よんばば つれづれ

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覆水盆に返らず・・・思い出深い本たちだったのに

子供たちが帰省した時に泊まるための部屋は、普段ほとんど使わない。掃除もごくたまにするだけで良い。で、先日久々に掃除機をかけるため、床に置いたものを移動させようとしたところ、観葉植物の鉢カバーの下から、隣に並べた絵本のあたりが乾いた水のあとで白くなっているのに気付いた。

 

ええっ、まさか?!わが目を疑った。かなり間をあけて水やりしていたはずなのに、いつの間にあふれさせたのだろう。

 

婚家において来たり、厳選して持ち出したものも、本は引っ越しのたび大変でその後思い切って処分してきたが、子供たちが小さいころ、お気に入りでよく読み聞かせした本や自分自身が思い入れのある絵本は、古くて少々傷んでいても捨てることができずにいた。それなのに、不注意で水浸しにしてしまい、結果、隣の本とくっついてしまったり、ページが開けない状態にしてしまった。

 

いよいよ、手放すことを決心せざるを得なくなった。

 

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長男が生まれたときに友人が贈ってくれた、大好きないわさきちひろさんの絵本。子供たちにもずいぶん読み聞かせした。

 

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子育てにたくさんの学びをいただいた神奈川時代のお向かいの奥様が、長男一歳の誕生日にプレゼントしてくださった本。一歳の赤ちゃんにこんなに文字の多い本を?と驚いたが、意外にも息子は興味深げにずっと話を聞き、お気に入りの一冊になった。次男も好きで、よく二人で登場人物の面白いセリフを言って笑い転げたりしていた。これから加古里子さんのファンになり、随分たくさんの本を購入した。

 

f:id:yonnbaba:20171114153402j:plain これもかこさんの本。

 

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「おいしいよ」にはたくさんのおいしそうな食べ物が出てくる。小さかった息子が「〇〇ちゃんがすきなのはねェ・・・、これと、これと・・・」と指さし、「食べてみようか」なんて言うと、食べる真似をして喜んだものだ(小さい子あるある)。

 

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パディントン、絶版なのかAmazonでも在庫なし。ディズニー版より味わいがあって好き。

 

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一緒に並べていたので、ペーパーバックの英語版も一緒にオシャカ。

 

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これらの本も絶版のようだ。

 

 

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このあたりは私のコレクションだった。安野さんや谷内こうたさんの本はまた買いなおすこともできる。谷内さんの『なつのあさ』や『のらいぬ』もすごくいい。心がシンとして、泣きたくなってしまう本だ。

 

 

私の感傷につきあわせてしまい恐縮です。