よんばば つれづれ

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今日はカツサンド気分

雨の落ちそうな日が多くて躊躇している間に、墓参が遅くなってしまった。豊橋市では、昨夜から今日の未明にかけて、洪水警報や地域によっては警戒レベル4の避難勧告も出ていた(私の住んでいるところは水の心配は全くない)ようだが、今朝は久しぶりにからりとした青空になったので、出かけることにする。

 

インビザラインのマウスピースを装着している今は、いつものように外出ついでに外でランチというわけにいかない(もちろんケースや歯磨きセットを用意して出かければ、できなくはないが)ので、午前中に戻ってこられるよういつもより早めに家を出た。

 

けれども、花を買ったあと呼んだタクシーが「混んでいてちょっと時間がかかります」とのことで結局30分以上待たされ、墓参と2、3の用事を済ませているとお昼までには帰れそうになくなった。それで、帰ったらすぐ食べられるようにお弁当を買って帰ることにした。

 

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駅ビルのカツサンド屋さんの前を通った時、そうだ、今日はカツサンドを食べようと思ったのだけれど、まだそのあと用を済ませなくてはいけないので、荷物にもなるし暑い時だしと思い、結局家の近くのいつものスーパーの中のパン屋さんで購入した。一緒に売っていた冷たいカボチャのスープと簡単なレタスのサラダを添えて・・・。

 

マウスピースをつけて一週間がたった。歯医者さんで初めてつけてみた時、どうしてあんなにてこずったのかしらと不思議に思うほど着脱には慣れたが、思いのほか汚れるので、歯磨きに加えてマウスピースの手入れが必須となった。

 

装着しているときは水しか飲まないのに、本当に不思議だ。口の中はばい菌だらけとは聞いていたが、あらためて思っている以上に人間の口の中は汚れる場所なのだということを実感している。

明日は下の歯のマウスピースを装着する。

 

 

 

どら絵さんの葉書、”言い出しっぺ”のメール

遠くで花火の音がしている。今日豊橋は、祇園祭の打ち上げ花火が上がっている。なんとか雨が降らなくて良かった。

 

先日行った「猫はえらい展」のどら絵さんから素敵な葉書が届いた。約束通りブログアップをお知らせするメールを出したら、そのお返事に下さった。携帯は持たない主義の方で、そのうえ今はパソコンの調子が悪く、受信はできても返信ができないのだそうだ。おかげで、私は魅力的な猫ちゃんの絵葉書をいただくことができた。幸運だ!

 

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先週”言い出しっぺ”がスケッチ旅行に発ったのだが、成田空港への途中でくれたメールがなんだかとても心に響く素敵な文章だった。

 

【今、東京を成田へ移動中。高層マンションがたくさん!自分は本当にちっぽけな存在と感じる。

いまあのマンションの一室に住んでいたら、この国の政治に関わり何か影響を与えようとしただろうか。みんな個別に生きているみたいに思える。人とどう繋がるのか。こんなにも人がいて、もう無理だ、と思う。

今、オスプレイが2機飛んで行った!

仕事とは別の仲間、コミュニティがあれば、まだ繋がろうという気持も湧くかも。それにしてもデカすぎる。

ここでピース展をどうやってやるんだ?!

大都市では顔が見えない。あまりにも大きいので、ほんの身の回りの人や家族にしか目がいかない。視野狭窄になる。

かえって豊橋という小さな町に住んでいるから、今のような活動ができるのだろう。ありがたい。

都市の規模によって戦略も違ってくるのか。】

             (了解を得ていないので、帰ってきたら承認を得なければ・・・。)

 

去年はモロッコだったスケッチ旅行、今回は9月の個展の作品を描くためにイスタンブールとベニスだそうだ。いつも私が感心するのは、本業やら副業そして市民活動と大忙しの中で旅を計画する本人以上に、快く一人旅に送り出す奥様だ。ご自身はお孫さんの世話に追われる日々。私だったら、たとえ特に旅行が好きではなくても、文句の一つや二つは出てしまうだろうと思う。

