台風接近中、そして「閉会中審査に稲田氏を呼んで!運動」
横殴りの雨が降っている。現在だいぶ台風5号が愛知県に接近中のようだ。今日は夕方からドキュメンタリー映画『抗い』の上映会があるのだけれど、この天候では観客も少なくなってしまいそうだ。私も出かけるつもりだったのだけれど、ちょっと迷っている。まだこれからさらに近づいてくるのだから。
『抗い』は、朝鮮から強制連行されて九州の炭鉱で働かされた人たちを扱った作品だ。昨年11月に感想をアップした『三たびの海峡』を思い出す。
これはフィクションだったけれど、この映画はドキュメンタリーだ。70年以上前のことをどんな風に描いているのかと思い、調べると、「福岡県筑豊での戦争の悲劇や朝鮮人強制労働問題といった歴史の闇に葬られそうなさまざまな事実を、徹底した聞き取り調査によって記録し続けている記録作家・林えいだいを追ったドキュメンタリー」と映画の紹介にあった。
さらに説明は「82歳という年齢で悪性のがんに侵されている林は、放射線や抗がん剤治療を続けながらも、現場に足を運び、史実を追い求め続けている。そんな林が作家人生の集大成として取り組むのが、旧日本軍の特攻作戦の影で若い兵士が殺された事件の裏に隠された、民族差別による冤罪疑惑の真相だった。監督は戦争をテーマにしたドキュメンタリー番組を数多く手がけたRKB毎日放送のディレクター、西嶋真司。朗読を田中泯が担当している」と続く。見たい気持ちがつのる。
さて、週末の内閣支持率調査は案の定少し上昇したことを伝えるものがほとんどだ。まだまだ大半は不支持の方が上回っているし、加計問題も陸自の日報問題も納得できないという声が圧倒的だけれど、今日の時点では自民党は稲田元防衛大臣を閉会中審査に出席させることを受け入れていない。首相も出席しないという。
「テレビの前でぼやいていないで、きちんと届けるべきところに声を届けよう」という我らが「じじばばの会」は今日明日また新たな取り組みを仲間に呼びかけている。これも数が重要なので、インターネットを使って拡散も呼びかけている。閉会中審査はもうしあさってのことなので、超、超、緊急だ。
***フェイスブックで”言いだしっぺ”が呼びかけた文章***
「10日の閉会中審査に稲田氏を、という記事やニュースを出して」というFAXや電話を新聞社やテレビ局にするという取り組みを始めました。 愛知の一都市だけでは力になりません。どうか皆さんもやりませんか?そういう声もすでに届いているそうですよ。
これに大手新聞3社の電話とファックス番号、テレビ局は新聞の番組欄の上部に電話番号が記載されている旨の連絡がメールでメンバーに回った。
もっと重要な問題もたくさんあるのだから、いつまでもこうした問題にばかりかかずらっているべきではないという意見がある。一見もっともだけれど、根本の信頼が揺らいだままでは先に進めないのではないかと思う。
土曜日の狭山カフェでも思ったことだけれど、人間は間違いをおかす。大切なのはその間違いを素直に認め、謝罪すべきは謝罪し、そして同じ間違いをしないようにすることだ。どんなに偉い裁判官であれ大臣であれ、同じだと思う。どうもこの国の偉い人たちは、間違いを認めたら権威が失墜すると思い込んでいるようだが、国民はそんなに狭量ではないだろう。多くの人が求めているものは、間違ったのなら正直に認め、謝って、改めるべきは改めて前進することだと思う。嘘に嘘を重ねてごまかそうとしているのでは、先に進めない。
再度登場、ドリームの「ごめん寝」
お偉い方々に成り代わって・・・しょうがないニャー!