よんばば つれづれ

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大つごもりの霊園は大賑わい

2016年の最後の一日となった。

今日の一番のなすべきこと、墓参りへ。

大きな霊園なので訪れる車がひきもきらない大賑わい。

さすがに、盆と暮れはどのお墓も真新しい花が供えられている。

 

父と母と次兄の眠る墓をきれいにして、花を供え手を合わせる。

この一年も無事終われることを感謝し、

そちらにいった猫たちのこともよろしくとお願いする。

母は我が家で4年間一緒に暮らしていたから、再会を喜んでいることだろう。

 

いよいよ今年も終わり・・・。

 

 

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霊園内の通路にズラリと並んだ車

 

 

 

 

ゴミ拾いと今年最後のスタンディング

この2、3か月ほど、地域の小学校の「見守り隊」の会議の時に我が団地内の公園が、中学生の芳しからぬたまり場になっているように言われる。問題の中学生は、必ずしも団地の住人ではない場合もあるのだけれど。

 

会議の出席者の一人から、「いつも話題になるので、ウオーキングのついでに一度見に行ってみたら、ゴミがとてもひどかった。だからよからぬ子たちが集まるのでは・・・」と言われた。いちおう月初の一斉清掃のときに担当の組長さんは集会所や公園周辺を掃除することにもなっているのだが、たしかに、実際は忘れられていることが多い。老人会でも、例会の前にみなでゴミ拾いをしたり、気を付けてはいるのだけれど。

 

ゴミを捨てるのはうちの団地の住人だけではないにしても、老人会を代表してその会議に出席する私としてははなはだ面白くない。それで、近頃は時々公園のゴミ拾いをするようにしている。今日も、公園をきれいにしてお正月を迎えようと思い、午後からゴミ拾いをした。それほどいっぱい散乱しているという印象はなくても、集会所周辺と、公園の外周と中とを拾い終わると、10リットルのゴミ袋がいっぱいになってしまった。

 

子供たちが捨てたと思われる菓子のパッケージや飲み物のカラもあるけれど、たばこの吸い殻の多さに呆れた。もしかすると中学生が好奇心で吸ったものもあるかも知れないが、おそらく大半は大人が捨てたものだろう。

 

私がガーデニングに利用させてもらっている共用部分の花壇にも、人を待っていたのか、たくさんの吸い殻が花の陰に捨てられていて、腹立たしく思うことがある。禁じられていない場所でタバコを吸うことまでは仕方ないとしても、せめて自分の吸ったものは自分できちんと始末をつけてほしい。

 

まだ小さいと思っても、子供は結構大人のすることをちゃんと見ている。本当は各家庭で小さな頃から、ゴミはごみ箱に捨てるなどの基本的ルールをきちんと躾けてくれるといいのだけれど、全ての家庭に期待することはとてもできない。

 

子供のうちに身につけないと、なかなかあとからでは難しいことが多いが、知らない大人が公園のゴミを拾っている姿をしょっちゅう見ることによって、いつか、公共の場にゴミを捨ててはいけないんだなということに気付いてくれたら嬉しい。

 

 

・・・とここまで書いて、電車に乗り遅れそうなことに気付いた。今日は今年最後のスタンディング。先週のクリスマス集会のイベントでいちおう終了したのだけれど、「ちょうど金曜日でもあるし、来られる人だけでも!」との情報がメールで知らされたのだ。一人の年末年始で余裕があることだし、これはもう当然参加でしょ、と急いで出かけた。

 

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もうさすがにこの時期に来るもの好きは少ないかなと思ったのに、予想に反して盛況。通常の金曜日でも近頃はとうてい20人に及ばないのに、今日は19人集まった。ギターも鍵盤ハーモニカもあって賑やかだった。

 

 

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こんなパフォーマンスを考えてきた人も。今年の10大ニュース、世界版と日本版を流しながら解説、とても興味深い試みだった。

 

 

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新年は元旦からスタンディングを行う。午後1時にこの場所で立った後、駅の反対側の羽田八幡宮までねり歩いて行って、初詣客にアピールする予定だ。

 

暇な私はもしかしたら明日も更新するかもしれないが、とりあえずご挨拶。

今年一年、つたないブログをご訪問くださった皆様、本当にありがとうございました。

来年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

 

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画像サイトよりお借りしました。

 

