よんばば つれづれ

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2017-05-01から1ヶ月間の記事一覧

久々のスタンディング、シール投票と、スイカ

久しぶりに駅前スタンディングに参加した。昨年の参院選のあと、私たち豊橋スタンディング+(プラス)は、スタンディングをするのを、原則週に一度、金曜日ということにして続けて来た。でも先週から、今は緊急時だから、なるべく毎日都合のつく人が立つとい…

『難民高校生』仁藤夢乃著―絶望社会を生き抜く「私たち」のリアル―

著者は現在27、8歳で、どこにも自分の居場所がないと感じているような若者を、大人や社会につなぐ仕事をしている。この本は、かつて月のうち25日は渋谷の盛り場で過ごしていたという著者が、一人の大人との出会いで立ち直るきっかけをつかみ、現在のような生…

ゴミゼロ運動、ゴロツキゼロ運動など

5月の最終日曜日の今日、豊橋市はたぶんあちらこちらの町内で、市民総出でゴミゼロの一斉清掃をしていたことと思う。暑くて汗だくになる年もあるが、今日は爽やかな風が少し強めに吹いていて助かった。 ゴミゼロ清掃については毎年のように書いているので、…

人も社会もダウンサイジング

身のまわりをシンプルにしたいという思いが、どんどん強くなっている。少し前に、食器類を一新したいと書いた。まだ「一新」まではいっていないが、うんと減らして、そして食器戸棚を替えた。ほぼ、半分のサイズになった。 Before After これに納まるだけの…

絵画と短歌、響き合う命のコラボレーション

昨年の豊橋スタンディングの作品展以来、にわかに画家としての活動も忙しくなり始めた”言いだしっぺ”が、いまグループ展を開催している。午後には民生・児童委員の定期総会が入っているので少々慌ただしいが、スタンディングの仲間が車に同乗させてくれると…

さすが本場、三輪の「焼きそうめん」とめはり寿司など

旅の最初の日は、愛知県は渥美半島の先っぽ伊良湖から、朝一番のフェリーに乗って三重県に向かった。三島由紀夫が『潮騒』に描いた島をはるかに眺めておしゃべりをしていると、あっという間に鳥羽に着いてしまった。 法隆寺、中宮寺を見て、お昼は「柿の葉寿…

祈りの旅は自然の偉大さの再確認の旅

先週末からまた旅をしていた。しばらくブログのお仲間の所にもうかがえていない。パソコンとは80時間以上離れていたし、スマホもゆっくり見る暇がなかった。 昨夜、と言うか、今日の夜明け前と言うか、帰宅したときには、またしても「浦島太郎状態」で、何日…

浅田次郎著『天切り松闇がたり 闇の花道』は、絶滅したかもしれない粋でいなせな闇の世界の物語【写真を追加】

『黒書院の六兵衛』以来の浅田次郎さんの作品。『黒書院・・・』を読んだのはほんのちょっと前のような気がするけれど、読書記録を見てみると昨年の6月だったので、約1年ぶりだ。あちらは比較的最近の作品だったが、この『天切り松闇がたり』は20年ほど前に…

墓参の功徳?

今日は母の月命日。墓参りに行く予定にしていた。ところが朝ちょっと込み入った電話があって、小一時間ほど話してしまった。それも、毛染め剤を塗ったままだった。普通なら15分か20分おくだけなのに、こんなに塗りっぱなしにして大丈夫だろうかとドキドキし…

直虎ゆかりの龍潭寺と焼津さかなセンターを訪ねるバス旅行

昨年、高齢化著しい団地の助け合いの意味を込めて、老人会を発足させた。今年は校区の老人会の団体にも加えていただき、今日はその校区老人会主催の日帰りバス旅行の日だった。こうした団体バス旅行は好みではないけれど、既存の3つのグループの取り分を減…

ルーツが分かっても分からなくても、人は「生き方」に意味がある

家系図を書くことがブームなのだそうだ。爽風上々さんが昨日のブログで書いていらした(「今こそ家系図を作ろう」岩本卓也・八木大造著 - 爽風上々のブログ)。それで納得がいった。過日「家系図は音訳者泣かせでした」というエントリを書いたとき、妙にアク…

快調な滑り出し、黒木華さんの『みをつくし料理帖』と雨のピクニック

楽しみにしていたドラマ『みをつくし料理帖』が始まった。正体不明の武士小松原に「下がり眉」と呼ばれるヒロイン澪を演じるのは、これ以上ないというほどの適役黒木華さんだ。黒木さんは下がり眉のイメージがあって、そうしてとっても可愛い女優さんだ。以…

日本文化紹介「折り紙の小箱」

自己都合とゴールデンウイークで休みが続いたため、半月ぶりの国際協力コスモス会。今日のテーマは折り紙。メンバーの一人が指導してくれて、こんなきれいな小箱を作った(ちょっと隙間が目立つのはご愛嬌)。 蓋と身とそれぞれ折り紙を8枚ずつ使っている。…

武田花さんの猫写真集『猫・陽のあたる場所』

武田花さんは武田泰淳・百合子ご夫妻のお嬢さん。お嬢さんと言っても私と同じ1951年生まれなので、はや前期高齢者に入れられるお年であるが。まあ、何歳になろうとお嬢さんはお嬢さんである。 『猫・陽のあたる場所』は、その花さんがまだ三十代の頃に出版さ…

歴史上の人物に魅力的な肉付け『書楼弔堂 炎昼』京極夏彦著

この作品はシリーズ物で、この前に『破曉』という作品があるらしい。ならば、このあと夜を副題にした第三巻が出るのだろうが、『破曉』から『炎昼』まで3年間あるので、次巻の出版は2019年あたりになるのだろうか。 実は私は先の作品を読んでいないのだけれ…

文房具屋さんに便箋を買いに行きたくなる、ドラマ『ツバキ文具店』

とかく原作を読んだ後に見る映画やドラマは、原作を超えられないことが多い。けれども今回のNHKドラマ『ツバキ文具店』は、原作で説明不足と思われた点もうまく流れを作っているため抵抗を感じなかったし、キャストも魅力的で大変良い作品になっている。 こ…

ドライブ日和に、ヤシの実の流れ着いた伊良湖岬へ

ありがたいことに、出不精の私を引っ張り出してくれる人がいて、ドライブに出かけた。季節も天候も、外で過ごすにはもってこいの気持ちよい日に、自然を満喫した。 行き着いた先は渥美半島の先端、伊良湖岬。雄大な太平洋!海を見るとなぜか懐かしいような嬉…

憲法記念日のスタンディング 【写真を追加】

昨日、豊橋スタンディング+(プラス)からメールの配信があった。「明日は憲法記念日。九条の会、安保法制の会とともに、10時からスタンディングを行います」とのこと。 で、参加してきた。 レンズが曇っていたのだろうか、なんだか画面がもやっとしているが…

申京淑(シン・ギョンスク)著『母をお願い』は、絶滅ちかい「おふくろ」の物語

「この小説のなかには私と、私の母親がいる。あなたと、あなたの母親がいる。そうして私たちは母というものの、途方もない大きさを、恐怖にも似た畏敬を持ってあらためて知るのである。」この本の帯に書かれた角田光代さんの言葉である。 この物語に描かれて…

今日から5月、大好きな月

珍しく写真から始めてみる。もっか満開のモッコウバラ。綺麗に咲かせていたお宅から枝をいただき、10センチほどの挿し木から育った。左奥のフェンスに絡んで白く咲いているのはハゴロモジャスミン。小さな鉢植えで、花も終り頃だったため割引価格になってい…