よんばば つれづれ

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この国のかたち・・・私たちは独裁国家に暮らしているのか?

昨日全国に渦巻いた国民の怒りの声を、いまや安倍チャンネルと揶揄されるNHKはもとより、民放テレビ局までが一斉に黙殺した。第一次安倍内閣の時に、お友達内閣(この絶妙なネーミングもマスコミによる)の閣僚が不祥事や失言で交代が相次ぎ、マスコミに叩かれ、お坊ちゃん総理は体調不良を理由に政権を投げ出すことになった。

 

その経験に学んで、今回は政権を取るやマスコミの上層部を接待攻めにして抱き込み、さらにNHKのトップまでお友達で固めてしまった。第一次の時のマスコミの論調と比べるまでもなく、まるでどこかの世襲国家のテレビ放送かと思うような近頃の状況を見れば、彼の作戦が功を奏していることは明らかだ。権力を監視批判するマスコミの役割はいずこ?

 

アメリカはCNNがトップニュースで報じ、イギリスでもドイツでも中国でも大きく扱っているのに、インターネットから情報を得ず新聞もろくに読まない日本人が、一番昨日の国会周辺の大事件を知らずにいるのかも知れない。

 

matome.naver.jp

 

「ここまで落ちたNHK。参加した12万人が視聴料不払い運動を起こせ!…と、思ってしまう。」

こうツイートした方がいるのだけれど、全く同感。12万人どころか全国ではどれだけの人が参加したことか。自分たちの参加した活動があれだけの成果を上げながら無視されたのだから、受信料払わないぞ!くらい言ってもいいだろう。

 

と思っていたら、敵もさるもの引っ掻くもの。今日のニュースウオッチ9では野党党首の演説画面だけでなく、群衆の絵もちらっと見せた。こうしたツイートがたくさんあって関係者の目にもとまり、急きょ対策を講じたのかもしれない。

 

これほどの抗議行動が巻き起こり、世論調査でも「今国会で安保法案を成立させる必要はない」という意見が半数以上あるのに、60日ルールまで使って何が何でも成立させようとしている。私たちは本当に民主主義の国に暮らしているのだろうか。

 

今日も駅前でのスタンディングのあと数人で話した。もちろん廃案を目指すけれども、それでも強引に押し切られ成立してしまったとしても、私たちは決してあきらめない。私たちは決して忘れない。形を変えてもとにかく活動を続けていく、と確認しあった。私は「次の選挙の時には私はまたここに立ちます。憲法違反をした候補者は落選させよう!というプラカードを掲げて!」と誓った。

 

 

f:id:yonnbaba:20150831223509j:plain 国会前の人、人、人・・・

 

 

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夕闇が迫ってもこの群衆。延べ35万人もむべなるかな

(どちらもYahoo画像より)