猫の看護師さん、黒猫ラドミンス
特別猫好きでなくとも、心を打たれる話ではないだろうか。
「動物医療保護施設」というのはどういうものだろう。記事を読むと、ノラ状態で保護された動物で、医療の必要な場合に収容する場所らしい。日本にこれに該当するような施設があるだろうか。なにしろ日本は動物愛護に関しては大変な後進国。
こころみに「動物・・・」で検索してもヒットするのはこの記事ばかりなので、おそらくあまりこういった施設は存在しないのではないだろうか。ポーランドではどのように運営されているのだろう。公的なものなのか民間によるのか・・・。
それにしてもラドミンスくん、なんて優しいんだろう。以前ネット上で見つけた瀕死の(あるいはもう死んでいるのか)仲間をまるで「しっかりして」というように前足でモミモミする猫の動画を紹介した。
気ままで群れず自分勝手なイメージのある猫だけれど、こういう愛情あふれる仲間思いの猫もいる。というより、こうしたイメージは人間が勝手に作ったもので、仲間への思いやり溢れる猫も、それほど珍しいことではないのかもしれない。
うちのオーガストも、どうもドリームとは気が合わないらしくうるさそうにすることが多いのだが、トラブルがあって獣医さんのところに連れて行くときなど、バスケットに入れられてドリームが悲鳴を上げていると、「どうしよう、どうしよう」というようにバスケットの周囲をオロオロ歩き回る。帰って来た時にもそばに寄って心配そうな様子を見せる。
生きものの内で人間ほど冷酷で残酷なものはいないだろう。悲しく情けないことだけれど・・・。
いま現在の我が家のフタリ。