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よんばば つれづれ

民主主義を機能させる、自立した「ひとり」でありたい

ねずみにひかれないで

ことば

テレビで古い再放送ドラマを見ていたら、ヒロインを一人残していく場面で相棒の男性がヒロインに対して「ねずみにひかれないように気を付けてね」と言った。思わず「懐かしい!」と思ってしまった。それくらい久々に聞いた。

そうだ、こういう言葉があったよね。すっかり使われなくなってしまった。もう意味の分からない人も多いかもしれない。さっそく検索してみると、案の定もう何年も前からヤフー知恵袋などで「どういう意味ですか」という質問が取り上げられていた。

2010年にはNHKアナウンス室で取り上げていた。http://www.nhk.or.jp/kininaru-blog/55144.html


こういう例えの言い回しやことわざを私の両親などは非常によく使っていた。おそらくその世代(両親は大正生まれ)の人たちはみんなそうだったのではないだろうか。父は食事が終わると「親が死んでも食休み」と言ってのんびりするのが習慣だった。

大人世代が大人らしい言葉遣いをせず、若者のまねを好んでするようになったため、世の中で使われる言葉の層が薄くなってしまったように思う。見習う先輩がいなくなってしまったのでは、人は進歩できなくなってしまうのではないか。

「近ごろの若者は・・・」なんて言っている暇はない。私たち大人こそ、いっぱい本を読んだり、良い映画やドラマを見たりして言葉や感性を豊かにして、年数を重ねたらこういう「大人という種類の人」になるんだよと、見本を見せられるようにならねば。アンチエイジングにかける情熱と同じくらいの熱さをいい大人になるために持たなければ!




あたしたちもネコのいい大人、いやいいバーチャンか。