よんばば つれづれ

民主主義を機能させる、自立した「ひとり」でありたい

われわれはこういう人間を議員に選んできた

 

「戦争に行きたくない」というSEALDsの若者たちのことを「自己中心的で利己的」と言った武藤議員にも呆れたけれど、またまた出てきた自民党議員の呆れたカミングアウト話に、もう開いた口が塞がらない。

 

話のもとは中川雅治参議院議員(東京都選挙区選出)のホームページの記事で、同議員と、義家弘介衆議院議員(神奈川16区選出、ヤンキー先生として話題を呼んだ)ならびに橋本聖子参議院議員比例区選出、ご存じスケートの五輪メダリスト)の鼎談の場で「いじめ」について話した時に出た話題だそう。

 

私の中学時代は男子校でしたが、クラスの悪ガキを中心に皆いつもふざけていて、ちょっと小さくて可愛い同級生を全部脱がして、着ていた服を教室の窓から投げるようなことをよくやっていました。脱がされた子は素っ裸で走って服を取りに行くんです。当時、テレビでベンケーシーという外科医のドラマがはやっていました。ベンケーシーごっこと称して、同級生を脱がして、皆でお腹やおちんちんに赤いマジックで落書きしたりしました。やられた方は怒っていましたが、回りはこれをいじめだと思っていませんでしたね。今なら完全ないじめになり、ノイローゼになったりするケースもあるのかなあと思います。いじめられている方も弱くなっているという側面はありませんか。

 

普通の人はこれでびっくり、これは大変ないじめじゃないかとお思いになることでしょうが、ご本人は平気だから自分で自分のホームページに載せているのだ(現在はすでに削除されている)。公言してしまうその神経にもまたびっくりだけれど、さらに驚くことには鼎談の相手のヤンキー先生も聖子氏も、何らびっくりすることもなくサラッと聞き流して、「今のいじめはもっと陰湿ですよね・・・」などと会話は続いて行くのだ!

 

そうしてお次は、熊田裕通衆議院議員(愛知1区選出)だ。こちらもなんら悪びれることもなくご自身のサイトで自らご披露なさった話。やはり現在は既に削除済み。

今では想像もつかない(?)と思いますが、中学・高校の時は決していい子じゃない、というかやんちゃな悪ガキでした。母は何度も学校に呼び出され、時には涙を流していました。「お宅はどういう教育をしとるんだ」と、担任に厳しく言われていたそうです。
先生とイタチゴッコをするのが楽しみで、グループでいつもワアワアやってました。そう、こんなことがありました。ある時、産休補助でみえた若い女性教師が生意気だということになって、いつかギャフンと言わせようと仲間とチャンスをうかがっていたんです。

放課後、先生がトイレ掃除の点検にやってきました。好機到来です。中に入ったところで外からドアを押さえて閉じ込めたんです。そして、天窓を開け、用意していた爆竹を次々に投げ込んだんですよ。はじめは「開けなさい」と命令していた先生も、そのうち「開けてください」とお願い調になり、最後は涙声で「開けて~」と絶叫調に変わってきた。「やった~」と快感でしたね。

 

こちらも、あの狭いトイレで爆竹だなんて 、読んでいるだけでも空恐ろしくなるようなことを、軽い自慢話のような口調で書いている。こういう人間の神経を疑ってしまうが、これがれっきとした国会議員なのだ。

 

こうした暴力的行為を若い時のちょっとやんちゃなかわいい話くらいに考える「マッチョイズム」を社会が認めるから、この種の人間が国会議員という社会的には「成功した側」にいる。

 

この話をBROGOSで書いている赤川智弘氏は、記事をこう結んでいる。

 

それは結局、良識ある人たちが、いくら「イジメやセクハラは良くない」と叫ぼうと、社会の側が他人をイジメることに躊躇のないマッチョイズムを前面に押し出した人材を求めているということに他ならない。

いくら我々が彼らを批判しようと、彼らが成功者であり続ける限り、彼らが反省することはないだろう。

 

