スマホ復活、私の健康体も復活なるか?
3年前までは携帯電話などなくても何の痛痒もなく暮らしていたのに、持ってしまえばなくてはいられず、昨日はショップの開くのを待ちかねて飛んで行った。けれどもついていない時はついていないもので、休業していた(当市では商店の休業は水曜日が多い)。
今日は午前中はコスモス会だったので、雨の降り出した午後、再度モバイルショップを訪ねた。故障かと思うが、もうすぐ3年なので電池パックの交換時期なのかもしれないと話すと、お兄さんが小さな道具を使ってスマートフォンの裏蓋を開けて電池パックを取り出し、もう一度入れ直して蓋を閉めた。そうして電源ボタンを押すと、アララ不思議、作動を始めた。
「故障でも何でもありません。接触不良だったようです」と言う。普通に使っていただけで、落としたわけでも何でもないのにそんなこともあるんですかと聞くと、あるのだと言う。やっぱり、たまにはへそを曲げて休憩しよう!という魂胆だったとしか思えない。
なんにしても、お金もかからず、データも飛ばず、あっけなく一件落着したのだから文句はない。
スマホ問題が解決したら、次は自分の身体だ。どう頑張っても少々ぎごちない歩き方しかできないほどになってしまい、このまま放っておくわけにはいかなくなった。観念して整形外科に行こうと思ったが、おそらく病院に行っても診断がつかない(病気以前の不具合のように思う。腰痛でさんざん経験済み)ような気がするので、何となく今まで敬遠していた「鍼灸マッサージ」という所に頼ってみることにした。
ネットで自宅から近いところを検索。最近開業した治療院が評判も良く、しかも無料体験を受け付けているとあったので、電話で申し込み、行ってきた。問診と痛みのメカニズムや治療の方針の説明の後、実際のマッサージを15分ほどしてくださった。
歩くと痛みの走る部分を揉みながら、「痛いですか」と聞かれる。痛いのだけれど、我慢できない痛みでなく、なんと言うのだろう、「イタ気持ちいい」ような感じだ。私は自分の体へのコンプレックスからか、足や手を人前にさらすことや、体に触れられることが苦手だ。豊橋の駅前にもマッサージを謳うお店が何店も開業し、勤めの帰りに寄ることもできたのだけれど、さぞ気持ちよいだろうなと思いながら、私は無理・・・と頭から行く気はなかった。
それで家で使えるマッサージチェアをまだ高価だった13年前に奮発した。大変快適だし、ICが搭載されているので、どんどん自分好みにアレンジできるようになってはいるが、やはり人間がするような訳にはいかない。今日マッサージを思い切って体験してみたら、気持ち良いし、これなら根本的治療が得られそうな気がして、しばらく通ってみようという気になった。
母の受けた足つぼマッサージも、信じられないほどの効果があったことは、いくら疑り深い私でも、この目で実際に見たのでよく分かっている。
97歳、寿命が切れる寸前の母にさえ、足つぼマッサージが起こした奇蹟
鍼灸マッサージ院からの帰り道、少しだけ足取りも軽くなっていた。さてさて、2、3か月ののち、私は痛みのない体に戻れるだろうか。
100歳と90歳、この子たちに体の痛みはあったのだろうか?