よんばば つれづれ

民主主義を機能させる、自立した「ひとり」でありたい

「中神敬子 日本画展」を見に

ほの国百貨店美術画廊で開催中の「中神敬子 日本画展」を見に出かけた。10年ほど前に西武百貨店が閉店してから、この街の唯一の百貨店だった丸栄が、2012年から独立した運営になり、この珍しい名称のデパートになった。私は西武があった頃は仕事帰りにちょくちょく寄ったけれど、駅とは反対側になる丸栄にはあまり行ったことがなく、「ほの国」になってからは今日が初めてかも知れない。

名古屋の松坂屋の美術館は、デパートの美術館と言ってもかなり充実しているけれど、「ほの国」のものは「会場 美術画廊」と記されているけれど、美術コーナーと言った方がしっくりするほどのものだった。あまりに狭いスペースで、したがって作品数も少なく、とても残念だった。作品が素晴らしいだけに、もっと見たかったと不満が残る。

中神敬子氏は1974年豊橋生まれの日本画家。小学校から名古屋の旭丘高等学校美術科に学ぶまで、星野眞吾氏に師事していたそうだ。女性らしい繊細さと透明感のある色彩の美しさが魅力的だった。特にブルーがきれいな、アジサイを描いた「卓上の花」と、柔らかな緑の濃淡と優しい光をとらえた「緑の丘」(40号)に心ひかれた。「緑の丘」は部屋に掛けて眺められたらいいだろうな〜と思う作品だったけれど、110万円(税別)で、ちょっと手が出ない。しっかり見て、心に刻んで帰って来た。


一番気にいった「緑の丘」。実際はこの何倍も素敵です。
粟津画廊さんのホームページよりお借りしました。