よんばば つれづれ

民主主義を機能させる、自立した「ひとり」でありたい

政府からのバラマキが届いた

立秋から10日ほども過ぎ、夜ともなれば虫の鳴き声が聞こえるようになったが、日中は相変わらずおそろしいような暑さだ。

 

トライアスロン東京五輪予選では、ランの距離を短縮したとか、レース後選手が救急車で搬送されたとかの報道がある。また水質検査の結果が悪く、17日のレースではスイムを中止し、ランとバイクのデュアスロンにして実施されたとか。

 

こんな状況でも、来年のオリンピック・パラリンピックを実施するのだろうか。アスリートの方々にとっては、日々積み上げてきた努力の成果を発揮する4年に1度の大舞台で、その後の応援を得られるかどうかの大切な機会でもあるのだろうが、それに文字通り「命を懸ける」ことになりかねない。あまりに商業主義になりすぎて、近頃のスポーツには白けた気分が強いが、さすがに命の危険さえある状況に、少々心配になるこの頃だ。

 

しかし、よほどの外圧でもない限り、決めてしまったことは「粛々と」進んでいくこの国。来年のオリンピック同様、10月の消費税増税も、さらにばかばかしい軽減税率や、増税に伴う低所得者層への対策としてのバラマキも、「粛々と」進んでいるらしく、低所得者である我が家にも、昨日政府からのご厚意が届いた。

 

 

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4000円で5000円分の商品券が買えるという、プレミアム商品券の購入引換券の交付申請書である。面倒なうえ、商品券の使用期限は来年の3月末。私は申請するかどうか検討中。ありがたみなど皆無。軽減税率やこれらの対策費、もったいないなあというのが率直な感想だ。

 

 

 

避けられないことと思いがけないこと

地域住民が日に日に高齢化し、民生委員として担当している方も、施設に移られる方や家族に引き取られる方がでてくる。なかにはお亡くなりになった方も。

 

以前自転車で転倒して骨折し、救急車に同乗することになったり、夜遅くに具合が悪くなって、タクシーを呼んで夜間診療を受けるのに付き添ったりした方も、とうとう名古屋のご親族が引き取ることになったと連絡があった。

 

ご連絡いただいた時にお引き受けした燃やせるゴミを、昨日十数袋出し、今日はビン缶ゴミを2袋出して、ああ、とうとうこの方のお世話をするのも最後だなとしみじみした。

 

なるべくお互いさまの精神で助け合って、現在の住まいで暮らし続けられるようにということをモットーに老人会をしているが、当然ながら、家族でもない隣人のできることには限界がある。身体の状態や認知機能が一定の水準以下になれば、やはり施設や家族が頼りとなる。地域で看取ることなどできるわけもない。分かっていることではあるが、ひとり欠けふたり欠けしていくのは寂しいことだ。

 

どんなお金持ちも権力者も避けることのできないのが人生の終わりだ。少し前に読んだ2030年くらいを舞台にした小説では、すでに見た目の「老い」はかなり征服された設定になっていた。現在でも、私が知らないだけで、すでに相当なアンチエイジング技術が使用されているのかもしれない。

 

私のパソコン画面にも、AIがちゃんと私が高齢者であることを知って、その手の広告がひっきりなしに表示される。嫌いなので拒否できる時にはその意思表示をするのだが、懲りずに次々表示してくる。きっと結構な需要があるのだろうなと感じる。もしかしたら、近未来に、人間は不老不死を手にするかもしれない。

 

 

インビザラインのマウスピースは、現在15のうちの4番目。始めたばかりのころは、装着しているときには水しか飲まないのに不思議なほど汚れると思ったマウスピースが、この頃はあまり汚れないようになってきた。

 

間食をしなくなったのと、以前は夜こそ時間をかけて丁寧に磨くけれど、朝や昼間は適当だった歯磨きが、矯正が始まってから三度三度丁寧に磨くので、口腔内の衛生環境が改善されたのかもしれない。

 

マウスピースが必要なくなってからも、この状態が維持できるとよいのだけれど、自信は、ない。

 

 

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若いころは抱っこされるのが大嫌いだったけれど、私の腕の中で安心しきって眠る、すっかりおばあちゃんのオーガスト

 

 

