よんばば つれづれ

民主主義を機能させる、自立した「ひとり」でありたい

お上りさん報告・抗議行動編

昨日朝8時に我が家を出発、豊橋駅で同行のK子さんと落ち合い、46分発の新幹線ひかりで一路東京へ。

 

以前、豊橋の子供関連施設前で、共謀罪法反対のママの会のビラ配りを一緒にしたことがあるものの、ほとんど初対面に等しいK子さんと、1時間半うまく間が持てるだろうかと一抹の不安があったが、そんなことはまるで杞憂だったとすぐに分かった。乗っているのは新幹線、私たちのおしゃべりも超特急、という感じだった。

 

あっという間に、予定通りの10時10分、東京駅に到着。高速バスで朝6時に着いているはずのSさんに電話するが、休憩場所で熟睡中なのか応答がない。やむなく二人で銀座を目指す。駅構内の案内図を見たり人に尋ねたりしながら、なんとかかんとか目的のGINZA SIXに辿り着いた。

 

このあと、銀座でのお上りさんのウインドウショッピングなどのことはまた改めてまとめることにして、今回はまず「0414国会議事堂前大行動」について書きたい。

 

SPYBOYさんから、前半が総がかりなどの「オールド左翼」の担当で、15時半からが若い人たちの担当になるとの情報をいただいていたので、その若い人たちの仕切りが始まるころに到着した。集まっている人が、意外に少ないなというのが第一印象だった。今週一週間、天気予報ではずっと「週末は春の嵐」と言い続けていたので、その影響もあったのかもしれない(どこまで悪運の強い・・・)。

 

Sさんの友人が待っているという、憲政記念公園の時計塔に向かう。公園の中もデモ参加者と思しき人がたくさんいる。集会の熱気と喧騒が公園の中にも満ちている。太鼓のリズミカルな音に血が騒ぐ。若々しいコールの声に胸が躍る。友人のバンドの演奏を聴くというSさんを残して、私とK子さんは待ちきれず先に集会のほうに移動した。

 

しばらく歩道の人波の中でコールしていたが、まもなくネット動画などでも紹介されている「バリケードの崩壊」が起きた。でも私たちのそばで起きたそれは、言葉から連想されるような激しいものではなく、つまずいたりしそうでむしろ危なっかしいバリケードをたたんで片づけた、という印象だった。

 

豊橋の集会やデモでは決して見かけることのない若者たちが、ハンドマイクを持って口々にコールを先導する。今までどうも言うのに抵抗があった首相を呼び捨てにするコールも、不思議とすんなり連呼してしまう。雰囲気のマジックだ。

 

人ごみの中を、「給水」とか「医療」というゼッケンをつけた子たちが回って歩いている。統制の取れた気持ちの良い集会だ。空に伸びる巨大なオバケのような風船人形がユラユラし、太鼓が鳴り響き、一見お祭りのような楽しい雰囲気と、ずらりと並ぶバリケードの警備用バスの連なりや、居並ぶ制服警官の雰囲気は全く不釣り合いだ。

 

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太鼓のリズムに合わせて体を揺らしながら、喉がかれるのではと思うほどコールを叫び続け、5時の終了を迎えた。公園の中を歩いているとき、「夜にはキャンドルデモもありますので参加を」と呼びかけられたが、帰りの新幹線は6時33分なので残念ながら参加するわけにはいかなかった。

 

途中ちょっと雨が落ち始め、準備していったポケッタブルのレインコートを慌てて取り出して着たが、さいわい大したことなくすぐに上がった。かえって天気が良ければ日焼けを心配しなければならなかっただろうから、むしろまずまずの集会日和だったとすら言える。

 

こうして、私の東京での抗議行動デビューは終わった。エネルギーを充填してもらった気分だ。いつまでもこんなデモが必要な政治状況では困るけれど、正直、楽しい経験だった。もしかしたら、ほかの国々では、この楽しさを経験している人が多いので、何かあるとすぐ行動できるのだろうか。

 

投票行為が民主主義の基本ではあろうが、それでも多数がいつも最善であるわけではないし、おかしいと思った時には声を上げる、行動するということが、抵抗なくできる社会の雰囲気を作っていきたいし、それが保証されている憲法や法を待つ国であって欲しい。

 

 

今回さまざまなのぼりやプラカードを見たが、一番笑ってしまったもの。

「バカ殿 退場」。

 

 

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居並んだ警官の皆さんに、「どうもお疲れ様」と言って帰路に就いた。