 

 

 

 

 

今年最後の勉強の日は、向田邦子さんの随筆の要約練習

9月からスタートした中学2年生のNちゃんとの木曜日の勉強。今日が年内最後の日だった。今日の勉強を終えて帰る時、「もう4か月たったんだね」と言うとNちゃんもあまりの速さにビックリしていた。初めて来た頃には冷房をいれたのに、今は暖房して足元はパネルヒーターで温めている。

 

国語力の強化のために、冬休みには国語の要約練習をしたいと考えていたので、この間から数英に国語の要約の宿題を追加した。得意な論説文だけやってきたので、今日は数学のあと残った時間で要約に取り組んだ。教科書の中の向田邦子さんの随筆『字のないはがき』を選んだ。

 

200字ではとても無理と言うので、はみ出してもいいからと言うと300字近くにはなったがいちおうできた。それからいっしょに推敲して削っていったのだけれど、さすがエッセイや短篇の名手の作だ。Nちゃんのまとめた要約文を読んでいても胸が締め付けられる味わい。もちろん、Nちゃんのまとめ方も的ははずしていないのだ。

 

取り上げる文章を選ぶため教科書を手に取って見ていくと、平家物語徒然草などの古文、漢詩の春暁、与謝野晶子や啄木の短歌など懐かしい作品のある一方で、俵万智さんや穂村弘さんの作品が掲載されていることに時代を感じた。

 

 

先週は「宿題で分からないとこが・・・」と言ってNちゃんが開いたのが、理科の問題集の電気の所で、オームの法則を使って電流や電圧を計算する問題だった。懐かしい。ほとんどはオームの法則に入れていけば解けたが、抵抗を並列につないだ場合の全体の抵抗の数値を計算する式を忘れていた。Nちゃんも覚えていないので、ネットで検索。すぐ見つかって、「ああ、そうだった!」。なんと現代は便利なこと。五十年ぶりの公式と再会した。

 

この4か月、Nちゃんと勉強することが私にとってどんなに刺激になり励みになったことか。どんな子だろうと幾分かの不安もあったけれど、とても素直に私の話を聞いてくれて、勉強のあとついつい話し込んでしまうこともしばしばだ。

 

あっという間だったこの4か月。この3倍の時間を過ごすと、当たり前ながらもうNちゃんの受験が目の前となる。その頃には着実に力もついて、妥協することなく希望の進路に進めるようになっていてほしい。そして私の頭の錆もいくばくかは落ちているだろうか。

 

 

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ドリームはお勉強の邪魔の名手だったね。。。

 

 

 

 

食通marcoさんからの「牛とろ丼」

クール便でお届け物が配達された。

送り主はmarcoさんだ。

せっかく豊橋でお目にかかるのだから、食通でお料理好きのmarcoさんに豊橋の名産品を知っていただき、濱納豆にいたっては何か素敵な創作料理を考え出していただけたらなんぞと思って土産を差し上げたのだが、かえってお気を遣わせてしまった・・・。

 

 

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ジャーン!

「行列の出来る法律相談所」で某弁護士が紹介したもので、その弁護士先生が普段は難し気なお顔を盛大にほころばせておいしそうに食べているのを見て、美味しいものには目がないmarcoご夫妻は早速取り寄せて召し上がったのだそうだ。以来marco家の大好物になったとのこと。

 

ワタクシは、一人のお正月に、おごそかに、ありがたく、いただこうと思います。

 

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お手紙にはmarcoさんのお好きなフラミンゴのシールが・・・。

止めてあったマスキングテープもフラミンゴ柄でした。

 

 

キンカンの生姜入りハチミツ漬け

昨日の「住み開き『よんばばんち』」で参加者のひとりからたくさんキンカンをいただいたので、クックパッドで横着な私向きのなるべく簡単なレシピを探して作ってみた。

 

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かわいいキンカンたち。種を取るのが手間だけれど、なんだか穏やかな楽しい気分でできた。時間的にも精神的にも余裕があるせい?

