このところ寂しい参加状況の続くコスモス会、今日は料理教室なので、久しぶりにいくらか賑やかになるかしらと期待した。しかし残念ながら、講師を務める会の代表を含めて7人で、調理台を2台使うのも贅沢に感じるほどだった。
それでも、ご主人が隣の豊川市で韓国料理のレストランを営んでいるという韓国人のYさんと、自身はトルコ出身で、新婚のインドネシア人のご主人の仕事の都合で今は日本住まいのTさんのお二人が参加してくれたので、人数は少ないながらも国籍は3か国にわたった。
TさんもYさんも、私が手伝っている「ふれあい日本語教室」に最近入られたのだけれど、二人とも今どきのいい加減な日本語をしゃべる日本人より、よほど流ちょうに話され、日本語についての質問も高度だ。
Yさんはご主人のお仕事の影響もあるのか、日本料理にとても興味を持っていて、この料理教室に誘った時も即座に参加したいと言われた。Tさんは母国語のトルコ語、お連れ合いのインドネシア語、そして英語、日本語の4か国語を話せるクァドリンガルで、日本語検定2級の所持者でもある。
Tさんが親子丼の玉葱を刻んでいるのを見て、その白い手が、シミもしわもなくツルツルのピカピカで惚れ惚れするほど美しく、思わず写真に収めてしまった。
親子丼と豆腐とわかめの味噌汁が出来上がり。今日は簡単な料理だったので、調理の前と後とに、ゆっくり初対面の人が挨拶をしたり、おしゃべりする余裕があった。
来週は、この3月で留学を終えるご主人と、1月に日本で生まれた赤ちゃんを含め4人のお子さんを連れてインドネシアに帰国するDさんを送るポットラックパーティーをする。臨月ギリギリまで熱心に日本語教室に通って来てくれたDさん。来週こそは大勢の人が来てくれることを期待したい。