よんばば つれづれ

民主主義を機能させる、自立した「ひとり」でありたい

ナイトズー体験

誘われて(出不精の私は「誘われて」ばかりだとつくづく思う。自分から誘うことはめったにない)、昨日「豊橋のんほいパーク」のナイトズーに出かけた。動物園を訪れるのは何年ぶりだろう。20年くらいは出かけていない気がする。ましてナイトズーは初体験だ。

※「豊橋のんほいパーク」は豊橋総合動植物公園の愛称。「のんほい」は三河弁で会話の文末に付く言葉で、「~だよ、ねぇ」ほどの意味。今は相当年配の人しか使わないけれど。

 

 

 

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7時近いけれど、まだ明るい。活気のある入り口、期待感が高まる。

 

 

 

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先程の入り口を入ってすぐの景色。温室や展望塔が目に入る。暗くなってからは、この展望塔のボディを使って、プロジェクションマッピングの上映が行われる。

 

 

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いつもヘタッピな写真だけれど、明るくないのでますますピンボケなのはご勘弁。カバの大吉くんのお食事風景。りっぱなおしり。

 

 

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女の子たちは水中でお食事タイム。しっかり水面に顔を出して「ご飯ちょうだい!」と催促するのは、積極的な性格のサツキちゃんだそう。もう一頭のミネちゃんはちょっと恥ずかしがり屋さんだそうで、ご飯を待つ時も水面から出すのは口だけで、決して顔は出さないそうだ。食事が終わって部屋に入る時も、決まってサツキちゃんが先に入るとのこと。

 

 

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これがちょっとシャイなミネちゃん。池でも食事して、部屋に入ってまたお食事。

 

池で餌をやる時に、飼育員さんが「サツキ~、ミネ~、おいで、ご飯だよ~」と呼ぶと、池の反対側の方にいた二頭がちゃんと飼育員さんのいるところまで泳いで(実際は前足で水底を歩く)来た。食事が終われば開いたドアから部屋に入るし、生活リズムをちゃんと把握していることに感心した。ちょうどお食事タイムに遭遇したこともあって、今回のナイトズーではこのかばさんたちが一番印象に残った。

 

まだ夏休み中でもある土曜日の夜、天気もまずまずだったのでかなりの人出で、人間たちは大いに楽しんでいる様子だったけれど、夜間に照明がついて、大勢の人間がガヤガヤするのは動物たちには大なり小なり負担だろう。もちろん、極力影響を避けたいエリアなどは立ち入りできないようになってはいるが、とにかく動物たちのストレスはなるべく少なくなるようにしてほしいと、その思いは頭を離れなかった。

 

カンガルーは夜行性だということだが、ほとんどみんな寝ていた。ペンギンもたいていは頭を体にもたせたりして寝ている様子のものが多かったけれど、2、3羽は水中にいて、小さな女の子がガラスのこちら側で上げ下げする赤いものを追いかけて泳ぎ、観客たちの「カワイイ~」の声を集めていた。動物の世界にも、夜遊びの好きな子がいるようだ。

 

ライオンとか虎とか、今までの動物園であまり精悍な姿を見たことの無い猛獣の、りりしい姿をみられたらと思ったが、のんほいパークではそれらはナイトズーの対象にはしていなかった。

 

 

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先日亡くなった象のマーラの献花台は、花やプレゼント・思い出の写真などであふれていた。マーラはこの動物園で6年前に生まれたのだけれど、母親に育児放棄され、1歳の時には前足を骨折し、リハビリを続けているなかでの死だった。多くの祝福を受けて誕生したものの、苦労の多い5年11か月の生涯だったと思う。やはり、人工的な環境の中で動物を飼育することの限界を思わない訳にはいかない。動物がいてくれて楽しいのは人間の側なのだから、どうすれば動物と人間がより良い関係で共存できるか、これからも考えていかないといけないと思う。