よんばば つれづれ

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「こどもホスピス」「国民の怒りの声」褒めたり叱ったり

昨日のニュースで、こどものホスピスというのを紹介していた。調べると、このプロジェクト自体はすでに何年も活動期間を費やしてきているようだ。そして今年の4月に「TSURUMIこどもホスピス」がオープンしたらしい。

 

経営は全て民間企業の寄付で成り立っていると言っていた。そうして画面にセレモニーで挨拶するユニクロの柳井社長が映った。へ~、柳井社長はこうしたことにも協力しているんだ・・・と感心した。たしか柳井さんは、東日本大震災のときにも個人として億単位の寄付をしていた。

 

少し前にヤフーのトピックの所で「ユニクロ値下げするも売り上げダウン」とかいう記事を目にしていたので、経営が振るわなくなって、このホスピスへの出資を打ち切るなんてことにならないよう、買って応援しなくてはと思った。

 

今回の熊本地震でも、多くの有名人がお金や物資の寄付、炊き出しなどを行っているが、インターネットにはそうした行為を「売名だ」「偽善だ」と叩く人が少なくないらしい。でも、言われた方々は気にしないで欲しいと願う。売名結構!偽善上等!だ。

 

表立つとこうして叩かれるからと、公表せずこっそりするより、どんどん私たちに知らせてほしいと思う。良いことはみんなで褒めよう。感謝しよう。企業ならそこの製品を買う、サービスを利用するなどして応援しよう。それが間接的に自分も援助に参加することになる。

 

反対に、悪いことや間違っていることにはきちんと怒りを表そう。我慢強いのは美徳であるかもしれないけれど、泣き寝入りはだめだ。武器を売っている企業や、嘘をついている企業に対しては不買という消費行動で文句を言おう。

 

三菱自動車の販売数が半減したというニュースを見て、まだ半分の人は買うのかと驚いた。ひとつ嘘をつく組織は、実はもっと嘘があるのではないかと思ってしまう。命を預ける商品なのに、そういう企業の製品を信じられるのだろうか。

 

今日、「国民の怒りの声」の立ち上げに際しての小林節先生のインタビューの動画を見た。小林氏は名称に「怒り」を入れることに抵抗があったようだが、選挙までの期間が短いのでインパクトを考えて飲んだようだ。

 

確かに小林氏の行動は私たちの「怒り」の表現だ。安倍政権に対してはもちろんだが、いつまでも党利や党略にばかりに縛られている野党に対しても。それを端的に表すには、少々スマートさには欠けても仕方がないかなとも思う。

 

ところでこの小林氏の行動にも、早速「野党同士でつぶし合うことになる」と野党支持者の中からも批判的な声が上がっている。インタビューでもそうした質問が出て、小林氏は「オリーブの木のような統一名簿を私はずっと主張して来て、それが少しも進まないから仕方なくこういう行動に出た。これがきっかけになってそれが進むのなら私は下ります。なりたくて出た訳じゃないので」と言っている。

 

選挙資金について聞かれたときも、「私たちは余裕のある人間なので、それくらい出しても」とか、「もうこの年になって失って困るものは女房しかないし」などとサラッと口にするのがとても格好いいと感じた。タックスヘイブンを利用してもたくさん財産が欲しいと思う人間と、なんという違いだろう。

 

 

世の中のことについて、自分なりに正しく褒め、叱り、憤りたいと思う。こうしてブログに書くと、私の知識不足で間違って怒っているときに諌めていただくこともあってありがたい。たまに見当違いな、いいがかりのような不快な意見がブックマークコメントに書かれることもあるけれど、それはそれでまた世の中ウオッチング、こういう人もいるんだなと思うことにして・・・。(しかし、私はどうもこの「ブックマ」の存在意義がよく分からない)

 

---小林節先生は非常に尊敬しておりますが、今回は敬語を省かせていただきました---

 

 

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今日市民館にリクエスト本を取りに行くときに街路樹の根元に見つけた可憐な花

 

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