よんばば つれづれ

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時間潰しも楽じゃない

ピアノの先生のご都合で、先週の練習日が今週に変更になった。第二水曜日は午前に古文書の講座があるので、間に待ち時間が入った。それが11時半から2時過ぎまでという長さだ。片道1時間なので家に帰る訳にもいかず、かといって食事をしても一人では持て余す長さだ。ウインドウショッピングが楽しめるような場所でもない。それなのに、今日は映画のチラシの方に気を取られて、うっかり本も持たずに出てしまったため、読書で時間を潰すこともできなかった。

 

午前の古文書を終えて、まず隣の市役所に行き、市民館に配布してもらう分のチラシを届ける。校区市民館は市民協働推進課、地区市民館は生涯学習課と担当が違っていて庁舎内の場所もかなり離れている。それぞれに管理表のような紙に必要事項を記入して、生涯学習課のほうは、各市民館の名前の付いた棚に自分で配る方式だった。それでも12時前には終わってしまった。

 

ピアノのランチ会で利用する市庁舎の最上階のレストランに行っても良かったが、ちょっと一人で行く雰囲気でもないと思い、市役所の前にある古い喫茶店「五輪の書」に行くことにした。混んでいないし落ち着けそうだと思ったのだけれど、混んでなさ過ぎ?ゆえか、メニューが非常に少ない。ランチメニューはと聞くと、パンしかないと言う。皮肉なことに今朝はトーストだったのだが、仕方なく野菜サンドイッチ(ハムは切らしているとのことで、野菜か卵の二択)を頼んだ。

 

向かいに市役所があるから、辛うじて続けることができているのだろうと思われる。ほとんどコーヒーを飲む客しか想定していないような雰囲気(そもそも席に着いたときメニューを持ってこない)で、内心どんなサンドイッチが出てくるのだろうと不安だった。けれども「お待たせいたしました」と出されたものは、グレープフルーツ、パイナップル、アボカドが添えられ、具の野菜もたっぷりで彩りよく、結構お洒落なものだった。お味もまずまずだった。不安に思ったりしてごめんなさい。

 

食べ終わった後、お店に置かれている雑誌を読んだりしていたのだけれど、1時頃にはもう客が誰もいなくなってしまったので、私一人がいつまでもいるのも申し訳ないので出ることにした。それにしても「五輪の書」なんて渋い店名だ。店主にネーミングの謂れを聞いてみるのだった。昭和(と一口に言われるが昭和は64年間と長い)も古い方の時代の雰囲気を残す、今は少なくなってしまった懐かしい喫茶店が楽しめた。

 

あとまだ1時間あるけれど、仕方ないのでNHKに行きホールのソファで待つ。大型テレビには、珍しい中村メイコさんが映っている。さらに珍しい『お笑いオンステージ』の南伸介さんとの共演シーンが流れる。声は低くなっているのでセリフはあまり聞き取れないが、なんだか南さんの姿が見られただけで嬉しくなった。

 

とやかくやするうち、なんとかレッスンの時間が近くなりスタジオに入る。ヤレヤレ・・・。

 

 

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アタシもこれから「柔道一直線」の近藤正臣さんのように

鍵盤の上を華麗に舞います! なんちゃって・・・