よんばば つれづれ

民主主義を機能させる、自立した「ひとり」でありたい

落合監督おめでとう

中日が終盤の劇的な追い上げで見事優勝。球団初の連覇という輝かしいおまけまでつけて、落合監督の退任の花道を飾りました。あとは日本一へまっしぐらです。

この連覇の原動力が、巨人に負けた9月6日の球団社長のガッツポーズにあったと、今日のヤフーのニュースで知りました。これによって監督も選手も一丸となってドラマチックな逆転優勝になったというのですから、ほんとに人間は精神力がものをいうのですね。

物心ついたら家族がみんな中日ファンだったというだけで、私は熱烈なファンでもなければ、落合監督についても特別好悪の感情もありません。ファンサービスが足りないことや野球の内容に面白さがない点などに、球団幹部が不満だったようなことが書いてありましたが、監督の言うとおりやはり最高のファンサービスは、勝つことであり優勝することでしょう。(勝ってもおもしろくない試合、負けても納得できる試合があるのも事実ですが、それでもやはり)

近頃はスポーツもみなショーアップされ、また選手の側もメディアへの露出が多く有名になれば、競技生命が終わった後もタレントとして活躍の道が開けるからか、ファンサービスに力を入れるようになりました。スポーツ選手と芸能人の差がどんどん縮まっているように感じます。プロスポーツは応援してくれるファンがいなければ成り立たないのですから、ファンに対する感謝を忘れてはなりませんが、過度なサービスを当然のように求めるのもどうかと思います。一番大切なのは本分である専門の仕事(競技)に励むことだと思います。ファンが感動するのはひたむきに努力し、戦う姿であって、インタビューでのうまいコメントや観客受けをねらった派手なだけのプレーではないでしょう。

落合監督は選手時代も監督になってからも、そのあたりを徹底的に大切にし、素晴らしい結果を出してきました。結果を問われるプロとしてはその点でまことにお見事と言わざるを得ません。少々マスコミやファンを喜ばすおべんちゃらが足りなくて、上の方は面白くなかったようですね。高い報酬も払っていたようなので余計に・・・。


多くの人に注目され影響を与えうる立場の人は、自ずと行動に大きな責任が伴います。昔から「有名税」と言われるように、それは不自由さや重圧でもあったりします。注目や賞賛の度合いが高ければ高いだけ、人々の期待に反した時には手痛いしっぺ返しを受けなくてはなりません。

本来スポーツ選手はスポーツで、役者なら演じる内容で評価されるべきなのですが、マスメディアが過多な情報を垂れ流し、さらに近頃では一般大衆もあらゆるところでカメラを向け、ツイッターでプライバシーを暴くご時勢で、ひとたび大衆の期待を裏切れば大変です。ごく普通の人間として考えても反社会的であったり非常識であったりするのであれば問題ですが、私たちひとりひとりが、情報を冷静に判断できる人でありたいと思います。つまらないことには過度に反応しないことが、不必要な程度の低い報道を是正していく道だと思います。


少し話がそれましたが、とにかくここまで来たら中日には日本一になってもらいたいです。