけれど、もう一つのグループ(今のところ「スイミー」という仮の名をつけている)は…

温活ドリンク・インビザライン、いろんな途中経過

今日の日本語教室は生徒さんの欠席が重なり、教わるほうは1人で教えるほうは6人だった。もちろんそのたった1人を6人で取り囲んだらこわいかもしれないので、2人が担当し、残りの4人はフリートークになった。 その4人でのおしゃべりの輪の中に70代の男…

心地よい端正な超短編集とエッセイ『空の冒険』吉田修一著

直前に読んだのが、数年前に本屋大賞を受賞した作家の近刊で、これが受賞作とは作風が違うのかも知れないが、小学生か中学生の作文のようなしろもので、いちおう途中離脱はせず読み通しはしたものの、読み終わったときは変な疲れ方をしていた。 そのあとで本…

ETV特集『辺野古 基地に翻弄された戦後』と昨日書き忘れたもう一つ

録画しておいたETV特集を見た。昨日の講演会の会場でも案内があった『辺野古 基地に翻弄された戦後』だ。 島民の四人に一人が犠牲になったという沖縄戦に始まって、終戦後も27年間もアメリカの統治下におかれ、土地は勝手に接収されて基地を作られ、ベト…

元山仁士郎さんのお話を聞く【追記あり】

東三河九条の会主催の講演会で、沖縄・辺野古基地建設の賛否を問う県民投票をハンガーストライキまでして成功に導いた立役者、元山仁士郎さんのお話を聞いた。 案内の葉書には「若者の政治離れ又は保守志向が問題になっており」とか、「現役学生が語る現在の…

コスモス会の料理教室で鬼まんじゅうを作る

今週のコスモス会は料理教室、作るのは鬼まんじゅうだ。まだ仕事を辞めて間もないころ、たっぷりある時間を楽しんで作った。その時にこのお菓子が、この地域独特のものだと知ったことをこのブログに書いた。 yonnbaba.hatenablog.com このところ参加者の少な…

ドラマ『パンとスープとネコ日和』から群ようこさんの『三人暮らし』を読む

先日Huluで久しぶりに『パンとスープとネコ日和』を見た。 やっぱり、心が穏やかになってとても良いドラマだと思う。主人公のアキコを演じる小林聡美さんはじめ、もたいまさこさんや光石研さんなど荻上監督の作品でおなじみの俳優陣もいいし、アキコが始める…

「いちにじゅうパジャマでもいいみらい」とか、『それしかないわけないでしょう』ヨシタケシンスケ著

大人にも人気の絵本作家、ヨシタケシンスケさんの作品。 私が子供のころの未来は、いつもバラ色だった。今、未来のことを考えると、日本はもちろん、世界に目を向けても、想像される未来は暗い。60年前に比べて現在の社会は物質的には豊かになったけれど、子…

9週間ぶりのコスモス会

先週の国際協力コスモス会は夏休み明けのポットラックパーティーだったので、インビザラインのマウスピース装着中の私は、長時間外すことになるため欠席した。で、今日は9週間ぶりの参加となった。夏休み前から外国の方たちの参加が少なかったが、やはり先…

またしてもウッカリをやってしまった!

木曜日の今日は日本語教室。夏休みも終わって二週目だ。先週から入った3人の方はいらっしゃるだろうか・・・などと考えながら会場に行く。 先週からの3人もみえ、今週からの方も2人、久々の方が3人いらして今日の生徒は8人、最近のこの教室としてはかなり…

手術翌日からICUでリハビリ!『ノーナレ 超リハビリ』

NHKのドキュメンタリー、ノーナレ「超リハビリ」を見た。和歌山県立医科大学のリハビリテーションチームの取り組みを紹介している。 そのリハビリは、くも膜下出血や大動脈などの大手術を受けた患者さんに対し、手術の翌日、ICUにいる時から始まる。さ…

逆効果になったお祝い

昨日郵便受けに、今年の統一地方選で市会議員から県会議員に鞍替えした代議士からの封書が届いていた。「祝電在中」と表示されている。はて、議員先生からお祝いしていただくようなことはないはず(そもそもなぜ私の住所を知っている?)だけれどもと、いぶ…

時代に翻弄された恋『恋歌』朝井まかて著

今回の『恋歌』は、7月に朝井まかてさんの『眩(くらら)』の感想をアップした折り、AO153(id:A0153)さんがコメントでご紹介くださった作品だ。 明治時代に『藪の鶯』を書いた三宅花圃が語り手となって、短歌の師である中島歌子が幕末の水戸でたどった数奇…

増税前の駆け込み需要はいかに?

9月に入り、消費税の増税まで一か月を切ったのだけれど、駆け込み需要というのは今回どうなのだろう。軽減税率の準備が大変で、レジスターの生産や店側の準備が追い付かないというニュースは聞くが、駆け込み需要のニュースはあまり聞かないように思う。 そ…