 

”言い出しっぺ”が自分の存在をちっぽけに感じ、こんなにも人がいながら、繋がるなんてとても無理だと感じた東京でも、毎週官邸前で抗議デモをしたり、安倍退陣や最低賃金アップのデモをしたりしている人たちもいる。たぶん、地方都市の私たちが、スタンディングやチャリティーイベントで繋がるのとは違う形かも知れないけれど。

 

 

いよいよ明日は投票日。ちっぽけな存在の、庶民の力もばかにしたもんじゃないよと示すことだってできる。無力感に負けず、諦めず、戦略的投票をしよう!

 

人ひとりは本当にちっぽけな存在だ。無力感にもとらわれる。たった一票投じたからと言って何が変わるのか・・・と思ってしまうかも知れない。でも、今、私たちはネットの海の中で思いを同じくする人と繋がることができる。あの人があそこでがんばっている!と思うことができる。

 

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誰の身にも困難は降りかかる

わっと(id:watto)さんのブログに啓発されて、私もごくささやかな貧者の一灯をともそうと、朝から郵便局に出かけた。

 

www.watto.nagoya

               (happy-ok3さんもブログで紹介していらっしゃる)

 

歩いていると、後ろから来た車から「おはよう」と声をかけられた。見守り隊の相棒のYさんだった。これから畑に今日の収穫に行くという。「キュウリある?」と言うので、「もう食べちゃいました」と答えると、今日また持ってきてくださるとのこと。「気を付けて運転してくださいね」と見送る。Yさん、おんとし85歳である。

 

こうして元気な高齢者がたくさんいる一方で、大変な病気で辛い日々を送っている若い人たちがいる。代わってあげることはできないけれど、祈ったり、高額な費用のカンパに、できる範囲で協力することはできる。こうした呼びかけが、ネットで手軽にできる点は、現代の良いところだと思う。

 

事故も難病も大変不運なことだけれども、どんなに機械の性能が上がり、医学が進歩しても、常に一定程度の事故や難病は発生するだろう。誰の身の上にそれが降りかかり、誰が免れるかは運一つだ。今安泰だからと言って、これからもずっとそうであるかは分からない。だから、今自分にできることをしておくのは、結局は自分のためになるのだと思う。

 

こんな風に私は考えるので、安倍政権とその周辺の人というのは、未来永劫自分たちが弱者の側になることはないと信じて疑わないのだなと、感心してしまう。いや、何があろうと解決してしまえるだけの財力があるというのだろうか。まあ、あの人たちの境遇など全くの別世界なので、想像することも困難なのだけれども。

 

街頭演説を見ている庶民が、ちょっと声を上げただけで警官に排除されてしまうという、信じられないことが平然と行われる世の中になってしまった。その一方で、巨大な権力を持つ人が、公然と弱小野党を誹謗中傷することを卑怯と批判しない。少し先のうすら寒い未来が透けて見えるようだ。

 

これでも投票に行かないという人たちは、自分の未来に何が降りかかってくるか、怖ろしくはないのだろうか。

 

 

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これは冗談でも比喩でもない、本当の猫の災難。排水溝の格子にはまっちゃった猫。消防士さんに助けられたそうだ。

排水管に引っかかった猫。洗剤を使って救出 wedge: MBAホルダーが語るノンネイティブへの道

 

高齢者の自転車

地域の包括支援センターが主催する地域ケア会議があり、民生委員と老人会の代表として参加した。

 

テーマは高齢者の自転車についてだった。警察の方から愛知県下の交通事故について、詳細なデータの資料を見ながら説明があった。自転車事故の件数自体はさすがに一般のほうが断然多いが、死者数になると一気に高齢者の数が増える。とっさによけたり、かばったりができないからだろう。

 

