よんばば つれづれ

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2017-11-01から1ヶ月間の記事一覧

表紙の感じはいいんだけどね『さようなら、猫』井上荒野著

この表紙で、題名が『さようなら、猫』だもの、読んだ。 猫が登場する(姿は見えないものもある)九つの短編集。でも、猫はすべてわき役だったり、小道具のような扱いだ。猫好きがこの表紙に期待して読むと、たぶんがっかりする。著者は猫を飼ったことはある…

著作権侵害訴訟最終通知書なるもの

本日「著作権侵害訴訟最終通知書」なるものが届いた。 今までブログ仲間の方が、著作権のことではてなから削除要請が来た(だったかな?)というようなことを書いていらっしゃるのを時々目にした。幸い私はそういうことも体験していないし、第一、突然届いて…

女性に敬遠されたのは・・・

去年の8月から、毎月最終日曜日に催してきた「住み開き よんばばんち」(本当はよんばばのところが本名ですが)。12月は当該の日が大晦日、一週早めてもクリスマス・イブに当たるため、来月はお休みということにした。したがって一昨日は今年最後の住み開き…

今年も年に一度の防災訓練と突然のめまい

11月の最終日曜日は我が校区の防災訓練の日なのだそうだ。去年、初めてのHUG(避難所運営ゲーム)をしたことをブログで紹介した記憶があるが、それからはや1年ということだ。今年も参加してほしいということで、朝から小学校の体育館へ。 幸い穏やかな良い…

考え直してもいいこと

今日の東京新聞(中日新聞)のコラムは赤い羽根についてだった。 「赤い羽根」の共同募金運動が始まったのは、七十年前のきょう十一月二十五日のことだ。もっとも最初の年に募金した人に配られたのは、稲穂をデザインした金属製バッジ。「赤い羽根」が登場し…

ドキュメンタリー『72時間 マグロ漁師の短いバカンス』

録画しておいたNHKテレビの『72時間』を見た。今回は「マグロ漁師の短いバカンス」ということで、撮影地はスペインカナリア諸島の人気リゾート地にある港だ。世界中の漁船が立ち寄る港だという。そこで、おもに日本の漁船の乗組員をカメラは追っていた。 …

アンビリバボー!な鍼治療体験

通い始めは一回行くたびに痛みが軽減したマッサージだったが、一か月ほど経過した頃から、あまり改善が見られなくなった。先日受診した時、先生に「どうですか」と聞かれたのでそのことを言い、もしかすると筋肉だけの問題じゃなく、股関節の軟骨もすり減っ…

望月さんのツイート効果と嬉しいエコファー流行のニュース

先週NHKの朝のニュースで「今年はエコファーが流行している」ということを報じていた。近年動物愛護の観点から関心は高まってきていたようだが、フェイクファー生地を作る技術の高まりで、本物と見まがうものができるようになったのだそうだ。しかもその…

大にぎわいだったポットラックパーティー

この間の金曜日のコスモス会は、予定を変更してポットラックパーティーをした。以前この会に参加していて、その後インドネシアに帰国した人が、友人2人と一緒に日本に旅行に来たので、久しぶりにコスモス会に顔を出してくれるとの連絡が入った。それで急遽…

不具合の意外な原因と映画『写真甲子園 0.5秒の夏』

ブログを訪問してくださっている皆様、大変ご心配をおかけいたしました。パソコンを使っていれば、やはり多くの方が思いがけない不具合で痛い目にあっていらっしゃるようで、それぞれの経験談や解決法などをお教えくださり、感謝申し上げます。本日無事不具…

パソコンがネットにつながらない!

朝いつも通りにパソコンをスタートさせ、メールをチェックしようとすると、エラーの表示が出た。この頃ときどきこういうことがあるが、再起動やコントロールパネルからインターネット接続を繋ぎ直すことで解決できた。 ああ、またこれかという思いでそれらの…

小学校の学習発表会で子供たちに感動

今日は地区の小学校の学習発表会だった。民生委員としてご招待をいただいたので参加した。 あいにくの肌寒い雨模様。8時40分開始の、10分前に会場の体育館に着くと、来賓席のパイプ椅子には一つずつ即席カイロが置いてあった。でも天候が災いしてか、その席…

『空の名前』 光琳社出版と角川出版の微妙な違い

『空の名前』は私のお気に入りの本だ。高橋健司さんの雲を中心とした写真がとてもいいし、添えられた文章を読むのも楽しい。以前友人が入院した時にもプレゼントしたのだが、今回姉にも持っていった。話していると、病院の窓越しに毎日たっぷり空を眺めると…

お上りさんの見た運慶展と東京

***昨日の続きで*** さて、大変な混雑の中での落ち着かない鑑賞で、しかもあとの予定が決まっていて時間的にも余裕のない悪条件のもとでの運慶展だったけれども、やはり見て良かったと心から思う。ニュースなどで人気の展覧会の大混雑ぶりなどを知ると…

