よんばば つれづれ

民主主義を機能させる、自立した「ひとり」でありたい

「スーパーローカルヒーロー」自主上映会豊橋、収支報告 《追記、感想1件》

 いつまでも映画会のことが続いてしつこいとお感じの向きもあるかとは思うが、当日会場でお客様に約束したことなのでご勘弁願いたい。

 

 

先日の上映会の収支報告。

 

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※観客が50人を超え黒字になるのが確定していたので、当日券も全て1000円にしました。

 

80インチスクリーンでの上映となったときには大幅な赤字を覚悟したけれど、会場の壁いっぱいに近い大画面ででき、最終的に、ノブエさんの福島支援活動などのための「れいこう堂基金」に7000円ちょっとのカンパもすることができた。(月曜日振込み予定)

 

上映会の日、まだ1歳にもならないくらいの赤ちゃんを連れて、当日券を求めて来てくれた若いお母さんが忘れられない。「赤ちゃんがぐずったらすぐ外に出られる席を・・・」と周りへの心遣いも忘れない。終わり頃は出口そばに立って赤ちゃんをそっと揺すってあやしながらご覧になっていた。赤ちゃんを抱っこして外で見ていてあげたかったが、知らない人が抱いたらかえって泣いてしまうだろうと思い我慢した。あとちょっと、あとちょっとで終わりだから、いい子にしてね・・・と祈りながら見守った。片づけを終えて反省会をしたとき、他のスタッフも女性はみんな同じ気持ちだったことが分かった。

 

その若いお母さんがチケットを求める時「まだこういう(当日ユネスコのパンフレットを配った)活動を何もしたことがないんですけど・・・」と関心を示してくれたそうだ。受付をしていたスタッフは「今あなたがするべき一番大切なことは、このお子さんをしっかり育てることだから。そのあとでこういうことにも興味を持ってくれればいいからね」と答えたという。

 

このお母さんのようにまっすぐに真面目に生きている若いひとや、自主上映の映画会に連れられてきておとなしく付き合った赤ちゃん、こうした次の世代の人たちに、私たちいい年をした大人はいったいどんな社会を残すのか?未来に希望の見えにくい時代に、少しでもその未来にかかる不安の雲を払う努力をしていかなければ!と、その可愛い母子を見て、あらためて思いを強くした。

 

 

《追記》

当日のコメントカードではなく後日メールでいただいた感想があまりに素敵だったので、ご本人の了解を得てアップいたします。

 

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映画会、大成功でしたね。お疲れさまでした。とても落ち着いた雰囲気でセッティングされており、安心して始まりを待つことができました。

 

映画の最初の場面から、私は大声で笑いました。大きなドラマがあるわけではないのに、何度も泣きました。ヒーローとはについて、インタビューを通して、人々が関わりの中から、言葉を産み出していたことも印象的でした。

 

原発についてのメインテーマでありながら、そこに留まらず、普遍性をもたせていることは、スーパーであることの証ですね。出会い、去り、また新たなかかわりが生まれる。男泣きのヒーローの画面からは、彼が「ファミリー」を体感していることを感じました。音楽を通して、こうしたつながりを創り出してきたのは、彼の行動であることも、幼い子どもたちの信頼から伝わります。

 

お手伝いをせずに、帰りは急行しましたが、3時のありがたやには間に合いました。昭和30年代の私たちの活動拠点に通じる尾道のお店。なんともほほえましく、懐かしく、うれしく、ありがたく。映画の全体から届いたメッセージは、普通のおっちゃんがいて、当たり前のことをきちんと、丁寧にしていることで、人の道を歩く仲間がいることです。人は必ず応えてくれるものであることが、救いです。だから、私たちもまた、おっちゃんに続く営みを受け入れることができます。


また、ゆっくり、直接お茶してお話できますことを楽しみにしています。ユネスコの皆さまの心温まるお支えがじんじん伝わってきて会場が、終わりまでとても和やかでした。

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書いてくださったのはこの春まで市会議員を20年務めてきた方。ご自分のお子さんもまだ生まれていない頃から自宅を開放して文庫活動を始め、今も地域の母子のための活動を続けていらっしゃいます。今回自主上映会をするにあたり、議員活動締めくくりのご多忙な時にもかかわらず、後援の取り方からメディア対応まで誠意溢れるご指導をいただきました。