農作物の豊凶を占う神事「柳からみ」
先日「水下げ」について書いたりしたものだから、かの地で旧暦正月七日に行われる「柳からみ神事」を思い出してしまった。
こうした神社の神事は、当然その神社の神職が行うものと思っていたが、慶長18年(1613年)から続くというこの神事は、私のかつての婚家の当主が代々行ってきたのだそうだ。私が子供たちを連れて出なければ、今頃21代目当主となった長男が行っていたのかも知れない(現実には別家の方が引き継いでいるらしい)が、裃を着た息子の姿などとても想像できない。
長いことこの神事については考えたこともなかったのに、寒波から水下げ・・・と、連想ゲームのように今朝なんとなく思い出し、そう言えば今年はもう済んだ頃かなと検索してみたら、ちょうど今日がその神事の当日だった。今年の作柄はどんなふうに出るだろう。ちょうどそろそろ始まるころだ。