百聞は一見に如かず、大都会東京も、意外に元気な姉も

毎日、東京にお住いの多くのブロガーさん方のブログを読み、写真を拝見しているけれど、実際に私が東京に行ったのはいったい今から何年前だろう。すぐには思い出せないほど長いこと行っていない。 その私がやっと重い腰を上げて、今日は半日東京の人となった…

覆水盆に返らず・・・思い出深い本たちだったのに

子供たちが帰省した時に泊まるための部屋は、普段ほとんど使わない。掃除もごくたまにするだけで良い。で、先日久々に掃除機をかけるため、床に置いたものを移動させようとしたところ、観葉植物の鉢カバーの下から、隣に並べた絵本のあたりが乾いた水のあと…

なんだかゾワゾワする物語『星の子』今村夏子著

寡聞にして、この本のことも著者も知らなかった。芥川賞候補だった作品らしい。三島由紀夫賞や野間文芸新人賞を受賞している作家らしい。私はただ、市民館の新刊本のコーナーで目にし、装丁がきれいだったので借りてみた。 ミステリーではないので「ネタバレ…

地域文化の味わい 奥三河花祭り見物と北海道厚岸の「かきめし」弁当

昨日の土曜日、奥三河東栄町の小林地区に、国の重要無形民俗文化財に指定されている「花祭り」を見に行ってきた。ユネスコ時代の友人が、ぜひ見るようにと勧めてくれていたもので、以前は長時間になるため老猫たちが心配で出かけられなかったのだ。ドライバ…

ひと雨ごとに寒くなる頃

昨夜ブログを更新したあと、いささか後悔していた。 ヒトは立つことはおろか、ほとんど自分では何もできない状態で生まれてきて、長い年月をかけてさまざまな能力を獲得し、そして再びその能力を少しずつ(時によっては劇的に)失いながら生を終える生き物だ…

女優ミムラさんの「ミムラ」は・・・

先日録画したままにしていた『100分で名著』を見ていて、女優ミムラさんの後ろ姿の美しさに打たれてしまった。 男女の会話の部分の朗読で、川口覚さんが朗読しているのを、彼女はそばの椅子に座って聞いていた。その姿を斜め後ろからカメラがとらえていたの…

「サンシャイン水族館で魚大量死」のニュース

今朝インターネットにアクセスすると、いきなり「サンシャインで魚大量死」の文字が飛び込んできて驚いた。ここはずっと行きたいと思っていた水族館の一つで、ちょうど来週あたり行こうかなと計画していたところだったのだ。 大型水槽「サンシャインラグーン…

呆れてものも言えない・二の句が継げない・開いた口が塞がらない・・・

先週から、イヴァンカもトランプも見たくないので、ずっとニュースを避けていた。それでも、愛読しているブログや所属グループのサイトなどからも、さまざまな情報は入ってきて、なぜこんなおろかな首相の仲良しごっこに、貴重な税金をつぎ込まなければなら…

プロの仕事と浴室壁の思い出

私の住んでいる集合住宅の浴室は、コンクリートの空間があるだけ、という実に簡素なものだ。そこに居住者の裁量で風呂釜や浴槽を設置することになっている。 大きいけれども不便だった婚家を出た後、息子たちと3人で住んだ弘前の借家が、お洒落で便利にでき…

肉筆の力 詩織さんと望月衣塑子さんから・・・

この夏、私の所属する「じじばばの会」では、前文科省事務次官前川さんたちに応援はがきを送ろうというキャンペーンをした。 yonnbaba.hatenablog.com このはがきを受け取った詩織さんからはお礼の手紙をいただき、昨日地元の大学の学生自治会の招きで講演に…

インディアンサマー・老婦人の夏・小春日和の窓辺

二週続きで台風に見舞われた週末だったけれど、今週は好天に恵まれた。巷は三連休という方も多い。毎日が日曜日の私は特に連休だからといって出かけたりもしないけれど、気分転換に、孫へのはがきを投函がてらランチに行くことにした。 ポストのちょっと先で…

本好きにはやっぱり楽しい『お探しの本は』門井慶喜著

先日、いつも利用する市民館に行くと、書架の一角に「連作短編」というコーナーができていて、そこで見つけた一冊『お探しの本は』。殺人も刑事も出てこない、本にまつわるミステリーだ。 ***出版社のサイトの紹介文*** 和久山隆彦の職場は図書館のレ…

訪れたくなる空間 ドラマ『この声をきみに』の部屋

今日は楽しみにしているドラマ『この声をきみに』の放送がある日だ。もう今週と来週で終わってしまう。残念でならない。テーマといい、ドラマの作りといい、斬新で、まだまだドラマの可能性はあるということを示してくれた。 脚本も演じる俳優さんたちも良い…

日本で進むテロを潰す男たち 今野敏著『回帰』

近頃テレビドラマに出てくる警察組織は、内部の対立を強調したものが目について、こんなに互いに反目しあっていては、捕まえられるものも捕まえられないのではないかと心配になってしまうが、この小説はそのあたりのさじ加減が非常にうまい。刑事部と公安部…