よんばば つれづれ

民主主義を機能させる、自立した「ひとり」でありたい

今週ちょっと嬉しかったこと

個人的な、ほんとにささやかな嬉しいことが、今週いくつかあった。

 

まず、水曜日。墓参りに行った帰りにお昼を食べて、もう一つ済ませなければいけなかった用事を済ませ、そこを出ようとしたとき、またしてもイアリングが片方ないのに気づいた。たぶん、マフラーを外したり巻いたりするときに触れて落としたのだと思う。そこの場所でも上着を脱ぎマフラーを外したので、通ったと思しき場所は注意して歩いたがなかった。

 

あとは食事した場所だと思い、どうせバスに乗るためにはその店の近くまで行くことになるので、時間もたっているしまさかないだろうとは思いながらも、寄ってみることにした。店員さんに「イアリングを落としたようなので」と言って、自分の座った席を見させていただくと、なんと、座席の下に懐かしいイアリングが!踏まれもせず、そっくりそのままの姿で落ちていた(カウンター席を選んだのが幸いしたかも?)。

 

このイアリングとは、もう50年近い付き合いなのだ。まだ私が十代のころ、東京に嫁ぎ、当時世田谷に住んでいた姉のところに遊びに行って、下北沢の駅裏の小さなお店がひしめいている中の、イアリングだけを扱う一坪もないようなお店で買った、人生最初のイアリングだ。そのとき一緒に求めたもう一つのほうは、もうずいぶん前に無くしてしまっている。玩具のような安物なのだけれど、思い出深いうえにお気に入りでもあったので、幸運にも私の手元に戻ってきてくれて本当に嬉しかった。

 

 

そして次は金曜日。一般的には育てやすいとされる多肉植物が私は苦手で、今までプレゼントなどでいただいてもことごとく枯らせて(腐らせて?)しまった。いまも、去年友人にもらったものをドキドキしながら育てている。かなり水やりには気を使っているが、それでも時々ポロリと葉が落ちるので、別れがたくて、なんとかよみがえってと祈りを込めて土に挿す。

 

たいてい、しばらくすると腐ってしまうのだが、なんとか頑張っている葉のひとつから、2ミリほどの小さな小さな芽が出ているのを発見した。

 

 

f:id:yonnbaba:20180216093601j:plain

右側の葉の根元に「チロリン村のリップちゃん(60代後半以上にしか分からない?)」のように可愛い芽が出ているのが、お分かりいただけるだろうか。多肉植物は簡単に増やすことができると聞いてはいたけれど、めでたく芽が出たのは初体験。こんなにも可愛いものだったとは!左側の葉のほうがずっと古いのに、こちらは発芽していない。でも腐ってもこないので、まだ期待は持っている。

 

 

自分の勤務先の前で批判の「納税者一揆」をされ、ご当人はどんな思いなのだろう。こんなにもささやかな幸せに満足している下層の庶民の私には想像もつかないが、ああいうお偉い方々には、この程度の不快な出来事など吹っ飛ばすほどの、「巨大な嬉しいこと、おいしいこと」があるのだろうか。

 

 

f:id:yonnbaba:20180217195745j:plain

奇跡的に見つかった、50年もののイアリング。

 

追記:リップちゃんは「芽」ではなく、「蕾」だった・・・。