我々がするべきは、彼らを批判することではなく、彼らのようなマッチョイズムあふれる人材をちゃんと批判し、社会で活躍できないようにしていくことこそ、重要である。

まずはあなたの両親や上司。そうした身近な人たちに対してこそ、しっかりと批判して行くべきだろう。

 

近頃あちこちで高額の箱モノを作る計画が見直され始めているけれど、今まで私たちはあまりにもそうしたことに無頓着だった。どんどん経済が膨れ上がっていく時代にはそれでも何とかなってきたのだろうが、少子高齢化、人口減少、産業の空洞化などがいっしょくたにやってくる今後は、これでは破たんするしかない。

 

来月ユネスコの私たちのグループでスタディーツアーに行くダム建設予定地では、ダム湖の底に沈む場所に何十もの縄文遺跡などがあるという。人口減少で国内産業も衰退する時代に、そうした文化遺産を犠牲にしてまで本当に水は必要なのだろうか。

 

原発、ダム、橋、道路、スポーツ施設、健康保養施設、自治体の規模に見合わない庁舎・・・と数え上げればきりがないほどの土木工事や建設工事を許してきた。公共事業はその1割は関係者の懐に入るとか。だから誰も無駄を省いて予算を縮小しようなどとは考えなかったのだ、市民からの突き上げを食らうまでは。だって、それは自分の取り分を減らす行為になるのだから。

 

私たちは大切なこの国の自然を切り刻むことによって太ってきた。なぜなら税金を懐に入れたのは政治家や官僚だけでなく、そのまわりに群がる企業しかり、政治家に便宜を求める選挙民とて同じ穴のムジナだったのだ。タコが自分の足を食べるように、私たちは日本の貴重な自然を食い物にして「豊かで」「便利な」生活を手に入れてきた。その結果、足が五本に、あるいは半分になってしまった体で、子孫に生きていけと言っているようなものだ。

 

余禄を手にする機会は与党時代の長い自民党が圧倒的に多かったのだろうが、他の政党が全く清廉潔白とも言えないだろうし、自民党に投票してこなかった自分に責任がないなどとは思っていない。戦争の苦しさも知らず、比較的豊かな時代に自由を謳歌して育ち、いま社会秩序も社会的富も、まして平和さえもあやしくなったこの国を次の世代に渡そうとしている、私たち戦後生まれの逃げ切り世代こそ、しっかり責任と自覚をもって価値観の軌道修正に汗しなければと思う。

 

今日は長崎の原爆記念日・・・。

 

 

***

昨日サイレントスタンディングから帰っても、ドリームが玄関に迎えに来なかった。食いしん坊の彼女は多分ちょっとつまむものほしさからだとは思うが、必ず迎えに出てくるのだ。

珍しいなと思いながら、そのあとも私はブログの更新などしていた。いつもは私がいるリビングで寝ているのだけれど、昨日はいつまでたっても姿がない。隣の部屋に行ってみると、夕方私が出かけるときにいたマッサージチェアの上でそのまま寝ている。

まさかと思い、心配になって慌てて電気をつけてみた。お腹が上下しているのでほっとしたが、ちょっと食べ物をほしがらなすぎる。抱き上げてみるといやにぐったりしている。

大好きな缶詰も食べようとしない。水だけわずかに舐めた。

夜中も心配で電気をつけてはちゃんと息をしているか何度も確かめた。

今日もまだ食欲もなくぐったりとひたすら寝ている。

猫の熱中症についてネットで調べてみたが、その症状とも違う。けれどもおそらく暑気あたりのようなものかと思う。ドリームとてそろそろ18歳、人間なら80代後半だ。オーガストよりは若いし、性格が幼いものだからついつい年寄りだということを忘れているが、いくら食いしん坊だってたまには食欲をなくすことも出てくるだろう。

昨日帰宅した時よりはいくらか良くなってきたようだ。けれども、まだまだ心配。

いつかは別れなければいけない日が来るんだけどね・・・。

 

 

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ただグッタリと眠るドリーム。

私がコーヒーを入れると必ず「アタシもブレイク!」とばかり、

「なにかちょっとつまむもの」を欲しがって台所に来たのに・・・。