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よんばば つれづれ

民主主義を機能させる、自立した「ひとり」でありたい

今日のタロットカードは”The World”

「万物が調和した完全無欠の世界」
「満足を得られるところまで到達する兆し」・・・。いいですねえ。

天気予報によると明日の日曜日は雨とか、今日はこんなにいい天気なのに。で、がんばって午前中に母のところに出掛け、また散歩を実施しました。秋晴れの爽やかな天気だったこともあり、母は外に出ると「気持ちいいねえ」を連発。今回は私の家に連れてくることに決めていたので、我が家に向かいます。途中、母は「気持ちいいねえ」と「この辺はいいところだねえ」を繰り返しています。住宅内の公園で小さな男の子が二人遊んでいたので、ちょっと寄って見物しました。「お母さん、孫の小さかった頃を思い出すでしょ?毎日毎日子守したよね、男の子3人の」と声を掛けると、覚えているのかいないのか分かりませんが、目を細めてコクコクとうなずいています。

公園を後にして我が家への通路を歩きながら「前にお母さんここに4年間だけど住んでいたんだよ、覚えてる?」と聞くと「どこに住んでたんだかなんだか、もうみんな忘れちゃった」と言います。6年前までの4年間ここで暮らし、雨の日以外は毎日このあたりを散歩していた母なのですから、この通路も、私の家の玄関ドアまでの数段の階段も手すりも、馴染み深いもののはずですが、記憶を呼び戻すことはなかったようです。

玄関のドアを開けて家に入ると、早速ドリームが迎えに出てきました。動物好きの母の顔にぱっと笑顔が浮かびます。もしかして猫たちを見たら思い出すかも・・・と思いましたが、やはりこれも駄目でした。去年の春、仕事をやめて母を家に引き取ろうかと思い、試みにグループホームから外泊許可を得て連れて来た時も、全く思い出せなかったのだから、1年半以上も経った今は更に無理なことかもしれません。でも、少なくともその時より母の歩みはしっかりしています。あの頃はひとりで立っていることもあぶなっかしく、私に全体重を預けてきていっしょに倒れそうな恐怖を感じました。

居間のソファに座るとすぐに、「ここにおいで」と自分の膝をトントンと手で叩きながらドリームに呼びかけます。オーガストはちょっと距離を置いて見ていますが、人懐こいドリームはそばに寄っていきます。ここを出て5分もしたら忘れてしまうのでしょうが、いまひととき、猫たちと楽しい時を過ごしてね。おばあちゃんと遊んであげてね、我が猫ちゃんたちよ。

帰り道は少し遠回りして隣の小学校の校庭を覗いて行くことにします。グラウンドで野球をしている男の子たちを見られたらと期待したのですが、土曜日の今日はだあれもいませんでした。残念だったね、お母さん。このお楽しみはまた今度ね。

朝、ホームのデイルームで母の顔を見た瞬間に「あ、今日は調子良さそうだな」と分かりましたが、母にいっぱい喜んでもらうことができ、占いどおりとても満足の得られる散歩になりました。


おばあちゃんと遊んでね。