よんばば つれづれ

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足場が外されやっとスッキリ!

住んでいる集合住宅の外壁の改修工事が終了した。10月から始まって2か月半、建物の周囲に足場が組まれ、さらに1階部分は黄と黒の縞模様のトタンの囲い(これが風にあおられるとバタンバタンとすごい音を立てうるさかった!)、2階以上はメッシュシートで覆われていた。

 

建物がきれいになり気持ちよくなることなのだから、不平を言ったら罰が当たりそうだけれど、2か月半のあいだ、ずっとグレーの靄の中に暮らしているようで、その靄の中を時おり人影が動くという落ち着かない日々だった。

 

以前ブログに書いたように、我が家を取り巻いていた木々たちは、足場を組むためにことごとく切られてしまったが、その木の間に置いていた大小のたくさんのプランターや鉢類はあっちこっちに片付けられていた。

 

小さいものは自分でコツコツ戻すことができるけれど、大きな素焼きの鉢やプランターは重くて一人では運べないので、作業員さんにお願いしておいた。運ぶ前にちゃんと声をかけてくれて、指示するとおりにやってくださった。これから少しずつ微調整したり、水やりができず枯れてしまったものも多いので、植え替えたりもしていきたい。

 

今まではシートで囲われて姿が見えなかったが、はずされてみると、色を塗り替えた建物はもちろんのこと、周囲の樹木が無くなって景色は一変してしまった。もうすぐ新しい年を迎える。心機一転で、新たな終の棲家を、小さくても心地良い私の居場所にするべく、コツコツと作り上げていくとしよう。

 

 

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こんなに緑いっぱいだったのだけれど、垣根のサザンカもフェンスに絡んでいたアイビーもツルハナナスも何もかも、すっかり丸坊主。(これは2014年夏  でもこれはあくまで共用スペースで勝手にガーデニングを楽しませてもらっているだけで、うちの庭ではありません)

冷えっ冷えの歳末助け合い運動

民生委員で歳末助け合い運動の街頭募金に立った。私は赤い羽根の時に立ったので、今回は立たなくてよかったのだけれど、家庭の事情で参加できない人ができたので、代わりにお受けした。

 

今日は全国的に寒さが厳しく、朝の天気予報で名古屋は最高気温7度とのことだった。豊橋は名古屋より少しだけ夏涼しく冬暖かいところなのだけれど、今日の豊橋駅前は午後1時でその名古屋の予想気温より低い摂氏5度だった。冷たい西風が強かったので体感温度はもう少し低いと思う。また途中から雲が多くなって日差しも陰ってしまい、いっそうつらかった。

 

私たちは正午から2時までの担当だったのだけれど、交代した午前の時間帯の方は、4度だったと仰っていた。終わるころにやっと5度になったのだそうだ(ちょうど目の前のビルの壁面に液晶表示の温度計がある)。私たちの後の2時から4時の方たちはさぞ寒かったことだろう。時間帯としては、私たちが一番恵まれていたと思う。

 

赤い羽根の時に立った場所よりは、駅前(いつもスタンディングしている場所)だから人通りは多く、その点でも活気がある分ほかの場所より恵まれていたと思う。それでも募金に応じてくれる方は多くはなく、2時間終了して私の募金箱の中には百円玉が何個かと十円玉3、4個だった。私の地区では今日3人が参加したのだが、ほかの人も似たような成果だった。

 

担当する時間よりかなり早く着いたので、3人でスターバックスでコーヒーを飲んで時間をつぶしたのだが、やはり街中の歩行者がすっかり減ってしまい、世の中が大きく変わっているのだから、この募金の方法は考え直すべきだということで意見が一致した。でも、組織の上のほうで何十年も熱心に活動しているような方たちの意識が変わらないと難しいと、私より経験の長い2人の方が仰っていた。

 

民生委員をしている方もとても高齢化していて、たぶん六十代後半から七十代が中心だと思う。今日の寒さの中での活動で、体調を崩す方のないことを願う。

 

 

