私のブログは、当初こそ母の介護の日々を記録することで、少しでも同じ状況の方の参考になればと思って始めたのだが、母も、そして高齢だった2匹の猫たちもいなくなった今は、たんに自分の備忘録・日記のような色合いが濃い。
だから、本当に個人的に、ノートに書くなりワードで記録するなどしても良いのだけれど、やはり読んでくださる方がいることが大変励みになっている。また、一人で書いているだけでは独りよがりで終わってしまうが、いただいたコメントで別な視点にハッと気づいたり、自分の考えを改めることも少なくない。
そんな訳で、長男に注意されたり(考えずに走りだしてしまう私が反面教師になったか、長男は非常に慎重で思慮深い性格)しながらもやめられず、恥をさらしながらかも知れないが、今年もこのブログを書き続けようと思っている。
そんな私が、早速やってしまった。昨日フィンランドのマリン首相のニュースを紹介したのだけれど、これが誤報だったというのだ。私のブログをお読みになったセネシオさん(id:cenecio)が即座にコメントでフィンランド大使館のtwitterを教えてくださった。昨日の夜には、その誤報だったというニュースがハフィントンポストなどでも大きく取り上げられている。
「フィンランドが週休3日制を検討」の報道は“誤報” だと、大使館がTwitterで指摘 | ハフポスト
まあ、このニュースの場合あまり実害はないと思うが、年頭から世界を震撼させているあのきな臭いニュースの分野で、このようなことがあったらと思うとぞっとする。かつてのキューバ危機でも、ほんのちょっとした手違いがあれば、核のボタンが押されかねなかったとか。兵器が人間の力を超える今、そのわずかなミスが取り返しのつかない結果を生んでしまう。
オーストラリアの被災したコアラの姿も悲しい。支援を必要としている人々や場所は悲しいことに限りなく存在し、そのすべてに協力することなどとうていできない非力な庶民である私は胸が痛むばかりだ。
少しでも気持ちが明るくなるように、良いニュースをと探せば誤報にあたってしまい、胸の痛むニュースにはこと欠かないという悲しい現実。
巷に雨の降るごとく・・・という気分の今朝の私だ。
こんなとき、昨日と同じく猫の手を借りる。
応援するよ。 さんさんななびょう~~しっ!!! (ネットの猫画像サイトより)