よんばば つれづれ

民主主義を機能させる、自立した「ひとり」でありたい

ドローン少年事件、資金支援者、そして江川さんの意見

口永良部島の噴火にびっくり。避難しなければならなくなった住民の方々は、これから避難生活が長期間になる可能性もあるということで、気が気ではないことと思う。

 

そのヤフーニュースの下に「ドローン少年に60万円支援?」という記事が並んでいた。世の善行の方はあまり変化も発展も広がりも見せないのに比べ、悪い行為の方の変化発展と伝染の速さはどうだろう。振り込め詐欺はどんどん進化しているし、ネット動画で目立とうと万引き行為を演出する少年がいたかと思うと、今度はさらに資金を得る知恵までついている。

 

このドローン少年の事件について江川紹子さんが書いている記事に考えさせられる。

zasshi.news.yahoo.co.jp

 

情報の洪水の社会の中で、人は自分の興味のあるもの、自分にとって必要なものを掬い上げて知識にし、知恵として使いこなしていく。15歳の知識と知恵に驚く。この能力がなぜこの方向に使われてしまうのか。天才である赤ちゃんは周囲の大人なりに育っていく。現代はしつける家庭が崩壊し、諌める社会も消え、むしろ悪い行為に喝采し資金援助すらする社会が存在する。

 

そうしたことを防ごうとすれば、江川さんが憂えているように、結局自分たちの社会を息苦しいものにしてしまう危険性もはらんでいる。権利と自由の氾濫する時代のジレンマ。

 

それでも世の中には善意の人、きちんと決まりを守る人の方が圧倒的に多いのだけれど、一部の悪意の人のために決まりは増えていく。でもたいてい悪意の人はそんなことは意に介さず自由に振る舞い続け、善意の人は守らなければ・・・と思ってどんどん息苦しくなっていく。

 

 

アルバイト先で悪ふざけしている動画も万引き演出動画もドローン少年の動画も、みな注目を集めたいのだ。彼らはみな、心に空洞を抱えているのだろうなと思えてならない。現実の空間で、周囲の人としっかりつながっているだろうか。

 

ネットがありとあらゆるものを繋いでいく時代だけれど、その前に、家庭で社会で、リアルのつながりをしっかり結ばないと、ちょっとした悪意がとんでもないことを引き起こしかねない時代になっている。

 

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50年以上昔の、いとこたちと私。

法事があって母の田舎に行くと夜はちょっとした修学旅行状態で、大騒ぎして楽しかった。