よんばば つれづれ

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地域の付き合いについて再考

昨日書いた地域の清掃活動の話に、へうたむさんから長いコメントをいただいた。また同日の夜にきなこさんが書かれた、同様のことを取り上げた記事(いつもながらこちらは限定公開先)も読んだ。

 

まずは弁解じみるかも知れないがひとつ初めに書きたい。私の属する組(8軒)には、私がここに住むようになって20年余、一回も組長を引き受けない家がある。丁度年恰好も私と同じくらいで、やはり同じように2人のお子さんがいる。私が引っ越してきたころは高校生くらいだったと思うが、その子供さんも今はうちと同じでもはや中年と言ってもいい年齢になっていると思う。同居しているか独立したか分からない。特に役を引き受けられない特殊事情は聞いたことがない。

 

組長をしないだけならまだしも、月一回の清掃も二十数年一度も参加しない。共益費の集金はその掃除の時に集めるので、欠席すると他の方はその日の夜か遅くとも次の日には組長まで清掃罰金と共に届けてくれるが、その人は毎月毎月、二度三度と催促しないと払ってくれない。

 

今年度は日本語もままならない外国の方が組長をしてくれるので、くれぐれも負担にならないよう3月の集金時にお願いしておいたが、前期分の町会費が期限までにその家の分だけ集まっていないと、昨日の清掃の時に組長が困っていた。

 

いい加減腹立たしく、いつもその家のことが頭にあるため、ついゴミゼロ清掃くらい罰金を1000円にしても・・・などと思ってしまう。が、当然、どうしても作業に参加できない事情を抱え、しかも1000円の罰金の負担が大変な家庭もあるだろう。

 

「フランスではアパートのごみ処理などの仕事が移民の人たちの大切な仕事だけれど、日本ではそうした仕事の多くがボランティアと称して金持ちの生きがいとしてなされている」という、へうたむさんの引くきなこさんの以前の記事や、ネット上で問題になっているという高額の負担や高齢者には辛すぎる重労働の問題など、さまざまな事例を知ると、何がいいのか本当に難しい。

 

結局は、きなこさんのように管理費は少々高くても共同の作業は外注という物件を選ぶか、反対に管理費は安いけれど住民に作業への参加が義務付けられた物件にするか、あるいは濃密に互助共助の精神の残る地域に暮らすことを選ぶかといった、本人自身の選択に任せるしかないのかも知れない。

 

そして共同作業があるほうが良いと思って選んでも、状況の変化で思うようにならないことも発生するかもしれないが、その時は「お互いさま」の精神で助け合える社会だったらいいなと思う。

 

ただ、金銭的負担もしない、特別な事情もないけど協力もしたくないという身勝手は許せない、心の狭い私である。

 

 

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2人の兄と。私は4、5歳だろうか。やっぱりこの時もデートなのか姉だけいない。

多分このころの隣組は濃密だったことだろう。私の母は結構それが鬱陶しかったほうかもしれない。