お盆とご褒美あれこれ

都合で昨日はお墓に行かなかったので、一日遅れだけれど、今日は次兄の祥月命日でもあることだし、お許しいただくことにして墓参に出かけた。前回タクシーを30分以上待った経験に学んで、お花を買う時間をみてタクシーを予約してから出かけた。

 

タクシー待ちのロス時間がなかったお陰で、帰りに夏物バーゲンのお店を覗いて、珍しくひとめぼれに近い程度に気に入るものに出合えたので、ワンピースを2着買ってしまったりしたが、それでも昼前に帰宅することができた。

 

今年はインビザライン歯列矯正に投資したので、なるべく無駄な出費は抑えようと思っているが、この年になるとなかなか気にいる服を見つけることは難しい。もともと地方都市では年配向きの品ぞろえの店はほとんどなく、無理して若者向けの店で妥協して選ぶしかなかったが、近頃ではその若者向けの店すら少なくなっている。

 

今日見つけたものも決して年配向きに作られたものではないが、2着とも吸い寄せられるように目がとまった。まだ実際に着てはいないので、着たらガッカリということにならないとも限らない(モデルに問題があるので)けれど。

 

 

帰宅してから、さらに嬉しいことがあった。ブログ友達のid:happy-ok3さんから贈り物が届いたのだ。id:happy-ok3さんは各地、各方面で頑張っている人に対して、励ましたりプレゼントを贈ったりすることがお好きで、ブログもさまざまな人を応援するため、毎日膨大な量の情報を発信し続けていらっしゃる。

 

はてな」ではないので読者登録もスターを付けることもできないけれど、ご紹介。

happy-ok3.com

 

私など自己満足の趣味程度のことしかできていないのに、励ましていただく価値があるのだろうかと心配になる。happyさんに励ましていただくに値する人間であろうと、頑張ることにしたい。

 

ついでにここで業務連絡をさせていただくが、わっとさんへの贈り物もお預かりした。わっとさん、東三河方面にいらっしゃるようでしたらご一報を!登録読者をたくさんお持ちで、id:hitomihoshimiさんやid:yagawafuyuさんの応援など、いつもいろいろな方の応援を責任もって精力的にしていらっしゃるわっとさんは、私などと違って、この贈り物を受け取るにふさわしい方だと思う。

 

今日は台風の影響で荒れ模様。今朝、家を出るときは急に強い雨が降り出した。仕方なく傘をさして出たが、間もなく雨はやみ太陽が照りだした。雨傘を日傘代わりにしたが、強い風にあおられてハッタケ(風で傘が裏返ることをこの地方では昔こう言った)になりそうで、慌てて閉じた。

 

ノロノロ台風の影響は明日も続きそうだ。皆様どうぞご注意を。これでいく分でも秋が感じられるようになればいいのだけれど・・・。

 

 

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                                 画像はdomonetさんからお借りした

家族ととびきり美味しいものをいただく幸い

長男夫婦が来たので、5月に行って舌鼓を打った割烹ゆうしゅんさんにまた出かけた。入口に大きな胡蝶蘭の鉢。ミシュランガイドに掲載されたらしく、そのお祝いの花だった。今回はコース料理でなく単品で注文する。

 

 

突き出しは、ひんやりねっとりの枝豆豆腐に細かく泡立った何やら(聞き取れず)のソースに、タピオカや小さな赤とピンクのエディブルフラワーをあしらった、涼しげで美しい小鉢。

続いてお造り盛り合わせ。

甘鯛・鯵・イカ・平貝・鮪・ヒラメ・鱧・のどぐろ・ウニ、どの素材もみな素晴らしかったが、なかでも鱧・のどぐろの美味しかったこと。ウニもいままで食べた中で最高だった(まあ、大したものは食べていないのだけれど)。

夏野菜の和風バーニャカウダ。

水ナス。ただ生の水ナスを切ったものに塩が添えられて供される、それだけのものなのだが、これも「超」のつく美味しさ。

野菜の炊き合わせ。

薄味なのにお出汁が良いせいか、非常に美味なジュレがかかった炊き合わせ。野菜を食べた後、3人とも残ったジュレをきれいにいただいてしまった!

