よんばば つれづれ

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2016-01-01から1年間の記事一覧

『放浪の天才画家 山下清展』へ

今日はNHK文化センターに行く日だったので、帰りにすぐ隣にある美術博物館によって、「放浪の天才画家 山下清展」を鑑賞して来た。 この間から美術館に併設されている喫茶が改装中になっていたので、そこの営業が始まっていなければ昼食を食べることがで…

胸が締め付けられます

少し前から、「リキ丸くん」さんのブログに時々登場する黄色い迷い猫ちゃん。今日もこの子のお話だった。 rikimarutti.hatenablog.com この子の話題が出てくるたびに、胸が締め付けられる思いだ。あまりに無防備そうで人懐こそうなので、いっそう哀れを誘う…

中途半端

今日は市の郷土文芸作品展の表彰式。ネットから投稿できたので軽い気持ちで短歌を投稿したところ、先月半ば過ぎに招待状が届き、講評会もあるようなので後学のために出席してみようと予定していた。 ところが、今日もまた雨である。出かけるのが苦手な私、し…

テレ東の『模倣犯』に酔った

一昨日、昨日と二夜連続で放送された宮部みゆきさんの『模倣犯』がとても良かった。今までかずかず宮部作品がドラマ化されているが、残念なことに出来の良い作品は少なかったように思う。だから今回も見るのが少々不安だったけれど、私が今まで見た宮部さん…

マッサージチェアの修理

購入して12年ほどになるマッサージチェアが動かなくなってしまった。当時まだまだ当分働き続けなければならないと思っていたので、自分を励ます意味と、ちょうど母が同居していた時でもあったので母も使えるしと思い、大奮発をして買った。 その頃ちまたでは…

あの日から1年

国会の中と外とが熱く繋がりながら、数を恃む与党の力で押し切られ安保関連法が国会で成立してしまったあの9月19日から1年がたった。 今日は安保関連法に反対するママの会が全国で展開する行動の一環として、豊橋でも市の子ども関連施設「ココニコ」の前で…

知らない世界へ行く友

せっかく純日本製の良い商品が出来上がったのに、不運なめぐり合わせで不良在庫になっているガーゼ寝巻のことをこのブログに書いたら、白魔女さんが海外のご友人へのプレゼントにしたいからと、思いがけなくたくさん買ってくださって、そのうえご自分のブロ…

オーストラリアの話と久々のスタンディング

久々に複数の予定の入っている日を過ごした。 午前中は国際協力コスモス会。8月が夏休みで、そのうえ先週はうっかり休んでしまったため久しぶりの参加。今日はカントリープレゼンテーションで、市役所の国際交流員として活躍しているアーサー・レクティさん…

猫を飼っていると直面すること

だいぶ前にハフィントンポストのサイトで見つけた、猫に関する楽しい記事。 www.huffingtonpost.jp 猫を飼ったことのある人なら、この中のいくつかは「ある、ある、ある・・・」と思っちゃう。つい、ニンマリしてしまう。 手紙を書こうとか、勉強しようとか思う…

武器ではなく命の水を!

去年ちょうど私の住む豊橋で中村哲医師の講演会があり、直接お話を伺うことができた。 そのときのことをご紹介した拙ブログ: yonnbaba.hatenablog.com 先週その中村医師のアフガニスタンでの活動を紹介する番組があり、録画していたのを今日見た。昨日がア…

「よさこい」に魅せられたフィンランドの学生

昨日の昼間テレビを付けたら、『Youは何しに日本へ』とかいう番組(たぶん再放送)をやっていた。そのまま見ていると画面にはフィンランドから来たという若い女性が登場し、東北大学に短期留学ということらしいのだけれど、日本には何度も来ているそうで、日…

脳味噌のさび落とし!

ご近所さんに頼まれて、中学2年生の女のお子さんの勉強をみてあげることになった。木曜日が部活の休みの日ということで、今日がその第一回目だった。 お母さんに頼まれたときにも言ったのだけれど、教える仕事から離れて二十数年。経理の仕事を辞めてからも…

コグニサイズは笑顔の日

火曜日の午後は地域の老人会の「コグニサイズ教室」の日だ。月に2回は地域包括支援センターから指導者が来てくれて行うが、残りの週は自分たちだけで行う。 今日は指導者の来ない日だったけれど、それでも10人の仲間が集まって、ストレッチや有酸素運動そし…

『天の梯』-みをつくし料理帖完結編ー高田郁著

うっかりしていた。『みをつくし料理帖』の最終巻がもう出ているはず・・・と調べたら、なんと、もう2年も前に出版されていた。前回読んでからもうそんなになるのかと、時の流れの速さに驚く。 熱烈なファンの方々にすれば「何をいまごろ寝ぼけたことを・・・」と…

『平和通りと名付けられた街を歩いて』目取真俊初期短篇集

この前のばななさんの『なんくるない』が「観光客の書いた」沖縄の話だったので、「生活者の書いた」沖縄の話をと思い手にした。 やはり相当趣は異なっている。 30ページ前後の作品3篇と、80ページ前後の作品2篇とでなる短篇集だ。ちょっと気持ち悪くて苦…

