冷や汗ものの読書感想
marcoさん(id:garadanikki)が今日のエントリで言及してくださった。「端的でわかりやすいあらすじが書ける羨ましい人」として。いつもmarcoさんの深い読み方に感心し啓発されている私としては、非常に嬉しいことなのだけれども、あらすじは苦手なのでなんだか大変面はゆい気もしている。
私のブログの中で、一番アクセスの多い記事が伊坂幸太郎さんの『グラスホッパー』について書いたエントリだと思う。伊坂さんの人気のお陰もあるのだろうが、映画が公開されたときには、何年も前の記事にどっとアクセスがあって驚いた。
ところがその人気記事が、作品を読んでない人には「サッパリ、はてな?」なものなのである。あらすじの紹介もなく、いきなり私自身の迷宮に引っ張り込んでいる。せっかくご訪問くださったかたも、これでは訳わかんない書き手のブログだと思われることだろう。
ちょっと「本・動画等感想」カテゴリの古いエントリを見直してみる。一番最初の読後感想がこれ。少しは成長しているだろうか。いやもうこの歳で成長は無理か。
悲しいことに読む片端から忘れ、ひどい場合はあらすじどころかタイトルすら忘れてしまう近ごろだが、そんななかでも、心を大きく動かされ深く刻まれた作品『悼む人』の感想。
12月の半ばから、家事に専念しなければ・・・と本を借りるのをやめた。お正月気分が抜けると今度は育児記録や家計簿などの整理に没頭し、珍しく長い間読書と離れていた。昨日久しぶりに市民館に出かけ、本を借りてきた。あらすじを上手にまとめ、感想を書きたくなるような読書になるかどうか・・・。
これが本の正しい使い方だニャ! (ウェブサイトから借りました)