珍しく画像から始めてみた。
いつもの市民館の図書室で、ついこういう本を手に取りたくなる心境のこのごろだ。
中身は三十余のことわざが、「人の場合」と「ねこの場合」に分けてあげられていて、一つひとつ楽しいイラストが描かれている。
ねこと暮らしたことのある人なら、思わず「ある、ある、ある!」と思ってしまうようなことばかり。そしてまた、そのイラストのねこちゃんがたまらなくチャーミング!
左端の下半身だけになっているねこが、わりとたまらない。
「猫は邪魔なり」。すっごく分かる!
何度も登場している我が家の「猫は邪魔なり」。
こんなのも・・・。
カバーの内側部分に、
ねこにさわりたくなる、
ねこと遊びたくなる、
ねこをかってみたくなる、
そんな絵本です。
とあるが、まったく、そんな本であった。
ところで著者は高橋和枝さんという方。1971年生まれ、東京芸大卒の絵本作家さんだが、昔放映されていた『ルーシーショー』という面白いアメリカのテレビドラマの主演女優ルシル・ボールの吹き替えをしていた声優さんが、同姓同名の方だったなあ・・・などと、なぜかすぐ頭に浮かんだ。毎週楽しみに見ていたんだなと思うと同時に、今ならどんなに熱心に見ていても、絶対覚えられないという変な自信を感じる。