よんばば つれづれ

現在はこちらで書いてます https://hikikomoriobaba.hatenadiary.com/

ノンストップ2時間!

今日はトルコ人のTさんが訪ねてくる日だ。本当は練り切りの秋らしい綺麗なものを用意したかったが、まだ少々歩くのが大変なので、いつも利用するスーパーの和菓子コーナーで、秋の味覚「栗きんとん」を買ってきた。最初は栗きんとんに緑茶で、そのあとはいろいろなお茶を用意して、好みのものを選んでもらうことにする。

 

日本語は堪能だし、これまでの日本語教室での会話から、話が合いそうなことも分かっているが、それでもうまく話が弾むのは1時間くらいかなと推測していたのだけれど、あれやらこれやらさまざまな話題で話は弾み、気が付いたら時計は12時を指していた。午後は予定があるとのことであたふたとプレゼントをお渡しし、今後の交流を約してお別れした。

 

家でのんびり過ごすのが好きとか、家族はそろって食卓を囲むべき(トルコでは現在でも夜の食卓に全員揃うのが当たり前だそうだ)とか、日本人は忙しすぎ、なんでも必死になりすぎ・・・とか考え方がとても似ている。彼女の英会話クラスの5歳の女の子が、お稽古事でものすごく忙しく、願い事のいちばんが「自転車に乗りたい」で、可愛そうだと心を痛めていた。

 

ご主人の国はインドネシアだけれど、日本の暑さのほうが辛いそうで、彼女も来夏のオリンピックを心配していた。オリンピックと言えば、通訳のボランティアが不足しているので一緒に参加しないかと友人に誘われ、興味深い経験にはなるだろうと思ったけれど、とても暑いだろうし、混雑するし、ホテル代も自己負担でしかもオリンピック期間は高いだろうしと、悪条件が多いので断ったそうだ。やっぱり聡明だ。

 

この間の送別会でも伝えたのだそうだが、引っ越して落ち着いたら、新しい彼女の家でポットラックパーティーをしたいと思っているので、ぜひ来てくださいとお誘いいただいた。ラインでも繋がっているし、これからも交流を重ねていきたい。

 

 

f:id:yonnbaba:20191028131713j:plain

義理堅いTさん、この間あんなにいっぱい買い物を届けてくれたのに、今日も手土産を持っていらした。

 

f:id:yonnbaba:20191028141313j:plain

トルコのお茶と専用のグラスセット。