チャリティーアート展の収支報告
先々週のチャリティーアート展から10日。やっと収支決算が出た。なにせ素人の初めての展示販売で、期間中展示するものもあれば即売品もあり、さらに毎日ワークショップも開催するという欲張りな企画だったため、終了して会計を締めたらピッタリ!とはいかず、出品してくださった作家の方たちと何度も連絡を取る必要もあったりして時間がかかってしまった。
6日間の開催で、即売品も含めた売り上げが293,200円。そのうちの半分を出品者の方にお支払い(なかには全額寄付しますと言ってくださった方も)し、ワークショップの講師の方からは、受講料の半分(こちらも全額寄付してくださった方あり)の41,000円をいただいた。また、期間中会場に設置した募金箱に37,736円の募金があり、経費を差し引いた152,240円を「3.11甲状腺がん子ども基金」に寄付できることになった。スタッフとして協力してくれたメンバーの負担は今までより大きかったが、おかげで昨年までとは比べ物にならない寄付額となった。
スタンディングのメンバーやその周辺から出品者を募り開催した今までのPeace展に比べると、今回は若い作家さんが参加してくださり、若々しい夢のある作品も多く、販売品には赤ちゃんのスタイやTシャツもあった。その友人や知り合いの方が来てくださったからか、来場者も昨年までより赤ちゃんを抱っこしたパパママなど、若い方が目に付いた。
そうした世代の方も、原発アンケートの表などを見てくれていたので、すぐ政治や選挙への関心というわけにはいかないかもしれないけれど、とにかく若い世代に影響を広げていきたいという私たちの願いが少しだけかなったように思う。
新聞社やFMラジオ局など取り上げてくれたメディアには、これから分担してお礼と報告に伺う予定でいる。
それにしても、私たちはこうして企画準備に入った5月頃から半年もかけ、大勢のメンバーが大変な労力をかけてやっと15万円ほどの寄付ができて大喜びをしているのだが、かたや国民の税金で自分の支援者を接待して恥じない人たちもいる。
世の中なんかおかしい!と思わずにいられない。
追い詰めましょう!