鬼まんじゅうを作りました
鬼まんじゅうというのは愛知県とあとせいぜい岐阜県くらいにしかないお菓子のようですが、私はこのお菓子が昔から結構好きでした。どこにでもあるものだと思っていたのですが、結婚して住んだ神奈川県にも、その後引っ越した青森県でも見かけることがなく、地域的な食べ物だったのだと知りました。
ネットで検索するとWikipediaでは「鬼饅頭」と漢字で表記していますが、やはり地元で育った者の感覚では「鬼まんじゅう」となっていないとピンと来ません。和菓子屋さん(高級店では扱いませんが)でもスーパーでもたいてい「鬼まんじゅう」と表記されているように思います。
店頭で見かけるとつい食べたくなって時々買っていたけれど、簡単なんだし今は時間もあるのだから自分で作ることにしました。
ジャーン(って、いうほどの物でもありませんが)!これが完成品。小麦粉の分量が少ないのでほとんどサツマイモのかたまりといった感じです。家で食べるのならお芋の皮をむかずに作る方が簡単で栄養価も高くていいのですが、今日は英会話教室に手土産で持って行くため、皮をむいて上品にしました。
会社に勤めていたとき、取引銀行に行く途中に、繁華街のアーケード通りでがんばって営業を続けている八百屋さんがありました。その八百屋さんが秋になると店頭で石焼芋の販売を始めるのです。ちょうど焼きあがる頃に通るとアーケードの中にいい匂いがただよって、思わず買って帰って会社の女性たちと食べたりしました。お店でおいしそうなスイートポテトを見ればついつい買いたくなります。サツマイモってどうやってもおいしい、魅力的な野菜です。芋類のビタミンCは加熱しても壊れにくいし、食物繊維は多いし、オトメの心強い味方です。
これからますますお芋のおいしい季節です。う〜んと仲良くしようと思います、太り過ぎだけは注意して・・・。