よんばば つれづれ

民主主義を機能させる、自立した「ひとり」でありたい

終わった!「ESDユネスコスクールフォーラム」

この3か月ほどをかけて準備を進めてきたフォーラムが終わった!反省点はいくつかあるけれど、まずは天気にも恵まれ、発表する小中学生を含めると入場者が150人を超えるほどになったことを素直に喜びたい(会場のキャパシティは200人ほど)。

資金も豊かでなく、活動できる会員も少ないなかで、「よくがんばりました。なんとか合格点」というところだろうか。先月同じ豊橋で開催された県主催の「ESDフェスタ」と比べると、同じテーマを扱いながら、モノクロ写真とカラー写真くらいの違いがある。どだい資金力が違うし、あちらはプロの代理店がすべて取り仕切っていたのだから、貧乏な素人集団の我々とでは比較にもならない。

今日の私たちの催しは、実に地味で真面目なものだった。けれどもあちらのカラー写真は子供をダシにしているような感じが否めなかったが、私たちのイベントは正真正銘子供達が主役だった。いや、子供達の輝きが私たちを助けてくれたと言ってもいいくらいだ。

オープニングの「ホタル舞う朝倉川に」というミュージカルは桜丘中学校(実際にはこの春卒業してしまい今は高校生になっている生徒たち)で、ESDの取り組みの発表をしてくれたのは、小学校2校、中学校3校(うち2校は実際には6年生の時に取り組んだ内容)だった。発表の中で私たちの出前授業に触れた部分では、いつもワークショップや感想文で知っていても、第三者に向かって発表しているのを聞くと、ちょっとまた違ったものが胸に迫り、ジーンとしてしまった。

その中で一番最後に発表した中学校は、古くからの住民が多く、子供の数が少ないこともあってとてもまとまりの良い地域を校区としている。出前授業の活動の中でも、メンバーはそうした印象を持っていたが、今日の発表を聞いて、ますます地域の絆の力というものを感じた。

その地区では伝統的に、保育園と小学校と中学校が合同で運動会をしているという。そして防災訓練も小中学校合同でしていたけれど、避難場所の中学校の屋上がまだ余裕があるので、昨年保育園も一緒にしたのだそうだ。そして中学校の階段は段差が幼児には大きくて危ないので、中学生が手を引いたり抱っこしたりしたと言う。

級数も少なく(中学校が143人各学年2クラスと言っていた)保育園から中学校までほとんどみんな一緒で顔見知りなうえ、いつも運動会も幼児から中学生までがチームになって行っているので、普段から人間関係ができているという状況は、どこの地区にも当てはまることではないけれど、この中学生の発表は、防災面だけにとどまらず示唆に富んでいるように思った。


会が終了して、お帰りになるお客様をお送りしていたら、一人の方が「子供達はしっかりしていますね。大人は負けないように頑張らなくちゃ・・・」とおっしゃった。少しでもこんな風に感じてくださる方があれば、主催者側の一員としてとても嬉しい。教えることは学ぶことであり、子供達以上に、大人こそ学んでいかなければいけないのだから・・・。