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募金してくださった方に差し上げたシール。

服や持ち物に貼って、募金したしるしに・・・。

二度目の鍼治療と大福もちと津軽からの電話

初めての鍼治療が大変な体験になったことを先日書いた。それでも、効果はとても感じたので、今日二度目の鍼治療を受けた。今回は鍼の抜き忘れもなく無事終了。

 

なんといっても家から近くて便利。これからさらに年を取っていくことを考えれば、やはりここの先生を育てて、経験豊かな名鍼灸マッサージ師にすることが最善だろう。誰でも初めは新米だ。開業一年目なんだもの。と、考えている。

 

午後は町内の老人会の例会で、今回は餅つき器を使って餅をつき、大福を作ってふるまった。

 

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この大福もちを作ったもち米を送ってくれた津軽の友人から、偶然にも夜電話があった。農業をしながら公文の教室をしていて(私が教室を開いたときには4人目のお子さんを生んだところで、その子育てもしながらの二刀流だった)いつも大忙しの人だ。それなのに、今日の電話によると、数年前から、頼まれて「ファームステイ」とやらを受け入れ、台湾やマレーシアなどアジアの高校生の農業体験に関わっているのだと言う。

 

昨日セネシオさんのブログで中国や他のアジアの国々の若者が勉強熱心だという話を読んだところだけれど、今日の友人の話でも、そのファームステイで来る子たちがとても優秀だし勉強熱心だとのことだった。

 

台湾の子も中国語・英語もできて、おまけに日本語も少し分かる子や、勉強中という子も多いとか。日本の大学や大学院を目指し、日本の企業で働きたいと言っている子も多く、日本の勉強しない大学生たちはどうするのかしらと、友人も言っていた。まして、その背後には、すでに日本に勉強に来ることも、日本で働くことも、見切ってしまっているアジアの若者たちもたくさんいるのだ。

 

日々読んでいるブログ仲間の話題や、ちょうど今日大福にしたもち米とつながる、友からの夜の電話に不思議なシンクロニシティを感じた。いや、もち米はともかく、中国をはじめとするアジアの国々の台頭は、それだけ猛烈な勢いと広がりを持っているということだろうか。

土曜4時のスタンディング、歌とともに。

明るいうちにと、土曜日の4時という時間帯に移動した駅前スタンディング。今日はその2回目だった。ギターと歌のMさんが参加してくれたので、タンバリンを鳴らしながら和する人もいて、にぎやかに行うことができた。土曜日の通行人は、まだスタンディングが珍しいこともあってか、私たちのほうをしっかり見ていってくれる人が多い。

 

 

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私のプラカードは先週と同じ「首相、ウソを認めて退陣を」。

 

 

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この他に通行人にビラを配っているメンバーもいて、全部で12名の参加だった。

 

今日はこのスタンディングに先立って、1時から2時間半余の交流会(ミーティング)もあった。来年の夏あたりにまた新しいイベントをする企画があり、それについての意見交換を中心に、当面のNHKに対するスタンディングアピールの提案も出て、充実した内容になった。

 

おとといからのちょっとモヤモヤした気持ちは、今日の活動で少し解消することができた。やはり外に出ること、人に会うこと、行動することが大切だ。

一つの活動の終焉

今年の一月にこのブログでも報告した、民主主義に基づく新しい政治を求めて発足した活動が、事実上終わることになった。実際は、野党共闘が崩れたこの間の衆院選の前から、すでに活動は止まっていた。

 

昨日事務局のメンバーが集まって今後について話し合い、結局結論に至らず年が改まってからまた落ち着いて話し合おうと持ち越しになったが、結論はもう見えている気がした。

 

この会の目的は、市民の求める政治を行ってくれる政党や政治家を応援することだと思っていた。そのための手段として野党共闘を図るのだと理解していたのだけれど、どうやら初めに呼び掛けた人たちは、野党共闘そのものが目的だったようで、それが失敗に終わり、また当面選挙もない今となっては、活動の必要性がないということらしい。

 