天ぷら盛り合わせ。

これもみな素晴らしかったが、特に甘鯛の松笠揚げがとりわけ美味しかった。中心にコーンを入れた葛よせを揚げたものも珍しい味わい。

ジャコと山椒のお茶漬け。

デザートは、桃のパンナコッタとシャーベット。

 

飲み物はエビスの生でスタートし、日本酒へ。開運・三井の寿・日置桜など。私と息子は非常に弱いし、嫁も年齢のせいか大分弱くなったので、あまり大した量は飲めず。お料理はどれもこれも素晴らしいので、もっともっと注文してみたいが、いかんせん、四十代2人に七十手前の私では、こちらも大して食べられず。

 

「ここの美味しい料理を〇〇に食べさせたい!一緒に来られたらよかったのに」と、嫁は部活のために今回も一緒に来ることができなかった孫のことを残念がっていた。

 

孫は同席できなかったが、でも、こうして家族で美味しいものをいただきながら和やかにおしゃべりを楽しむのは、何よりの幸せだ。

 

 

 

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お店が紹介されているサイトから拝借。

 

このお店で楽しく食べてしゃべってするうちに、いつしか3時間以上経ってしまい、この日はマウスピースの装着が20時間を切ってしまった。

平凡な女の平凡でない生き方『風化する女』木村紅美著

会社を三日も無断欠勤したため、上司の手配でアパートのふとんの中で硬くなっているのを発見された四十三才の「れい子さん」。

 

この後に続く「会社では九時から五時まで口をへの字形にむすび、ふちのない眼鏡をかけ、長い髪は黒いゴムでひとつに束ねて、もくもくと働いていた。入社して二十年経っても、一般事務職のままで、昇給はなく、高校や短大を出たばかりのちゃらちゃらした女の子たちと、ほぼ、同じ額の給料をもらっていた。それで不満はないというか、あきらめているようでもあった。」という文章で、れい子さんという地味な女性がくっきりと浮かび上がってくる。

 

社内に親しい人もいなかったれい子さんのアパートの整理を任されたのは、年齢は一回り以上も離れた時野という女性。彼女もまた少しだけ同僚の女性たちに距離を感じ、一人で行動することが多く、いつしかれい子さんと同じ喫茶店でランチをとる関係になっていた、それだけのことで「仲が良かった」とされてしまったのだ。

 

時野はその役回りを少々うっとうしく思いながら、れい子さんの遺品整理などを進めていく中で、会社でひっそり生きていたれい子さんからは想像もつかないような彼女の暮らし方に触れていく。

 

化粧や服装に気を使いながら、社内では健康サンダルを履いて、サンダルの先から肌色ストッキングの色の濃くなったつま先をのぞかせて平気でいる女性たちに対し、れい子さんは「ぶざまこの上ない」と時野に言う。よくよく見ないと気づかないが、れい子さんは足もとにはひそかにお金をかけていた。

 

アパートやロッカーの整理をすると、ますます見えてくるれい子さんの暮らし方や生き方への美意識。

 

携帯電話の待ち受け画面やロッカーのドアの裏側に貼られた写真の、ひげ面にバンダナの男性はれい子さんにとってどういう存在だったのか。事務机の引き出しから見つかったその男性のライブに行くための北海道までの航空券を、無駄にするのももったいないしと、時野ははるばる出かけていく決心をする。

 

れい子さんの押し入れにはいつでも旅立てるよう用意されたトランクがしまわれていて、中にはコンタクトレンズと化粧ポーチには使いかけのシャネルの口紅が入っていた。れい子さんは会社ではいつもすっぴんに眼鏡だったのだが。

 

こんな具合に、だんだん明らかになってくる会社以外でのれい子さんの生き方が、なかなか粋だなと思わせる。生きている間、誰に注目されるでもなく、死んでも誰も悲しむ人もいないようで、すぐに忘れ去られ風化していってしまうであろう女性。けれども誰に知られなくても、注目されなくても、自分の美意識を持ち、抜くところは抜いてもきっちり自分の仕事をしたれい子さんという存在が、特に親しかったわけではない時野という存在を通して、淡々と綴られる。

 

英雄でも美女でもない、ごくごく平凡な女性の物語。ドラマチックな展開も事件もない。もしかしたら、戦前あたりまでは、れい子さんのような女性が珍しくはなかったのかもしれない。時代的な制約から、もう少し質素ではあったにしても。

 

一人のごく目立たない女性の地味な生き方を描きながら、現代の、お洒落で時流にのっていると思い込んでいるが、実は思考停止の人々への痛烈な批判になっていて、「れい子さん」は風化するどころか、鮮やかに私の脳裏に刻まれた。

 

 

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一緒に収録されている『海行き』も良い。

 

ひょっとして、熱中症?

