よんばば つれづれ

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桜のスケッチと胃もたれ

毎回声を掛けてもらいながら、都合が悪くて参加できなかった”言い出しっぺ”のスケッチの会だが、今回は都合がついたので参加した。前回はいつだったろうとブログ内検索してみたら、なんと昨年の5月だった。

yonnbaba.hatenablog.com

 

今日のテーマは「桜を描く」で、先日開花の状況を見がてらウオーキングしたアイプラザ前の桜並木が予定されていたが、あいにく今日は冷たい風が吹いていてとてもスケッチどころではなさそうだった。建物の裏側の駐車場のほうはあまり風が来ないようだったので、急遽駐車場周辺の桜に変更された。

 

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何か月もずっとスケジュールが合わなくて参加していなかったので、今回はやっと仲間入りできると二つ返事で参加を決めてしまったけれど、私は昔から風景画は苦手だ。描く前から不安だったが、案の定というか、案じた以上とさえ言えるひどいできばえだった。

 

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スケッチする”言い出しっぺ”。後方の木の所にいる男性も参加者。あと女性が二人で、今回は5人の参加だった。”言い出しっぺ”は来週9日から市内の「ギャラリー茶房 田園」で作品展を開くので、今日いいものが描けたら加えようかと思っていたそうだが、不本意な出来に終わったらしい。いちおう「生徒」(ロハで楽しむだけの生徒だが)の面倒も見なくてはならないので、自分の作品に集中できなかったことと思う。

(わざとロハという言葉を使ってみたが、みなさんご存じだろうか。今はまず耳にしなくなってしまったけれど、「只」という字を分解して「ロハ」つまり無料ということ。大正2年生まれの父がよく口にした言葉)

 

1時間ほどでスケッチは終了にして、目の前にあるカフェレストラン「アンプレシオン」でお茶にしようということになった。私は午後はもうカフェインはダメなので、カモミールティーに。そしてこのパン屋さんの人気パンの一つであるクローネが、ドリンク代だけで付いてくるという「クローネセット」を全員が選んだ。

 

クローネはとっても美味しかったのだけれど、帰宅するとなんだか胃が重い。家にいても3時には必ずおやつにしているのに、カスタードクリームたっぷりのクローネが、少々負担になったようだ。珍しく夕飯も食べる気になれず、つくづく若い時の調子で食べては無理なのだということを思い知った。

 

明日はまた、友人とフレンチレストランでのランチの約束が入っているのだけれど、一晩寝たら胃は回復してくれるだろうか。

温活ドリンク、一か月・・・

近ごろ何でも「〇活」ばやり。これもあまり好きな言葉ではないのだけれど、「健康を維持するために適正な体温まで基礎体温を上げる活動」と定義され、すでに広くいきわたっているようなので使用する。

 

私はもともと血圧も低ければ(上が90台、ともすると80台ということもある)体温も低く(起床時、いわゆる基礎体温は35度台であることが多い)、37度あると発熱の自覚症状を覚えるくらいだ。それでも特別困ることもないし、そういう体質なのだと思って暮らしてきたのだが、平熱は36度台の後半が望ましく、低い体温はあまり良いことではないらしい。

 

しかも血圧は知らないが、体温のほうは上げる方法があるという。テレビで温活ドリンクなるものを紹介していたので、この一か月ほど飲んでいる。

温活ドリンク【 ターメリック豆乳】

豆乳 200㏄

ターメリック 小さじ1/4

はちみつ 小さじ 2

シナモン 適宜

温めた豆乳にこれらを混ぜるだけという簡単なもの。

 

飲み始めて一か月ちょっと過ぎたけれど、まだ効果のほどは分からない。毎朝体温を測るようにしているのだが、時々起きてしばらくしてから思い出して測ったりするので、条件も一定しないが、36度台の後半はかろうじて36度6分が2回あっただけで、まだ圧倒的に35度台が多い。

 

もちろん基礎体温を上げるには、この他にも、食べ物や運動それに入浴法などにも気を配る必要がある。こうした体質改善は一朝一夕にはいかないだろうから、気長に頑張ってみようと思う。

 

3月最後の今日は北寄りの冷たい風が強く、寒い日になった。すでに1年の四分の一が過ぎてしまった。なんと早い・・・。エイプリルフールの明日は、新元号でまた大騒ぎになることだろう。平和な日本。

 

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画像はOZmallさんのサイトからお借りしました。

ブログ仲間に感謝!

