よんばば つれづれ

現在はこちらで書いてます https://hikikomoriobaba.hatenadiary.com/

思いがけない訪問

午前中、民生委員として主任児童委員のSさんと一緒に赤ちゃん訪問に行った。あいにくお留守で夕方出直すことになったが、このSさんにはこの間の保護子猫のときお世話になったし、話しやすそうな方だなと思いながらゆっくり話す機会もなかったので、うちの駐車場に車を止めていることだし、お急ぎでなければとお茶にお誘いした。

 

私のインテリアに興味を持ってくださり、同じように二人の男の子(うちはもうどちらもおじさんだけど)の母親でもあるなど共通の話題も多く、思った通り話は弾んで、お昼近くまであっという間に過ぎた。

 

Sさんを送り出して一人のお昼の片付けも済ませたところに、玄関のチャイムが鳴った。どなたかしらと出てみると、日本語教室のトルコ人のTさんが立っている。実は、先日の送別パーティーに私は出席できなかったので、我が家へお茶にお誘いするラインを昨日送ったところだった。彼女の都合の良い日にということで、来週の月曜日になっていたのだけれど、一瞬彼女が勘違いしてやってきたのかと思った。

 

オッチョコチョイな私と違って聡明な彼女のこと、そんなことがあるはずがない。激しい雨の中、大きくて重そうなスーパーの袋を二つも提げて、足が痛くて買い物も不自由だろう私のために、差し入れを持ってきてくれたのだ。「病気の人、困っている人を助けるのはトルコの文化です」と美しい青い瞳でニッコリ。どうせなら来週のお茶を今日でも・・・と思いお誘いすると、今日はこれから仕事(英会話教室の講師)だと言う。では改めて来週ねと、また雨の中傘をさして去る彼女を見送った。

 

f:id:yonnbaba:20191025130427j:plain

2キロのお米、お茶の大きなペットボトル、牛乳、たっぷりの果物、パン、ヨーグルト、卵にお刺身まで。必需品、身体に良いものが網羅されている。なんてありがたい心遣い!ヘタレがポットラックパーティーを休んだばかりに、彼女に心配をかけてしまった。

 

出るのが苦手で、自分の好きなようにしつらえた家でゆっくりするのが大好きな私だけれど、今日の午前と午後を通して、改めて身にしみる・・・

人とのつながりの、なんと楽しく温かくありがたいこと!