豊橋市の場合、この4月からヘルメットが義務化され、10月からは保険も義務化されるそうだ。きちんと保険をかけている自転車も少なそうだが、高齢者でヘルメットをかぶって自転車に乗っている人など見たことがない。

 

罰則はないというものの、ヘルメットは万一の場合自分の命を守るものだから、次の老人会の例会では使用を呼びかけることにする。ヘルメットの購入代金を2000円まで市が補助してくれるそうだ。

 

私も自分が車を運転していた時には、高齢者の自転車は非常に恐ろしかった。どんな動きをするか予測がつかないからだ。実際、弘前にいた時、信号待ちで停車していたのに、凍結した路面で制御不能になった高齢者の自転車にぶつかってこられたことがあった。納車から数日のピカピカの新車だった(泣、これはホントに泣き!)。相手は年金暮らしの高齢女性で、修理代なんてとても払えませんと言われた(ますます泣き)。

 

今日の会議でも、歩くときは杖をついてやっと歩いている人が、自転車に乗るとシャカシャカ走っていると話題になっていたが、私の周囲にもそういう人はいる。また私自身も、昨年足が悪くなってみて、歩行が困難になるとつくづく不便なことも実感した。タクシーを使うと言っても、徒歩数分のところではさすがに頼みにくい。高齢者ほど自転車が手ばせないという事情もよく分かる。

 

だからこそ、乗らねば暮らせないのなら、安全に乗ってもらう工夫をしましょうというのが、今日の会議の目的だった。警察でも、自転車講習の場を設定すれば、指導の人材はよこしてくれるということだった。市役所の担当課でも、依頼すれば講習会(こちらは座学)をしてくれるそうだ。

 

でも、一番の悩みどころは、問題のある人ほどこういうものに参加してくれないということだ。

 

 

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                      (写真はネットからお借りしました)

インビザラインが始まった

完成したマウスピースがアメリカから届いて、いよいよインビザラインによる歯の矯正が始まった。

 

まずは上の歯から装着スタート。歯の表面に何か所か突起をつける作業。さまざまな調整を経て装着が終わるまで、口は開けたままだ。30分くらいだったのだろうが、自分の感覚ではもっと長く感じた。しょっちゅう定期検診もしていて口を開けていることにはかなり慣れているほうだと思うが、今日は少々大変だった。

 

装着が終わると、先生から歯科衛生士さんに交代して、着脱の練習。これがまた始めはまるでコツが分からなくてちっともはまらず、いたずらに冷や汗やらいらぬ唾液やらばかり溢れる。外す方は比較的簡単だったが、せっかちで細やかさの足りない私は、高価なマウスピースを傷めてしまわないか心配だ。気を付けて取り扱うようにしなくては!

 

夕食時には外して食べるのだが、歯の表面の突起が気になる。だんだん慣れるだろうか。今までのようにひんぱんに間食したり、気軽にコーヒーを飲んだりできなくなりそうだ(ついでにダイエットできるといいな)。装着感としては、いくらか歯が圧迫されているような感じはあるが、気になるほどではない。

 

一週間後、今度は下の歯にも装着する。これを食事の時以外、一日20時間、できれば22時間くらい装着し、3か月暮らす。さてさて、満足のいく効果を得られることやら?である。

 

 

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あまりご覧になりたくないかもしれませんが、ウン十万円のうちのなん分の一かのブツ。

 

信州から届いたブルーベリーほか

信州から摘みたてのブルーベリーが届いた。「二人で摘んできました」とある。吹奏楽漬けの孫はもうすっかり別行動で、このところはもっぱら新婚時代のように、夫婦での休日になっているらしい息子たちからである。

 

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甘くておいしい。

 

昨日会った友人からのメールに、「会ったとたん、50年以上の時がタイムスリップ」とあった。本当にそうだ。15年ぶりどころではなかった。ゆっくりおしゃべりしたのは、同じクラスで過ごした小学生の時以来なのだ!