あまり何度も書くのもはばかられて、昨日も今日も触れないでいたら、ブログ友のワット(id:watto)さんが言及してくださり、素晴らしいエントリーを書いてくださった。

 

www.watto.nagoya

 

外国の方に対する入管の対応のひどさは本当に恥ずかしく、もはやこれ一つをとっても先進国とは到底言えないなと思う。ところがこれ一つどころか、恥ずかしいことが枚挙にいとまがないほど続く、悲しいこの国の現状だ。

 

同じ外国人に関することで、今日の『報道特集』は外国人留学生、特に東京福祉大学の消えた留学生問題を取り上げていた。なかでも人数の多いのがミャンマーの学生で、彼らにとって(日本人だっていまや年収に近い人も少なくない)大変な金額であろうと思う、150万円もの借金をして日本に留学に来る学生もいるという。

 

当然しっかりした日本語が身につけられ、稼げる仕事に就くことを夢見ていることだろう。5、6年働いたら、国に帰って会社を興すと言っている青年もいた。けれども、この大学の実態は、どう見ても、お金だけもらってしまえばあとは知らないといった感じで、きちんとした教育をしているとはとても思えなかった。

 

国のトップに品格がないから、下々までこんな守銭奴ばかりに成り下がってしまったのか。あるいはこうした守銭奴たちが品格のない政治家先生たちを押し上げているのか、卵と鶏でよく分からないが、少なくとも、私が子供の頃には「成金」とか「成金的」という言葉が生きていて、稼ぎ方にしろ使い方にしろ、お金に対してきたないことを蔑む美意識が世の中に存在していた。

 

昔も今も、半端な知恵を持ってしまった人間など一皮むけば醜いものなのだろう。でも、だからこそ、動物と違って人間は、やせ我慢や武士は食わねど高楊枝の精神が大切だ。本音はもちろん誰でもあるが、こうありたいという建前を前面に出し自分を律する強さが必要だ。いつの頃からか、建前を嘲笑したり軽んじたりする風潮が社会に蔓延してしまった。

 

そんな露悪的雰囲気の漂う現代にあって、他人のためにお百度参りをしたり、友人のPOD(プリントオンデマンド)出版の反児童虐待の書籍を寄贈するため各地の図書館を行脚したり・・・と、ワットさんの行動は本当に尊敬に値する。

 

私の7倍以上の読者を持っていらっしゃるワットさんが、今回のレッドカードはがき運動にご協力くださったことは本当に嬉しく、心から感謝したいと思います。

 

 

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ネット上から借用。よくできた猫ちゃんたち。

 

 

出張買取依頼を体験

紙の資料類の整理のあとも、私の整理熱は衰えることを知らず、どんどん整理・処分は進んでいる。暖かくなったこともあって、寝室や客間の押し入れ(外に出ているものはすでに整理済み)の整理も進む。

 

寝室の押し入れで場所ふさぎになっているのは、一番に着物だ。私自身の物以上に、母の遺したものが多い。結構好きで、いつか着たいと思って残していたが、現在の状況を考えると今後もあまり身につけるとは考えにくいので、思い切って一部を除いて処分することにした。

 

ネットの出張買取業者の検索サイトで、上位の2社に依頼のメールを出したところ、届いた返信メールは差出人名こそ違えど、フォームも同じなら相談用の電話番号も同じ。調べてみると、どちらも経営は同じ会社がしているようだった。結局合い見積もりをとることにはならなかったが、信用はできそうだし、納得いかなければ売らないことにしても手数料も何も発生しないということなので、まずは依頼してみることにした。

 

ということで、早速今朝その業者がやってきた。現在着物の需要があるのは比較的若い世代で、質の良しあしより見た目のカワイさなどのほうに重点が置かれるのだそうだ。母も私も、華やかな着物より渋い着物が好みなので、この基準に合うものが残念ながら少ない。夏と冬の喪服も、どちらも新品なのだが需要も少ないうえに家紋まではいっているので引き取り不可の判定。

 

そんなわけで、引き取ってもらえたのは準備していたものの三分の一ほど。値段もまさに二束三文で、まあ片付くから良しとするしかないが、残った三分の二をどうしよう。切ないけれど、衣類ゴミの日に出すしかないか・・・。

 

業者からの事前の電話の折りに、ついでに処分したい貴金属やコインなどがないかと言われ、以前から処分したくて別にしていた貴金属と、今回の整理で押し入れから思いがけなく出現した、古い硬貨や記念コインも見てもらうようお願いしていた。