「住み開き」企画第一回開催

以前「住み開き」という新しい企画のことを書いた。 yonnbaba.hatenablog.com この少しあとで、私なりの企画を立てフェイスブックで告知した。スタンディングでもママの会でも、なかなか若い世代が参加してくれないので、子育て中のママさんたちに関心を持っ…

去りゆく夏

日中の日差しの猛烈さはまだまだ健在だけれど、それでも日々ひそやかに少しずつ、夏と秋が入れ替わっていくことが感じられる季節となった。 今年の夏、活躍したものたち。 足の健康のため奮発して購入したビルケンシュトックの黒のリズモアは、白っぽい夏の…

いろいろなものに慰められながら

落ち込んでから一週間余、日々いろいろなものに慰められながら過ごしています。まずは、皆様からのコメントに心から感謝申し上げます。あらためて、この場所が私にとって大切な場所だと確認しています。 昨日は以前から申し込んでいた地区の市民館主催の「ほ…

分からなくなっています

いい年をして、自分が母として人として、どう生きるべきか分からなくなってしまい、ブログを書くことができずにいます。 ご訪問くださっている方たち、ごめんなさい。 寂しかったので写真を足しました。

先祖に思いをはせる季節

両親の墓の掃除に行かなくては・・・と、このところずっと心にかかっていた。明日こそは!と思って休むのだけれど、近頃のんびり起きるので、目覚めればすでに強烈な日差しがあふれていてひるんでしまう。 そんなことの繰り返しでいよいよ追い詰められ、今日は…

なんとも愛らしい小動物!『ブラフマンの埋葬』小川洋子著

『プラチナデータ』のあとも、東野圭吾さん(『流星の絆』)と宮部みゆきさん(『過ぎ去りし王国の城』)の、ティーンエイジャー向けのライトノベルだったのかな?と思うような作品を続けて読んでしまったこともあり、今回の『ブラフマンの埋葬』では久しぶ…

甘酒は冬だけの飲み物じゃなかった

昨日は立秋だったというのに、あちこちで体温を超える気温を記録している。日中はとても外出する元気が出なくて、日が傾き始めた頃に近くのATMまで行ってきた。経理の仕事を退職したというのに、スタンディングやら老人会やら、なぜかまたお金を管理する…

民意を尊重すると言いながら・・・

いまや数少ない骨のある報道番組TBS『報道特集』。今日は沖縄高江と広島原爆記念日を取り上げていた。高江の様子を多くの本土の人が見てくれているといいのだけれど、すでに関心を持っている人ばかりが見て、何も知らない人は、そもそもこういう報道番組…

ありそうな近未来に鳥肌『プラチナデータ』東野圭吾著【追記アリ】

少し前に嵐の二宮君主演で映画化されたようなので、ストーリーはご存知の方が多いかもしれない。テーマは国民のDNAをすべて登録してデータベース化し、犯罪捜査に使うというものだ。 単に現場に残された証拠物件と容疑者とのDNAを分析するのではなく、…

小池さん、緑はおイヤだったのね

選挙期間中、「およそ緑が似合わない」と評されていた小池さん、ご本人もよく分かっていらしてきっと内心はさぞ不本意だったことだろう。当選会見では早速オフホワイトのスーツをお召しだった。選挙期間中のストーリーからいけば、ここは当然、緑を身に付け…

やっぱりどうしても触れなきゃね、「ねぷた」!と作戦の重要さ

津軽に15年暮らしたものとして、やっぱりこの時期はどうしても触れなければ・・・。 昨日から弘前ねぷた開幕です!(今日からは青森ねぶたも) 弘前ねぷたのポスター 以前にも書きましたが、青森は「ねぶた」(BU)で、弘前は「ねぷた」(PU)です。 よその人た…

人生七十古来稀なり

超高齢化社会の到来で、今どき七十といっても、自分が年寄りだとすら思っていない方も珍しくないのかも知れない。古稀などと言いながら、いまや70歳などザクザクいる時代だ。 けれども、近頃私はしきりとこの言葉を意識する。生物としての「ヒト」としては、…

人生が楽しくなる!『住み開き』アサダワタル著

自宅の一部を、カフェやギャラリー、イベントスペースなどとして地域に開く提案と、各地の実践例を紹介した本。著者は1979年生まれの「日常編集家」という不思議な肩書の若者だ。 駅前のスタンディングや集会&パレードなどの今までの活動に限界を感じて、次…

アンドリュー・ワイエス展「海からの風」

受講のためにNHK文化センターに出かけたので、隣の豊橋公園内にある美術博物館で開催中の「アンドリュー・ワイエス水彩・素描展」を見てきた。 今回の出品作は丸沼芸術の森所蔵のものということで、代表作「クリスティーナの世界」などは習作のみで、本作…

『滴り落ちる時計たちの波紋』から『最後の変身』平野啓一郎著

平野さんの作品を初めて読んだ。非常に若くして芥川賞を受賞した方と記憶している。ほんの少し前のことと思うのだが、現在はすでに40歳を過ぎている。この『滴り・・・』は2004年の発行なので、著者30歳くらいの作品か。かなり老成した作家が書いたのではないか…