 

ご近所さんからまた大きなキュウリをいただいた。「今年は豊作で・・・」と仰るので、お日様が照らないのに大丈夫なんですかと伺うと、今年買った苗は、育てた人がいいらしくて、成長も収穫もとてもいいとのこと。名前を覚えておいて来年もまたその人のものを買うとのこと。植物も、若い時の生育環境が大切らしい。

 

体温を上げるための温活ドリンクを飲み始めて4か月半ほどになるが、体温はいっこうに上がる気配がない。相変わらず朝一番に測る体温は35度台ばかりだ。まだまだ効果を求めるのは気が早いのだろうか。まあ、豆乳は体にいいので続けるけれど・・・。

yonnbaba.hatenablog.com

 

国境なき医師団からいつもの便りが届く。そういえば、この前”言い出しっぺ”が、1年の半分を国境なき医師団で働き、残り半分をフリーの外科医として働いている女性医師のドキュメンタリー番組を見たと話してくれた。

 

医師団の報酬は、なんと月15万円だとのことだった。なんと尊いお働きだろうとびっくりして、思わず「もっと協力しなくては・・・」と言葉がこぼれた。中村哲医師のペシャワール会にしてもこの医師団にしても、本当に経費を切り詰めて活動していることを感じる。大きくなりすぎてしまったユニセフからは感じられない点だ。

 

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梅雨が明ければ猛暑だろうとは思うけれど、こんなにうっとうしい空模様が続くと、やはりお日様が恋しい。どんよりした窓外を眺めながら、とりとめのない雑感をしたためた。

 

 

15年分のおしゃべり

昨年、誕生日の近づいたある日、思いがけないプレゼントで喜ばせてくれた友人から先週便りがあった。この三連休に帰省するので、時間があったら土日のどちらかで会いませんかというものだった。土曜は新聞社回りとスタンディングの交流会の予定があり、日曜は老人会の例会だったが、午前中なら空いているので早速約束を交わした。

 

yonnbaba.hatenablog.com

 

そうして当日が来た。前回会ったのは、「今回は中学校の同窓会に出てみようかと思うので、〇〇〇ちゃん(小学校からの友人なので)も参加しませんか」と声をかけてもらって、同窓会の会場で何十年ぶり?かの再会を果たした時だ。あれから10年くらいかしらねと話したのだが、帰宅してからその同窓会の写真を出してみたら「’04 9 4」と印字があったので、すでに15年近くたつことになる。

 

駅ビルにあるホテルのティーラウンジで会うことにしていたのだけれど、二人とも約束の時間より早く着いていたようで、駅ビル内のショップの通路ですれ違った。「アラッ?!」と思って振り返ると、あちらも同じだったのか振り返っていて、「〇っちゃん!」「〇〇〇ちゃん!」と同時に声を出していた。

 

10時オープンのティーラウンジはまだ何分か早かったのだけれど、ポールフェンスを片付けて席に案内してくれた。それから「今何時かしら」という友人の言葉で時刻を見るまで2時間半、ノンストップのお喋りだった。午後の予定が入っているのは私のほうなのに時を忘れていて、もう大急ぎで帰らないと馬車がカボチャに・・・はならないが遅刻してしまう。名残は惜しかったが、再会を約して別れた。

 

友人がこのブログをよく読んでくれて、私のことを分かってくれているということもあるが、そうでなかったとしても、15年でも20年でも、ブランクを超えて語り合えるのが幼なじみの友の良さだろう。クラスこそ小学校しか一緒にならなかったが、彼女とは高校まで一緒だったので、子供時代や青春時代の話から、老化の話も政治の話もと話題は飛びまくったが、打てば響く気持ちよさでお喋りを満喫した。

 

〇っちゃん、夢のような楽しい時間をありがとう!

 

 

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小学校1年生の学芸会の劇『桃太郎』。彼女はおばあさん役でした(〇っちゃん、無許可でごめん!)