 

硬貨などは特に値段のつくほどの物もなくそっくり残ってしまったが、ネックレスや指輪などの貴金属は、まあまあの価格になった。業者はやはりよく分かっていて、着物だけでは大した儲けにつながらないので、貴金属も一緒に査定を受けることを勧めるのだろう。

 

終わってみれば、大して場所を取らない貴金属が片付いて、場所ふさぎの着物が三割しか片付かないという結果だったが、なんだか非常に気持ちの整理がついた気がする。

 

果たしてどんな担当者が現れるのか、それも気がかりだった。近ごろ巷に蔓延する、丁寧すぎて滅茶苦茶な気持ちの悪い敬語を話す人物だったら早々にお引き取り願おうと身構えていたが、言葉も振る舞いも気にならない、今時の若い人にしたら上出来とも言える人だった。

 

家の中が、目に見える範囲はもちろん、隠れた押し入れの中までサッパリしてきて、どんどん心まで軽くなる。次の問題は、着物に勝るとも劣らないくらい場所をふさいでいる「ゆめゆかた」(ガーゼ寝間着)の在庫だ。試しにメルカリに一点出品してみているが、やはりメルカリ利用者層には訴求しないのか、あまり反応はない。もうしばらく様子を見たら、共同出資者の友人にも相談して処分したいと思っている。

 

「ゆめゆかた」とは・・・

yonnbaba.hatenablog.com

 

おそらく、今年中には押し入れの中まで相当余裕のある状態になるだろう。あとは最終問題の、洋服類を半分くらいにするのが到達点だろうか。達成の暁には、もう極力モノを増やさないよう、人生にぜい肉をつけないよう、暮らしていくのみだ。

 

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自分の裁縫箱はとっくに処分し、代わりに残した母の裁縫箱。母の嫁入り道具だろうから、たぶん昭和初期の物。

 

花をめでながらウオーキング

花粉症のひどい人には申し訳ないが、やはり春は心がウキウキしていい季節だなと思う。数年前から私も秋だけでなく春も症状が出るようになってしまったけれど、比較的軽いので、目や鼻の不快さを少し我慢すれば、冬ごもりのあとの春を満喫することができる。・・・と言いながら、圧倒的に家の中にいることが多いのだけれど。

 

今日は花曇りといった空模様だが、風もなく穏やかなので、午後から久しぶりにウオーキングをしてみようという気になった。

 

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すぐ近くのなまず池公園(正式名称は柱第二公園)の桜。五分咲きといったところだろうか。後ろに見えているのがなまず池。

 

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こちらは満開まであと一息といった感じだ。

 

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ユキヤナギ

 

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可憐なスズランスイセン。ラッパズイセンも咲いていたが、盛りは過ぎていた。

 

この公園は近隣の猫たちの散歩と集会の場所になっているらしく、夕方に行くと何匹かの猫に出あうことがあるが、今日は時間が早かったせいか、残念ながらまるで見かけることができなかった。

 

股関節の手術後しばらくはゆっくりしか歩けなかったけれど、今は息が上がるくらいの早さで歩けるようになった。速足で30分ほどウオーキングを楽しんで帰宅した。

 

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我が家の庭(じつは共用スペースだが)のハナニラ。満開。

 

 

仕事をやめてもうすぐ6年。小学生ならピカピカの一年生が卒業するだけの年月だ。ものすごい変化と成長。それなのに、私はと言えば、一年目より退歩したことばかり。高齢になれば、あらゆる機能が放っておけば低下していくのが自然の摂理で、とても子供と比べることなどできようはずもないが、退職一年目に始めたことがあまり継続さえできていないのは少々情けない。

 

ただ、退屈はしていない。働いていた時のほうが良かったとは一瞬たりとも思わずに過ごせているのは、幸せなことだろう。

 

レッドカードはがきは今週末第二波!