これも年齢ゆえか、たいてい一晩に一度は目覚める。トイレに行ったり、水を飲んだりしてまた眠るのだが、昨夜はなんだかめまいがして、壁などにつかまってフラフラしながら台所まで行き、水を飲んでベッドに戻った。

 

朝目覚めると、まだめまいがしていて、なんとなく胸のあたりも重苦しいようで気分がパッとしない。もしかしたらこれは軽い熱中症なのではないかと思った。昼間はさすがにエアコンを使うが、今まで夜はたいてい扇風機だけで過ごしてきた。それもいよいよ限界か。

 

ふらつく足でよろよろと台所に行って水を飲みながら、まだこのまま終わるわけにいかないと焦った。人生に未練があるわけではないが、まだあとの準備を整え終えていない。いつ何があるか分からないこの頃なのだから、早く後顧の憂いのないようにしなければいけないと改めて思った。

 

体力をつけるためにもまずは食べなくてはと、軽い朝食をとってからまた休んで、いつもは5時過ぎに始まる一日が、今日は3時間遅れくらいでスタートした。幸い、そのあとは体調もいつも通りになり、食欲も相変わらずありすぎるほどで、何事もなく暮れた。

 

それにしても、油断のならない熱中症。予防のため、寝る前に水も飲んでいるのだけれど、このようなことになってしまった。みなさまもどうぞお気を付けください。

 

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あぢい。。。

オデブでおなかをするため、擦り切れて毛のなくなったおなかを天に向けて、放熱?しながら眠るドリーム。

暦の上では今日から秋だけれど

連日の酷暑(立秋の今日からはこれでも”残暑”になるのだろうが)、インビザラインのマウスピース装着で、今までのように気ままに間食もできず、日々悪意が募っていくばかりのように感じるこの世界・・・と、条件がたくさん重なっているにもかかわらず、私の体重はいっこうに減らない。

 

日本語教室もコスモス会も夏休みなうえ、この暑さに、ただでさえ出不精な私はどうしてもということ以外は外に出ないので、家での時間はたっぷりある。年齢的にすっかり早寝早起きになって、遅くとも10時、時には眠気に負けて9時過ぎに寝てしまうこともあるので夜の時間は短いが、それでも基本的に夜は読書をしないことにしているので、ほかの楽しみがいる。

 

そんな夜の時間を過ごすのに、今夏はあまり見たいと思うドラマが見つからず、録画して消去せずにいるお気に入りのドラマやDVDを中心に楽しんでいるのだけれど、今週からこの地域のフジ系列の局で、午後の時間に『Dr.コトー診療所』の再放送が始まり、それを録画して楽しみに見ている。このドラマの青い空や海、そしてコトー先生のやわらかな笑顔に癒される。

 

 

「癒される」という言葉にいくばくかの抵抗を感じていた私だが、今はその言葉がぴったりするように思う。図太くて逞しい私だけれど、さすがにこの何年かの世の中の雰囲気には参っている。繊細な人には、さぞ生きづらいことだろうと思う。人類はせっかく言葉というコミュニケーション手段を獲得したのに、理解しあうのではなく、その大切な言葉で、互いに傷つけあっている。国と国も、人と人も・・・。

 

あったことをなかったことにはできない。そして人間は間違いをおかす生きもの。間違ったこと、悪いことをしてしまったら、それを無理やりなかったことにするのではなく、潔く認め、謝り、償うべきは償って、より良い未来に踏み出す。簡単なことだと思うのに、なぜできないのだろう。

 

悪意の応酬、報復の報復を繰り返して、私たちはどこへ行こうというのだろう。

 

 

言葉を持たない動物たちに教えられる。

昨日のヤフーニュース

猫がタヌキに授乳 もはや親子 | 2019/8/7(水) 21:52 - Yahoo!ニュース

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タヌキのママを務めるネコのしろちゃん。子ネコも一緒。  (画像は山陽新聞さん)