よんばば つれづれ

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明日のフラワーデモ

豊橋での明日のフラワーデモは、予定通り開催する。すでにマスコミに対してこのイベントについて告知していたので、こんな折りでもあり、幸か不幸かいくつかの社から、開催はしますか?ということを中心に問い合わせが来た。私のところには東海テレビ中日新聞社から、”言い出しっぺ”のところには共同通信から連絡があったそうだ。

 

豊橋では同日同時刻に「さよなら原発東三河ネットワーク」による「つながろう福島なくそう原発」の集会もあり、途中でそちらの参加者とエールの交換なども考えていたのだけれど、3.11以後毎年行われてきたこの集会は、残念ながら中止になった。

 

そのかわりというわけでもないが、フラワーデモのあと、新型コロナウイルスの政府対応への疑問や注文を訴えるスタンディングをすることになった。残念ながら私は明日抜けられない用事があって参加できないのだけれど、デモもスタンディングも盛り上がることを祈りたい。

 

そして今日は、友人に誘われて、今秋の豊橋市長選に向けての活動の会議に参加してきた。豊橋市では、一昨年から「ユニチカ跡地売却」問題が起きている。市が無償でユニチカに貸していた土地を、操業を止め撤退を決めた同社が63億円で売り払った(当初の契約では、使わなくなったときは市に返還することになっていた)ことに対し、市民130人が原告となってその代金の返却を求める訴訟を起こしたのだ。

 

一審では市民側の全面勝訴で、市長はユニチカに対し63億円の返還を求めるようにという判決が出た。財政が苦しく、高齢者サービスなどもどんどん削られている折り、棚ぼたのような63億円は狂喜乱舞してもよさそうなものだが、市長はこの判決を不服として控訴した。控訴審では金額が三分の一の21億円に減額にはなったものの、やはり同様の判決が出た。現在は市民側も市長側も控訴し、最高裁で争う展開になっている。

 

現在の市長は運輸省(当時)から外務省に出向した元官僚で、現在三期目だが、どうやら四選目指して出馬するらしい。財政難を理由に市民サービスを縮小する一方、このユニチカ問題だけでなく、全く採算度外視の大規模新アリーナの建設推進や、先日当ブログでもご紹介した小学校での過激なイマージョン教育に多大な予算をつけるなど、市民の求めるものとは違う市政の在り方に、なんとしても四選は止めたいと、遅ればせながら市民が動き出したのだ。

 

すでに選挙まで8か月ほどしかない今、市民側でぜひとも推したい人物がいるわけでもなく、市民の要求を政策に取り入れてくれる候補者の出現を願うというのはもどかしい話だ。けれども、市長選の投票率が30%を切ってしまっている現在、今回の市民運動で市政の現実を市民に知らせ、関心を持たなければどんどん為政者に都合の良い政治になってしまうということに気づいてもらうのは、次のつぎの、いやもしかしたらもっと先の選挙のためかもしれないが、意味のないことではないだろう。

 

これから市内を10くらいの地区に分けて集会を開き、市民の要望を聞き集約していくという。3月22日そのスタートの集会を開く。200人は集めようという目標でチラシもたくさん配布して張り切っていたようだが、このコロナ騒ぎのため、中止しないのならせめて100人以下の規模でと、市から要請があったと言う。市内で感染者が確認されれば、もちろん中止だ。

 

なんだかスタートからつまずいてしまった感じだが、一番身近な市政を市民の手に取り戻すため、これも諦めず取り組んでいかねば・・・。

 

明日のフラワーデモは

14:00 豊橋市広小路一丁目 精文館書店前集合

14:30からはコロナ関係のスタンディング

 

 

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豊橋市水道局製の当市の水道水をペットボトルに詰めた「とよっすい」。

緑は豊橋の特産品キャベツの色、ボトルの側面には手筒花火や路面電車のイラスト。

防災訓練時のお土産としてもらったが、これ、売れるんだろうか?

ちなみに500ml 100円。