この夏のある日、私は発見しました。
最近の蚊はすごい、見つけられにくいように羽音をたてなくなった・・・。
夜、寝ようと思って床に入るとしばらくしてあのキーンという音。「あっ、蚊がいる」
そう思うともうそのまま寝るわけには行きません。
せっかく気持ちよく眠りに落ちかけていても、もう一度起き出してにっくきヤツを退治しなければ、おちおち寝られません。猫たちもいるし我が家は蚊取りの薬剤を使っていないのです。
そんな夜がひと夏に何回かはあったはずですが、今年は全くありません。でもたまに朝起きると足が痒かったりすることはあります。
で、気付いたのです。見つかりにくくするために羽音をさせないように進化したのだと。
スゴイ、一寸どころじゃない小さな虫にも五分の魂!
それからしばらくたったある日の会社で、またしてもキーンという音はないけど蚊が私の周りを飛んで隙を狙っています。ふと気付いて近くの席の30代の男性社員に聞いてみました。
「蚊が飛んでる時キーンって音してる?」
彼はごく当たり前のように「してますよ」と答えました。
そう、そうだったのです。
蚊の進化でもなんでもない。私の「退化」です。
モスキート音が聞こえなくなった! トホホ。。。