今週は小学生の見守りの当番にあたっている。相棒は86歳の男性で、初日の月曜日はうっかり失念なさったようで、いらっしゃらなかった。
その日私が一人で黄色い旗を持って立っていたら、横断歩道を渡ろうとする男の子が、「もう一人のおばあちゃんはどうしたの?」と問うた。私の相棒はおばあちゃんじゃなくおじいちゃんなのだけれど、8人のメンバーのうち6人が女性だから、やはり女性のイメージが強いのだろう。
水曜日の今日、3時で下校するのは1年生のみだった。十数人のひと塊でガヤガヤとにぎやかにやってきた1年生たち。一人の女の子が歩道から団地の敷地の草むらに入っていき、ピンクの草の花を摘んできた。その小さな小さな一輪を「ハイ」と私に差し出してから、横断歩道を渡っていった。「さようなら!」「ありがとう!」。
しょっちゅう目にしているけれど、名も知らなかった草の花。調べてみると、「イモカタバミ」という名だった。
月曜日、見守り当番を忘れたYさんが、お詫びにと家庭菜園で収穫したキュウリを持ってきてくださった。あまり大きくて立派なので、よく分かるようにボールペンを。