よんばば つれづれ

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友からの便り

宅配業者さんの仕事が少しでも年末に集中しないようにと、はやばやと11月中に贈り物を下さった(ねぎらっていただくほどのことはできていないので恐縮なのだけれど)happy-ok3さんを見習って、少々早すぎるのかもしれないが、私も今年のお歳暮は12月になるとすぐ届くよう手配した。

 

たいていお礼は電話だけれど、津軽の友人の一人は素敵な絵手紙でくれることが多い。長いこと書道を習っていて、文字もとても美しい。

 

彼女は私の婚家の隣に住んでいて、彼女の長男と私の次男が同い年だったこともあって話す機会が多く、気も合って親しくなった。そうは言っても、彼女は家付き娘(婿取り)で親への気兼ねはあまりしなくてよい立場だったが、私のほうは辺りでもとりわけ厳格な旧家の嫁だったため、子供の行事の折りなどに話すのが中心で、一緒にお茶に行ったりする機会はめったに持てなかった。

 

私が青森を離れたあともずっと交流は続いているが、顔を合わせたのは、私の孫が小学校入学前の12年前に、ねぷたを見せに行く長男一家について行った時の一度きりだ。その時はお互いにまだそれほど年を取ったなという感慨はなかったように思うが、これから会ったらどうだろうか。私より4歳近く若いうえに老けない顔立ちの彼女はともかく、髪も白くなった私はびっくりされそうだ。 

 

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兼業農家の彼女は、米やリンゴを作りながら長く勤めも続けてきた。過日お米とリンゴのお礼の電話をした時、いよいよ来年3月には65歳で退職すると言っていた。それで「人生これからよ」なのだろう。

 

いいなあ、この意欲!友の新しいステージの始まりを心から祝したい。

 

 

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