毎年2月10、11日は豊橋の安久美神戸神明社(あくみかんべしんめいしゃ)の祭礼、天下の奇祭「鬼祭」が行われる。国の重要無形民俗文化財に指定されている。天照皇大神をまつり、創建は940年という歴史のある神社の祭礼だ。
「赤鬼と天狗のからかい」がこれから始まる
宵祭の今日は青鬼が出たり、厄除けの飴まきの行事などがあったようだ。習い事に通うNHK文化センターがこの祭りの町内にあるので、今日講座に行くときに通る家や商店に祭りであることを示す飾り物の花が立てられていた。
豊橋では祭りの町内の家は、こういう花を軒先などに飾る。
本祭りの明日は行事も盛りだくさん。
平成28年2月11日(木・祝)本祭
~天下の奇祭「豊橋鬼祭」~ 豊橋観光コンベンション協会:【最新情報】What's New
この鬼祭が、なぜか毎年とても寒い日になる。子供の頃の記憶でもとにかく寒くて、図画工作の時間に描いた鬼祭の絵はよく雪が舞っていた記憶がある。ああ、でも祭りでたんきり飴と一緒に大量の粉(小麦粉)をまくので、その粉が描かれていたのだろうか。
しかしとにかく寒い日が多い印象なのだ。そうして、「この祭りが終わると春が来る」と昔から言われているので、この時期になると「ヤレヤレ、やっと寒さもおしまいだ」とほっとする。
宵祭の今日、例にもれず冷たい風が強く吹き付ける寒い日だった。午前中NHK文化センターで受講して、午後はそのまま梅を見ながらの墓参に回ろうと計画していたのだけれど、あまりの寒さに予定は順延ということにして帰って来てしまった。
父よ、母よ、兄よ、ご勘弁!