 

 

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生姜の薄切りといっしょに瓶に入れて、ハチミツを注ぐ。これだけ!これなら私だってできる・・・。なのになんだかとっても体に良さそう。風邪がよけていきそうだ。

 

このキューピーマヨネーズの空き瓶大好き。もうひとつの赤いリボンをデザインしたものもとても素敵。サイズも手ごろで使い勝手も二重丸。

 

 

5か月目の「住み開き『よんばばんち』」は最多参加者で今年の締めくくり

12月の最終日曜日で、当然のことながら2016年の最終日曜日。住み開きは暑いさ中の8月の最後の日曜日から始めたので、今回が5回目だ。いろいろイベントと重なったようなので参加者が少ないかと危ぶんだが、忙しくハシゴする予定まで立てて来てくれた人たちもいて、ふたを開けてみれば7人と最多記録を更新した。

 

豊橋スタンディング(現在、正式にはこれに+〈プラス〉が付く)やママの会の思いを外に広げていくという目的からすれば、今回も私にとって「初めまして」の参加者はいなかったので、ま~だまだまだ、という段階だけれど、家に人が来るというのは自分にとって刺激になるし、外で会うのとは違う気分で話せるのも楽しいので、気長に続けていきたい。

 

映画『チョコレートドーナツ』を見終わって一番に出た感想は、やはり同性愛者に対する見方があまりに現在とは違う点への驚きだった。いまは随分LGBTへの理解も進んだが、その裏にはこの映画に描かれたようなとんでもない偏見と差別に苦しんだ人たちの歴史があるのだと痛感する。この映画の主人公ルディのような、信念と勇気の持ち主が道を切り開いてきたのだろう。

 

DVDを購入して初めて見た時には気づかなかったけれど、母親に育児放棄されたダウン症の少年マルコに対する主人公たちの愛情の真剣さにうたれ、同性愛であることを受け入れようとするのはすべて女性だ。ルディたちがマルコを預けた学校の教師、裁判の判事、家庭局から調査に来た係官。

 

それに対して、偏見に満ち狭い心で相手を陥れるのは男!SPYBOYさん(id:SPYBOY)がいつも「男はダメ」と仰っているけれど、まさしくこれが「一般的男」(もちろん、SPYBOYさんのように料理も上手で、素晴らしい男性も少数ながらいらっしゃる)の姿なのかもしれないと思う。

 

ルディを演じるアラン・カミング、しびれる歌声と色気のある演技で魅せる。マルコを演じるアイザック・レイヴァ、演じすぎないところがとてもいい。かえって彼の寂しさやせつなさが心に深く響いてくる。

 

 

私が飲み物の準備などでバタバタしている間に、参加者同士で感想などが語られ、ハシゴのスケジュールの人やこの後仕事が入っているという人はここで退場。

 

このあと4時から第二部でクリスマスパーティー。前もって作っておいた野菜のマリネと、あとはデリバリーのピザとチキン。みな車なのでノンアルコールのシャンパンで、今年の活動に乾杯した。

 

ユニセフで購入したキャンドルをいっぱいつけて、懐かしいビング・クロスビーの「ホワイトクリスマス」の音楽を流して・・・。小さなキャンドルなのに、注文したように6時までのちょうど2時間燃えていた。子供達が家を離れてからは、年末か年始に帰省していることはあっても、クリスマスにちょうど来ていることはないので、我が家でのクリスマスパーティーは随分と久しぶりだった。

 

映画で始まっても、結局、話の落ち着く先は日本の、世界の、政治のこと。2017年、トランプ政権のスタートするアメリカはどうなるのか。多くの国が選挙を迎えるヨーロッパはどうなるのか。そして日本はどこへ向かうのか・・・(2020年、大変なことが起きるのではないかという意見があった)。

 

 

こうして、友人とのんびりクリスマスパーティーを催していられる平和な幸せ。この平凡でささやかな幸せが、なぜ地球上のすべての人のものにならないのだろう。

 

 

 

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一人ぼっちのクリスマスイブだけど、明日は・・・

クリスマス・イブ、ひとり静かに過ごしています。静かに過ごせるだけ幸せ。物理的に静かどころじゃない、物騒な環境にいる人たち、精神的にとうてい心静かでいられない人たちもいっぱい・・・。

 

 

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いかにも「可愛いでしょ?!」というものが多いなか、なんだかサンタのコスプレに不服そうな猫さんにご登場願いました(ネットからお借りしました)。

 

 

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昨日の私たちのクリスマス集会が地元の新聞に載りました。

 

明日は今年最後の「住み開き『よんばばんち』」です。