納得いかないこと
今朝のニュースで、福島でたまり続けるトリチウム汚染水を、薄めて海に流すか大気中に放出する方法が現実的で、さらに海のほうが確実性が高いという案を、専門家からなる国の小委員会が了承したと報じていた。
もうずいぶん前から言われている方法ではあるが、これが私にはどうにも分からない。基準値以下に薄めるというけれど、お味噌汁が濃いからといって、お湯で薄めてもお椀の中の味噌汁を全部飲めば摂取する塩分量は同じという話とどこが違うのだろう。
国の委員会に連なるような方たちなのだから、さぞかし賢い方たちの集まりだろうし、これほど長い時間をかけて検討もしてきたのだから、私などには分からない高度な思考の末に出した結論なのだろうとは思う。思いはするけれども、なにせ国のトップにいるのが「あの方」だ。「あの方」が集めた「優秀な方たち」が本当に信頼に足るのか、不安になってしまう。
IOCの方々も、今となっては、さぞかし「アンダーコントロール」という言葉を信じたことを後悔していることだろう。なにせ、義務教育レベルの母国語さえ理解しているのかあやしい方の発した「外国語」なのだもの。
はや今日から2月。
世の中は嫌なニュースがあふれているから、せめてブログには、ささやかなことでもいいから、美しい話や楽しいことを見つけて書くようにしようと思っているのだが、なかなか見つけられないでいる。
ひとつ良いニュース。昨年末ガンの見つかった友人は、右全摘手術を無事終えこれから抗ガン剤治療が始まるとの手紙が届いた。「もともとペチャなので、精神的ショックもあまりないんです」と、明るい彼女らしい言葉が綴られていた。
大腸ガンの手術をした私の知人は、抗ガン剤治療でほとんど副作用がなかったが、リリー・フランキーさんの『東京タワー』のオカンのように苦しむ方もいる。友人の抗がん剤治療が、どうか副作用少なく、順調にいきますようにと祈る。
いただきものの巨大な「あきひめ」、大きさが分かるようコーヒーカップに。
(自分で買うなら小さめの可愛いのが好みだけど、お遣い物なら大きくて立派なの、となるのは人情でしょうね)