活動の初期のころから折に触れ方針の違いを感じ、たびたび自分の考えを言っては来たのだけれど、まるで力及ばず、自分の目指したような活動はできなかった。市民連合の一つとして、他の地域とも連携して広がりのある活動にしていけたらと願ったのだけれど、方向が違っていたようだ。

 

この結論は予想してもいたし、もうこの活動の中でともにやっていくことはできないと思ってもいたのだけれど、それでも、なんとなく昨日から気持ちが沈んで、持て余している。

 

スタンディングとじじばばの会と、自分の活動の場は二つもあるのだから、なんとかこの重い気持ちは今週でリセットして、また新たな心で社会と、政治と、向き合っていきたいと思う。

 

 

こういうときはドリームにご登場願うのがいちばん!

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おかあさん、赤くなったはっぱはおいしいの?

 

言葉はどんどん変わるんだそう

「おいしそう」とか「難しそう」とか聞きなれているので、特におかしいとも思わず聞き流していたこの「そう」の使い方。神永曉さんの「日本語どうでしょう?」というサイトを読んでから、気になってたまらなくなってしまった。

 

japanknowledge.com

 

いまや毎日この使い方の「そう」をテレビで聞かない日はないというくらいだ。好きで結構よく録画して見ている『ドキュメント72時間』など、ナレーションを書いている人のお気に入りの使い方なのか、毎回何度も出てくるほどだ。

 

思うに、現代は婉曲、あいまいな表現が好まれ、強い調子は敬遠されるようだ。「これが〇〇です」と言わず、「こちらが〇〇になります」と言う。「です」より「なります」が婉曲かどうか分からないけれど、「・・・だ」「・・・である」という断定の調子は強いと思われ、嫌われるらしい。「・・・そうだ」の「だ」が抜け落ちて「・・・そう」という言い方が好まれるのは、おそらくこの延長線上にあるのではないだろうか。

 

5年ほど前にこのブログで「な、かな、のかな」というタイトルで書いたが、この願望表現の時に「幸せになったらいいかなと思います」とか「いいのかなと思います」という言い方をするのも、「いいなあと思います」と言ってしまうと強すぎる、厚かましいと思われないか、という配慮なのだろうか。

 

 

言葉について書くときは、「正しい」「正しくない」を論じていると受け取られがちだし、自分自身も間違いだらけでご指摘をいただくこともあり、ちょっと臆病になって最近はあまり書かないようにしている。それでもやっぱり、食べることが好きな人が味についてあれこれ語りがちなように、私は言葉が気になり、ついつい語りたくなってしまうのだ。

 

 

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はてなのお題が「今年買ってよかったもの」となっているが、我が家の良かったものの一つ、台所のシンクの前の棚。吊戸棚との間に注文したようにピッタリ収まってスッキリ!

またしても「猫バンバン」の季節です

今日は真冬の寒気が入り込み、西日本では初雪の降ったところもあったそうだ。二年近く前にこの「猫バンバン」なる行為を知ってブログで取り上げたのだけれど、今年もドライバーさんたちにこれをしていただく季節になった。

 

可愛い猫さんいっぱいで「猫バンバン」を訴える動画(音が出ます)

youtu.be

 

私も冬支度・・・というわけでもないけれど、手紙を出しに行ったついでに、もう少し足を伸ばして我が家から一番近いドラッグストアに、先日かばさんが教えてくださった「足の冷えない不思議な靴下」を買いに行った(あまりドラッグストアに行く習慣がないのですっかり遅くなってしまった)。

 

目指すものは見つからなかったが、同じようなものと思われる「魔法瓶ソックス」なるものがあったので、試しにそれを購入してきた。看板に偽りがないことを願う。

 

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会社を辞めた2013年の今頃は、寒さにもめげず夜明け前に起きだして、空が白々明けるころにはウオーキングをしていたのだけれど、いまやすっかり横着を決め込んで、明るくならなければ起きないので、夜明けの遅いこの時期、目覚めればすでに7時近い。

 

そういえば、猫たちがいたときには、彼女たちにも起こされたのだった。

 

 

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温風の吹き出し口に陣取るお婆さん猫たち。