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よんばば つれづれ

民主主義を機能させる、自立した「ひとり」でありたい

これは洒落?

今見たばかりのYahooトップ画面の見出しです。「世界大学ランキングが発表」。そのすぐ下に「人を不快にする間違った敬語」ですって。わざと突っ込みを狙った?

敬語ではありませんが、「ランキングが発表」はおかしいですよね。書いた人は文字数に制限があるので、このあとの「された」を省略したんですという気持ちなのでしょうが、これを見た私はまさに「不快に」なりました。

不快にさせないためには「ランキングを発表」あるいは「ランキング発表さる」でしょう。後者だと「さる」という古語表現が若い人には抵抗があるかもしれませんが、文字数の点で「される」にできなければ、苦肉の策でしょう。あるいは「ランキング、発表」といっそ助詞を省く方が、ゾワっとするような感じをしないですみます。

このような、省略した見出しやテロップの間違いや収まりの悪さは、Yahooに限らずテレビのニュース番組でももう日常茶飯事です。書き言葉でもそうですから、まして話し言葉においてをや、です。アナウンサーが「たくさんの商品が売っています」と言うのはもう珍しくも何ともありませんね。

ついでに「人を不快に・・・」の話題も興味があるのでクリックしたら、「感動を与えたい」は間違いですよという文章でした。これはもう何度もあちこちで目にしている警告ですが、いっこうに減りませんね。とても不遜な人なのかと思うと、その前後は「・・・させていただく」だらけだったりして、ああ単に知らないだけねと分かるのですが。

一般の人はともかく、言葉を生業にしている人や影響力の大きな立場にいる人は、もう少し自分の使う言葉に神経を配って欲しいと思います。何か聞きなれない新しい言葉を耳にしたら、面白がってすぐ真似て使うのではなく、それが間違っていないか、ほかの言い回しに変えられないか考えてみて欲しいです。仲間内で使うのは自由ですが、言葉にもTPOは必要です。