うちの猫たちのベッド。それぞれにあるが、冬場はひとつを2匹で使う。くっついた方があったかいから。で、小さなホットカーペットも片方にだけ入れて、一緒に使わせた。
おととしの冬は充電式の湯たんぽをそれぞれのベッドに入れていたけれど、二つとも故障してしまい、去年はその後継をどうしようと悩んだ。猫たちが使用しているときに電気を通じるのがちょっと怖かったのだけれど、毎日お湯を沸かすのも大変だし、充電式は壊れやすくて懲りたし、結局思い切って私が椅子や足元用に使っていた小さなホットカーペットを使ってみたのだ。
暖房の季節も過ぎ、やがて2匹くっついて1つのベッドを使う時期も過ぎ、寒がりのお婆さん猫たちもさすがに大分前からそれぞれのベッドを使っていた(もっと暑くなるとベッドは用済みになり片付ける)。一つはテレビの乗っているテーブルの下、一つはそのテーブルの隣で、テーブルの下はオーガスト、となんとなく2匹の間で取り決めができていたようだった。
それが、どういう訳か、今日の午後から、ドリームがテーブルの下のオーガストのベッドで寝てしまった。子供っぽいドリームのことだから、隠れ家っぽいオーガストの場所が、前からちょっと気になっていたのかもしれない。
夕方の「甘えタイム」で私に抱っこされていたオーガストが、満足して私の腕から出て、眠りにつこうと自分のベッドに行くと、なんと先客が!目の見えないオーガストは混乱するかもしれないと思い、私が「ドリームが取っちゃったから、ちょっとこっちを使ってね」と、空いているドリームのベッドに入れてやった。「えっ、ここ?」という感じでいったんオーガストはすぐ出てしまったが、じぶんのベッドに行くとドリームがいるしで、まだフロアにじかに寝るには早いし、やっぱりここで寝るしかないかと考え直した様子で、ドリームのベッドに入り眠ってしまった。