よんばば つれづれ

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巷に雨の降るごとく・・・

私たち豊橋ユネスコ協会が籍を置かせてもらっている愛知大学の事務室に、5月に活動の助成金を申請した財団から郵便物が届いていると連絡が入った。今日は午前に古文書の講座があったので出かけ、ついでに2,3の用をたして昼食を摂って戻ったところだった。雨も結構降っているし・・・と思ったが、サッサと受け取りに行った方が良い結果が頂けるかも知れないと、気持ちを励まして出かけた。

 

徒歩で往復30分の距離だけれど、途中から物凄い降りになってもうびしょ濡れ。胸から上はかろうじてましかなという程度。濡れたスカートが足にまとわりつき、時々しずくがレインシューズの中に滴る。それでも往きは希望があるのでまだ良かった。

 

事務所に着いて郵便物を受け取り、そのまま戻ろうかと思ったがやはり結果が気になる。それでロビーの椅子に座って開封した。結果は、残念でした・・・。過去に一度いただいているので今回は難しいだろうと思ってはいたけれど、それでも資金難の我が会としては一縷の望みを託していたのでガックリだ。

 

帰り道は濡れそぼったスカートや、時々傘から漏れ落ちるしずくにみじめな気分だった。

 

以前音訳ボランティアをしていた時もやはりこうした民間企業のボランティア活動助成金を申請したことがあった。その頃には結構いくつかの企業が募集していた記憶があるのだけれど、今回インターネットで探してみたがあまり該当するものが見つからなかった。不況の時代が長く続いていたので、やはりこのような文化活動は縮小してしまったのだろうか。

 

 

それにしても今日つくづく感じたことは、世の中は高齢者が回している(?)ということだ。古文書の講座はもちろん年寄りばかり。お昼はパスタやピザの店で食べたのだけれど、ここがまたかなりの高齢者率だった。

 

駅ビルという立地もあって結構ビジネスマンらしい男性も多かったのだけれど、ほぼ満席の店内を何気なく見まわして驚いた。ほとんど高齢者でチラホラ30代40代らしき人がいるという感じで、平均年齢を出したら間違いなく60代くらいになりそうだった。

 

そのあとネットで予約しておいたチケットを受け取りに、先日映画会をした穂の国とよはし芸術劇場プラットに向かうと、その通路も年配の女性がゾロゾロ。プラットに着くと丁度今日は演劇鑑賞会の日だったようで、1階のロビーも2階の大ホール前のロビーや通路も年配の女性で満員だ。男性もちょっぴりいるけれど高齢者であることは同じ。

 

いまや本当に経済を回しているのは高齢者なのだと、しみじみ納得した。都会ではまた違った風景が展開しているのかも知れないけれど・・・。

 

それにしてもよく降る雨だ。明後日から約1週間、ファミリサポートの仕事で、幼稚園バスで帰って来る幼児をお迎えに行って自宅まで送り届けるのだけれど、こんなに雨だったら大丈夫だろうか。4歳児だそうなので、もうちゃんと傘をさして歩けるだろうが、あまり雨がひどいと手を繋ぐことができるか心配になる。

 

そろそろお日様や青空が恋しい。猛暑は嫌だけれど・・・。

 

 

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気持ちが明るくなるように、

元気なひまわりの画像をYahooの画像サイトからお借りしました。