よんばば つれづれ

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小学校の卒業式とPeace展初日

ブログ友のえむこさん(id:emukobb)が、Peace展初日に真っ先に駆けつけてくださった。おいでになれるのが16日か20日ということだったので、私の当番を担当する日をそれに合わせたのだが、あいにく16日は地元の小学校の卒業式とぶつかってしまい、どうしても午前中は会場に行くことができなかった。

 

そんな訳で、2年ぶりにお会いできるかと楽しみにしていたが、すれ違いになってしまった。絵画、書道、短歌、俳句、バルーンアート・・・と多岐にわたる(”言いだしっぺ”は文化祭のノリと言う)作品展をお楽しみいただけただろうか。

 

私が会場にいた時間帯に来てくださった30代くらいの女性の方が、「いろいろな作品があって、しかもどれもなかなか力作で楽しいですね」と話しかけてくださった。「もともと、こういう作品をつくるグループという訳ではないので・・・」と言うと、「普段はどんな活動を?」と聞かれ、おととし一人の男性が駅前でサイレントスタンディングを始め・・・というグループの略歴を話し、現在は毎週金曜日の6時から駅前で立っていることや、これまでさまざまなイベントもしてきて、それで名前も+(プラス)が付いたことなどを話した。

 

今回のPeace展はあまり政治色を強く出さないようにしているが、作品を作った人々の思いは知らず知らず見る人に伝わるようで、この女性はしっかり私たちのメッセージを受け止めてくださったようで、とても嬉しかった。

 

この間中学校の卒業式で感激してもらい泣きしたが、今日の小学校もまたまた素晴らしい卒業生と在校生の合唱の交歓で、感動してしまった。歌って、音楽って、本当にいいなと思う。卒業生の男子が結構女の子より早く目をこすり始め、泣いている子が何人もいた。「男は泣くな!」と躾けられた時代とは変わってきているようだ。

 

変わると言えば、学校教育の現場は何十年たってもあまり変化がないと以前書いたように思うが、今日の小学校の卒業式は来賓祝辞はPTA会長だけというシンプルさで、いくらかは児童に重点を置いたものに変わって来ているように感じた。

 

卒業証書を受け取る時にキッチリ隣りの子とお辞儀を合わせるなどの、あの軍隊調がなくなればもっといいのにと思う。一糸乱れず、キッチリ揃って・・・を美しいとする価値観はなくしたい。森友学園の教育や、それを応援していたお偉い方々の目指す教育などは、まさにこの美意識で貫かれているように思う。

 

 

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ギャラリー珈琲茶房 縁六さん

 

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奥に見えるのがギャラリースペース

 

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今日の卒業式の控室で供された菓子 中は塩漬けの桜の葉が刻み込まれた桜餡