吹奏楽の東海大会見物と居酒屋「おいでん(三河弁で、いらっしゃいな)」
孫の吹奏楽部が県代表として東海大会に出場することになり、その会場が浜松ということで、前日の土曜日に息子夫婦が我が家に来て、大会当日の昨日は私もいっしょに会場であるアクトホールまで出かけた。
結果は、彼らとしては大健闘したものの、全国大会への出場権を手にすることはできなかった。けれども十分力を発揮してやり切った満足感があるのか、結果発表後に会場から出てきたメンバーは、どの子の顔も爽やかだった。
全国大会への切符を手にする代表3校は、ほとんど毎年私立の学校だそうだ。嫁の話によると、やはり資金の潤沢な私立は、楽器や練習環境の良いことは言うに及ばず、楽器の保管も温度調整の効いた部屋だったり、こうした大会の時に楽器を運搬するにもそうした配慮のなされた専用車両を持っていたりするのだそうだ(孫の学校では、普通のトラックに毛布でくるんで載せている)。
それでも本人たちがしごく明るい表情だったし、事前予想以上の力を出して、東海大会に出場できたのだから、上出来だったと言える。家族のひいき目(耳?)か、当日の演奏がなかなか良かったため、ひょっとして番狂わせが?という期待を抱いてしまった分、落胆が深くなったが、孫のおかげで楽しい経験をさせてもらった。
ところで、長野県が東海大会に出るというのが不思議な気がするのだけれど、高等学校の吹奏楽コンクールはそういうことになっているらしい。
大ホール内部。アクトシティのサイトより。
終演後ホールの外で部員たちの出を待つ人たち。
息子たちが浜松駅でそれぞれの職場への土産を買い、電車で豊橋に戻ると7時頃。私は彼らと行きたいレストランがあったのだが、今回は終了時刻が読みにくく、予約ができないというのでそのレストランはまた次のお楽しみとして、昨日は駅前の居酒屋に寄ることになっていた。で、私は、以前marco(id:garadanikki)さんがご主人との旅行中に豊橋に宿泊した折りに行かれ、いい店に出会えたと紹介していらした「おいでん」に行こうと決めていた。
ねぎもトマトも大好きな私は、早速九条ねぎの胡麻サラダとトマトスライスを注文。ねぎをこんな風に食べるのは初めて。モリモリ食べられて幸せ。トマトがまた、美しいだけでなく、どうして?と不思議に思うほどの美味しさだった。素材の良さプラス、料理人の切り方のみのシンプルな勝負。
もちろんメインの肉やホルモン、そしてお酒も、文句なし。一つだけ注文を付けるなら、締めの食べ物がみなボリュームたっぷりで、3人とも少々おなかが苦しく(美味しいのでついつい完食)、デザートにたどり着けなかった。
私の締めは鶏冷麺。嫁は鶏釜めしで、息子はまかないカレー。
いちおうメインのお肉を焼いているところも・・・。
(ウインナといい、カレーといい、私の育てた息子の味覚は「オコチャマ」だな・・・。)