先週末に投函したレッドカードはがき、たぶん昨日、今日あたり配達されたはずだ。果たしてどれくらいのはがきが届いたのだろう。印刷で製作したもの500枚は配布済みだけれど、そのうちの何枚が実際に投函されたのか。そしてそのほかに自分で作って投函してくれた方がどれくらいいたのだろう。

 

残念ながら、そういうことはサッパリ目に見えない。また、たとえある程度の量が届いたとしても、当然入り口で廃棄扱いで、お偉い方々の目にふれることなどないだろう。それは始めから織り込み済みで、本当は実際にはがきが届くこと以上にネット上で話題になることの方を狙ったのだが、なかなか拡散力のある方に発信していただくことができないし、「同日同時刻一斉に」という仕掛けも、ラピュタの「バルス!」のようにはいかない。

 

 

そうではあるけれども、めげずに今週末もう一度レッドカードはがきの投函を実行します。3月30日(土)13:00 ご賛同くださる方は、ぜひご一緒に!投函風景の自撮り写真のSNSへのアップも歓迎です。

 

f:id:yonnbaba:20190326212038j:plain (写真はネット上からお借りしました)

 

 

 

レッドカードはがきとは・・・

yonnbaba.hatenablog.com

 

 

 【追記】

先日ある市議の報告会を聞きに行ったら、市長についてのアンケートで、各政策には圧倒的に反対の市民が多いのに、支持率となると「支持する」が過半数とのことだった。安倍政権に対する世論と同じ傾向だ。どうしてこうなるのだろう。

 

久々の美術鑑賞とコラボのシフォンケーキと豊橋公園の桜

昨日は地域の自治会の慰労会だった。年度末恒例の役員や組長をした人などをねぎらうためのものだが、私はこうした宴席が苦手なので、基本的に出席しないことにしている。けれども直前になって都合が悪くなった人が出て、今年はただでさえ参加者が少なく、キャンセルするのに忍びないので、なんとか参加してほしいと頼まれ、不承不承参加した。

 

初めはウーロン茶を飲んでいたのだが、前の席の老人会の仲間に勧められ、お付き合いで久しぶりに少しだけ飲んだビールのせいか、夜中の3時半ころ目覚めてしまい、どうもそのあと眠れそうになかった。つらければ昼寝すればいいのだから、ベッドの中で悶々としているよりもと、そのまま起きだして本を読んだりして朝を迎えた。

 

ベッドの中で目覚めた時から鼻の調子が悪かったが、起きてみるとますますひどく、鼻水が垂れて来てしまう。花粉が特に多い日なのか、それとも睡眠不足のせいなのか分からないが、チケットをいただいていた美術展の会期が終わってしまうので、今日は美術館に出かけるつもりでいたのに躊躇してしまう。しかし、せっかくチケットをくださった方に悪いので、結局思い切ってマスクをして出かけた。

 

平成30年度独立行政法人国立美術館巡回展 国立国際美術館コレクション「美術のみかた自由自在」という展覧会だ。自由自在とは言うものの、やはり現代美術は私には少々難解に感じる。もちろん自分の好きなように見れば良いのだけれど、私の感性に訴えてくる作品は少ない。

 

そんななか、ちょっと楽しい気分にさせてくれたのがこの作品だ。

f:id:yonnbaba:20190324173219j:plain 撮影は不可なので、ネット上からお借りした。

落合多武さんの「猫彫刻」。猫がキーボードの上にお腹を出して寝ている。ちゃんとキーボードはずっと音まで発している。猫好きなら、ついクスッとしてしまうのではないか。

 

それからもう一つ。島袋道浩さんの「箱に生まれて」。

f:id:yonnbaba:20190324173729j:plain 地元の新聞の紹介記事より。

ただ段ボール箱が置いてあるだけであるが、その箱の中からボソボソと「箱です・・・」と段ボール箱のつぶやきが延々と聞こえてくる。こういう時に関西弁というのは非常に力を発揮する。

 

緊張を強いられるものや不安な気分になるものも少なくない中、これらのユーモアを感じる作品にほっとした。

 

併設展のチケットもいただいていたので鑑賞したが、股関節の痛みが強くなった昨年夏から美術館には足を運んでいなかったので、久々の美術鑑賞はさすがに疲れ、さらっと眺めるくらいで終えた。

 

そのあと、昨年リニューアルオープンした美術館内のレストランへ。企画展とコラボして、ゲルハルト・リヒターの作品「フィレンツェ」をイメージしたというシフォンケーキを注文。午後なのでコーヒーはやめ紅茶にする。昨夜に次いでまた不眠とはならないように願う。

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ちなみにイメージした作品はこちら。

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写真に絵の具を重ねた作品。実際は4枚の連作だった。

 

帰り道はゆっくり桜の開花具合を見ながら公園内を歩く。豊橋公園の桜はまだまだといった感じ。でも来週が暖かければ、週末には見ごろとなるかもしれない。ここも先日の霊園と同じく、屋台業者がテント張りにいそしんでいた。

 

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