素敵な男性たちというのは、『旅するイタリア語』の小関裕太さんと、『旅するフランス語』の柄本弾さん、そしてその柄本さんの旅の相棒であるティノさんだ。
柄本さんはとにかく男らしさがあふれている。彫りの深い輪郭に濃い眉、漆黒の瞳、そしてバレエダンサーとして鍛え抜かれた、ギリシャ彫刻のような美しい肉体の持ち主だ。
いっぽうその相棒のティノさんは、ちょっと運動が苦手そうで頼りなげで、母性本能をくすぐるタイプで、柄本さんと好対照をなしている。
小関裕太さん(と言うより、裕太くん、と言ったほうがぴったりするが、24歳になるれっきとした大人なので、いちおう小関さんと呼ぼう)は、いかにも今どきな雰囲気の爽やかな好青年。性格が非常に人懐こい感じで、現地の人にもすぐ馴染んでしまう。そして間違いを恐れずどんどん話しかけるので、イタリア語の上達も早い。
旅する語学シリーズの、10月にスタートする番組の宣伝をたまたま目にし、何気なくフランス語、イタリア語、スペイン語、アラビア語の4つの番組を見始めた。申し訳ないが、スペイン語とアラビア語はあまりひかれず(アラビア語は言葉や文化は興味深いのだが)、じきに脱落してしまった。
フランス語とイタリア語は、語学のほうはサッパリだけれど、上述の3人の男性の魅力に引っ張られて、紀行ものとして楽しんでいる。しかし3月で終了なので、この楽しみとも間もなくお別れだ。寂しい・・・。
『ボレロ』を踊る柄本弾さん。番組の中でも映像が流れたが、ドキリとしてしまうほどの美しい体だった。
柄本さんとティノさん。
ティノさんは東海大学の講師で、専門分野は「原子力の表象」「原子力の歴史」「メディアの国際比較」などだそうで、番組でのちょっとドジで可愛いイメージとはギャップがあって、それがまた魅力かも知れない。