よんばば つれづれ

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民生委員研修会と地域の問題続報

民生委員児童委員協議会には4つの専門部会というのがあり、メンバーはそのどれかに属することになっている。今日は私の属する部会の研修会があった。この状況だから、中止にするという連絡が来るかなとちょっと期待を持ちつつ待ったが何の連絡もなく、通常通りに開催された。

 

四分の一とはいえ全市からの参加なので、会場には100人以上の人が集まった。定刻が近づくと係員が入り口のドアを閉め始めたので、今日は幸いあまり寒くないし、換気のためにもドアは開けっ放しにしておけばよいのにと思ったが、しっかり全てのドアが閉められた。

 

挨拶の中で、協議会の副会長が「中国では新型コロナで大変なことになっていますが・・・」と言うのに驚いた。えっ、他人事(ひとごと)?いまや日本のほうが大変なくらいの状況だと思うのだけれど・・・。これでは研修会が中止になどなるわけがないと納得した。

 

今回も、一人ひとりA4サイズのりっぱな封筒入りの資料(中身はA4のプリント数枚のみ!)と、ペットボトルのお茶が受付で手渡された。何かあるたびに使われるこの名前入りの封筒やお茶をやめて、浮いたお金を赤い羽根の募金に回すなどすれば、委員が街頭に立って募金を呼び掛けるよりはるかに金額は多くなるように思うのだけれど、こうしたものが積み重なって日本のGDPを押し上げているのだろうか。

 

そういえば、プラスチックごみ削減のためペットボトル飲料の配布は止めませんかと言うつもりでいたのに、うっかり忘れてしまった。次の機会にはぜひ申し入れよう。

 

 

やっと三連休が明けて、管理センターに事情を尋ねることができた。センターでもXさんについて1月までの長期不在以外何も聞いていないということで、本人や親族に連絡を取って折り返しくれた電話によると、今回は必要な手続きをするための一時帰宅で、また親族のところに戻るとのことだった。

 

ただ、本人は階段の上り下りをして部屋で暮らしていると言っているそうで、もし実際には車で過ごしているようなら、この時期命にも関わりかねないから、直ちに親族のもとに行ってもらうようにしますと言われた。ちょっと気をつけてみるようにしてくださいとのことで、観察力の足りない私では心もとなく、いつも力を借りるNさんにも協力を頼んだ。

 

前回ブログをアップした日の夕方、自治会の会長さんからも電話が来て、何かあってからでは遅いので、警察に相談しておいた方がいいのではないかと言われた。それで警察に相談したのだが、夜間車で寝ているとしても、やはり警察は本人が望んでそうしている以上何もできないという返事だった。ずっとエンジンをかけていてうるさいとか、周囲から何かしら苦情が出るなどすれば別だがとのことだ。

 

そんなわけで、結局何も手を打てず、じりじりする思いで連休明けを待っていたのだ。こちらにいる間Xさんが何事もなく過ごせ、親戚に戻って快適な暮らしができるようになることを願う。それまでの間、何か援助を必要としないか、うまく声掛けをしないといけない。

 

打たれ慣れない私は、ピシッとはねつけられてしまうとキャインッとばかりひるんでしまうが、たけさん(id:Greenweekends)が前回のエントリーのコメントに書いていらしたように「人間関係で傷ついた人に心を開いてもらうためには時間と労力、根気が必要」だ。そうした人と関わることのある私は、そのあたりの根気や努力がまるで足りないと思う。民生委員の器ではないなあと思うけれども、している以上はそうも言っていられない!

 

 

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我が家の庭で咲いた水仙(真ん中の丸い部分の色が薄く、肉眼ではほとんど全体が白く見える)。